俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五感俳句0219・冷感018・村上鞆彦01・2015-03-23(月)
○「乗り出して桜が冷ゆる水の上」(村上鞆彦01)
○季語(桜・春)
【鑑賞】:川岸の桜が川面の上にまで乗り出しています。川風に花が揺れて、花枝がきりっと冷されています。花筏になるまでのひと時の景です。
※【桜前線どのあたり】:今年の桜の開花は平年より早いようです。静岡、福岡、長崎、佐賀、宮崎、高知は22日に開花しました。東京は本日が予報です。
○村上鞆彦(むらかみともひこ)
●好きな一句「投げ出して足遠くある暮春かな」02
○季語(暮春)
【Profile】:1979年大分県宇佐市出身。中学の頃、友人の勧めにより俳句を始める。早稲田大学俳句研究会出身。大学進学とともに、→鷲谷七菜子主宰の「南風」に入会。南風新人賞・南風賞受賞。→山上樹実雄没後、「南風」主宰(→津川絵理子と共宰)。俳人協会会員。