俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●色彩俳句0219・透明07・福永鳴風01・2015-03-22(日)
【→色彩俳句-索引 →俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)】
○「透明の傘に雨つぶチューリップ」(「俳句」200003)(福永鳴風01)
季語(チューリップ・春) 「とうめいのかさにあまつぶちゅーりっぷ」
【鑑賞】:廉価の透明の傘ですが、春雨を受けるには十分です。傘の曇った空には雨粒がところどころ張りついています。視界の下方には色とりどりのチューリップ。
○福永鳴風(ふくながめいふう)
●好きな一句「洗濯籠歳晩のもの溢れしめ」02
季語(歳晩・冬) 「せんたくかごさいばんのものあふれしめ」
【Profile】:1923年、富山県出身。1942年「ホトトギス」初投句初入選。1645年、帰郷して→前田普羅に師事。1980年「辛夷」を継承主宰。