俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●方法俳句0287・比喩(直喩)=として01・高橋修宏01・2016-07-14(木)

2016-07-14 04:56:00 | 方法俳句

●方法俳句0287・比喩(直喩)=として01・高橋修宏01・2016-07-14(木)
○「炎昼の列柱として父ならぶ」(高橋修宏01)
季語(炎昼・夏) 「えんちゅうのれっちゅうとしてちちならぶ」(「俳人名鑑」より引用)【→方法俳句-索引1索引2索引3索引4 →俳人一覧(うえおかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:「父」とは硬質の人柱であり、数多の「父」が直列で並ぶ。ENCHUUとRECCHUUの語句の響きが句の緊迫感を昂めています。

 

高橋修宏(たかはしのぶひろ)
○好きな一句「漂うており炎天の朱の鳥居」(平成17年度第23回現代俳句新人賞受賞作品「亜細亜」30句)02
季語(炎天・夏) 「ただようておりえんてんのしゅのとりい」(「現代俳句データベース」より引用)

【Profile】:1955年東京都出身、富山市在住。 1995年より作句。1997年より→鈴木六林男に師事し、「花曜」入会。2000年「花曜」同人、第7回→西東三鬼賞受賞。 2001年、「」に参加し同人。同年、第2回現代俳句協会年度作品賞受賞。 2002年、第22回現代俳句評論賞、 2004年、第17回北日本新聞芸術選奨受賞。 2005年、詩集「水の中の羊」により第3回北陸現代詩人奨励賞受賞。第23回・31回・32回花曜賞受賞。「花曜」解散。 現代俳句協会会員、俳誌「豈」同人、詩誌「大マゼラン」同人。

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