俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●方法俳句0274・数詞効果015・長谷川久々子01・2016-04-14(木)

2016-04-14 04:56:00 | 方法俳句

●方法俳句0274・数詞効果015・長谷川久々子01・2016-04-14(木)
○「ふた親につともしび朧の夜」(長谷川久々子01)
季語(朧夜・春) 「ふたおやにふたつともしびおぼろのよ」【→方法俳句-索引01方法俳句-索引02 →俳人一覧()】

【鑑賞】:両親がふたりだけになった実家に久しぶりに帰ります。離れて部屋にいるらしく二つの灯が朧の夕暮に揺れています。

 

長谷川久々子(はせがわくぐし)
○好きな一句「模糊として男旅する薄氷
季語(薄氷・春) 「もことしておとこたびするうすごおり」

【Profile】:1940年生まれ。1967年、→長谷川双魚と結婚、句作の手ほどきを受ける。→飯田龍太に師事。1968年、「→雲母」巻頭作家となり第16回雲母賞受賞。1987年、双魚没後「青樹」継承主宰。2008年12月号(通巻730号)で終刊。第11回俳人協会新人賞受賞。

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