俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五体俳句0216・足裏04・藤本安騎生01・2015-03-03(火)
【→五体俳句-索引 →俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)】
○「三月の足裏よろこぶ畦歩き」(『高見山』2009)(藤本安騎生01)
季語(三月・春) 「さんがつのあうらよろこぶあぜあるき」
【鑑賞】:寒さから解放されて少し柔らかくなった畦。一歩一歩土へめり込みたびに足の裏が喜んでいるようです。
○藤本安騎生(ふじもとあきお)(1928~2014)
●好きな一句「葛の花こぼれ葛城古道かな」(「俳句」200311)02
季語(葛の花・秋) 「くずのはなこぼれかつらぎこどうかな」
【Profile】:兵庫県川西市出身。1979年「運河」入会、→右城暮石に師事。1991年「晨」同人参加。2004年『深吉野』で第43回俳人協会賞。俳人協会評議員。