俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五感俳句0289・熱感09・竹中碧水史01・2016-07-25(月)
○「夕凪ぎて砂丘余熱を徐々に吐く」(竹中碧水史01)
○季語(夕凪ぎ・夏) 「ゆうなぎてさきゅうよねつをじょじょにはく」(→「現代俳句データベース」より引用)【→五感俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえお・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:ねっとりと汗がまつわる夕凪。日中の容赦ない陽光によって熱を帯びた砂丘。余熱を吐き出しながら徐々に夜を迎えます。
●竹中碧水史(たけなかへきすいし)(1929~2012)
○好きな一句「貝寄風や屋根にかぶせて漁網干す」02
○季語(貝寄風・春) 「かいよせややねにかぶせてぎょもうほす」(「角川俳句大歳時記・春」より引用)
【Profile】:大阪府出身。1948年「砂丘」創刊に参加。赤松柳史に師事。1999年「砂丘」主宰。