俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○色彩俳句0216・○色011・髙勢祥子01・2015-03-04(水)
○「雨上がる肉の色して落椿」(「俳句」201306)(高勢祥子01)
○季語(落椿・春)
【鑑賞】:椿の花はいさぎよく散ります。花びらを散らすのではなく、「落ちる」のです。地面に横たわった椿はやや色褪せています。
○髙勢祥子(たかせさちこ)
○好きな一句「汲んできてゆたかにこぼす春の水」(『頬づえ』2006)02
○季語(春の水)
【Profile】:1976年神奈川県藤沢市出身。「鬼」、「街」入会。『火粉』により第3回北斗賞受賞。
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髙勢祥子掲載句
03水中に皿すべらせて七月よ(七月・晩夏)〈特集487・台所用具俳句1-6(皿)〉2020/7/17