俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●方法俳句0285・比喩(直喩)=ごとく028・岩淵喜代子01・2016-07-01(金)

2016-07-01 04:56:00 | 方法俳句

●方法俳句0285・比喩(直喩)=ごとく028・岩淵喜代子01・2016-07-01(金)
○「登山靴命二つのごと置かれ」(『白雁』2012)(岩淵喜代子01)
季語(登山靴・夏) 「とざんぐついのちふたつのごとおかれ」(「俳句201209」より引用)【→方法俳句-索引1索引2索引3索引4 →俳人一覧(うえおかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:今日は山開き(富士山吉田口)の日。登山は夏山がシーズンなので夏の季語。高山で命をささえる登山靴が今は玄関に置かれています。

 

岩淵喜代子(いわぶちきよこ)
○好きな一句「箱庭と空を同じくしてゐたり」(『白雁』2012)02
季語(箱庭・夏) 「はこにわとそらをおなじくしてゐたり」

【Profile】:1936年、東京都出身。1976年「鹿火屋」入会。「」入会。2000年、埼玉県で「ににん」を創刊代表。第2句集『嘘のやう影のやう』で第1回俳句四季大賞受賞。『二冊の「鹿火屋」-→原石鼎の憧憬』にて第29回俳人協会賞受賞。

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