●方法俳句0274・数詞効果015・長谷川久々子01・2016-04-14(木)
○「ふた親に二つともしび朧の夜」(長谷川久々子01)
○季語(朧夜・春) 「ふたおやにふたつともしびおぼろのよ」【→方法俳句-索引01・方法俳句-索引02 →俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)】
【鑑賞】:両親がふたりだけになった実家に久しぶりに帰ります。離れて部屋にいるらしく二つの灯が朧の夕暮に揺れています。
●長谷川久々子(はせがわくぐし)
○好きな一句「模糊として男旅する薄氷」
○季語(薄氷・春) 「もことしておとこたびするうすごおり」
【Profile】:1940年生まれ。1967年、→長谷川双魚と結婚、句作の手ほどきを受ける。→飯田龍太に師事。1968年、「→雲母」巻頭作家となり第16回雲母賞受賞。1987年、双魚没後「青樹」継承主宰。2008年12月号(通巻730号)で終刊。第11回俳人協会新人賞受賞。
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