俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●色彩俳句0276・赤021・小林侠子01・2016-04-27(水)
○「古物屋の赤絵の皿に砂嵐」(小林侠子01)
○季語(砂嵐・春) 「こぶつやのあかえのさらにすなあらし」(「俳句研究198706」より引用)【→色彩俳句-索引01・色彩俳句-索引02 →俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)】
【鑑賞】:古物商の店先。いかにも高価そうな有田焼の赤絵の大皿には砂嵐の絵が描かれています。「砂嵐」「砂塵嵐」:地面が乾ききっている。そこに突風がおき、砂やほこりが舞い上がる風塵現象。春の季語。
●小林侠子(こばやしきょうし)(1911~1991)
○好きな一句「山国を発つ汽車が哭く涅槃の夜」02
○季語(涅槃の夜・春) 「やまぐにをたつきしゃがなくねはんのよ」(引用同上)