俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○方法俳句0217・比喩(直喩)=めく05・山﨑千枝子01・2015-03-12(木)
○「冴返る夜は銀河めく街明り」(『日の翼』2006)(山千枝子01)
○季語(冴返る・春) 「さえかへるよはぎんがめくまちあかり」
【鑑賞】:春灯りとなりりつつあった街の灯。春が逆戻りとなるような寒さぶり返す夜は、街の灯りも銀河のようにきらきらと冴え返ります。震災忌を経た日本列島は真冬に戻ったかのようです。
○山﨑千枝子(やまざきちえこ)(1942~2020)
○好きな一句「ゆく水といふもいそがず初桜」02
○季語(初桜・春) 「ゆくみずといふもいそがずはつざくら」(「今はじめる人のための俳句歳時記新版(角川学芸出版)」より引用)
【Profile】:富山県出身。1979年「河」入会。1982年「朝霧」創刊入会、松本陽平に師事。「朝霧」終刊後、1996年「燎」創刊代表。俳人協会会員。日本俳人クラブ会員。