俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●方法俳句0177・比喩(直喩)=ごとく017・大井戸辿01・2014-06-05(木)
○「少女らは小鳥のごとし更衣」(大井戸辿01)
季語(更衣・夏)
比喩の常連「ごとく」であります。「ごとく」「→密林のごとく雪降る火の捨て場」(成田千空)、「ごとし」「→夜の新樹詩の行間をゆくごとし」(鷹羽狩行)、「ごと」「→春暁や潮騒のごと電車すぐ」(鈴木真砂女)と多様です。
○大井戸辿(おおいどたどる)(1927~2010)
代表句「おしまひにおのれの足へ水を打つ」02
季語(打水・夏)
神奈川県横浜市生まれ。→石田波郷に学び「鶴」同人を経て、1977年→岸田稚魚の「琅かん」に創刊同人として加わり、1989年「欅」創刊。俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)