俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●方法俳句0276・同質回帰033・森潮01・2016-04-28(木)
○「釘函に釘ぎつしりと春の月」(森潮01)
○季語(春の月) 「くぎばこにくぎぎつしりとはるのつき」【→方法俳句-索引01・方法俳句-索引02 →俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)】
【鑑賞】:晩春の月が照らす釘箱。釘たちは月の下であるべき場所にぎっしりと押し合いながら収まっています。
●森潮(もりうしお)
○好きな一句「暮れ残る潦あり春の道」02
○季語(春の道) 「くれのこるにわたずみありはるのみち」
【Profile】:1949年、東京都出身。1975年、東京造形大学絵画科卒業。1988年より母の死をきっかけに俳句をはじめる。1989年「→杉」入会。父・→森澄雄に師事。2010年、「杉」主宰継承。詩・句集など本の装丁を多数手がける。