俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●色彩俳句0275・黄08・内田暮情01・2016-04-19(火)

2016-04-19 04:56:00 | 色彩俳句

●色彩俳句0275・黄08・内田暮情01・2016-04-19(火)
○「帰還馬の毛深き脛の黄土あはれ」(『現代名俳句集』1941)(内田暮情01)
季語(無季) 「きかんばのけぶかきすねのおうどあはれ」(「名句鑑賞辞典(角川書店2000)」より引用)【→色彩俳句-索引01色彩俳句-索引02 →俳人一覧()】

【鑑賞】:色彩の「黄」第8弾。黄土にまみれた毛深い脛のままに、前線から帰還してきた軍馬です。

 

内田暮情(うちだぼじょう)(1881~1946)
○好きな一句「太陽が心臓を洗つてゐる」02
季語(無季) 「たいようがしんぞうをあらつてゐる」(引用同上)

【Profile】:石川県金沢市出身。「天の川」同人。新興俳句勃興時に無季俳句を実践。軍医として大連に赴任し現地で没した。

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