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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●次元俳句0178・真中(空間)04・岸本水府01・2014-06-08(日)

2014-06-08 04:56:00 | 次元俳句

●次元俳句0178・真中(空間)04・岸本水府01・2014-06-08(日)

○「人間のまん中辺に帯を締め」(岸本水府01)

○川柳

【鑑賞】:いかにも川柳らしい連用止めの句です。川柳の「含み」が生きています。さて、解釈ですが…。「真ん中」ではなく「真ん中辺」です。誤差があります。人間ですから。上寄りや下寄りの帯があっていいのです。あくまでも「真ん中辺」でいきましょうよ。

 

岸本水府(きしもとすいふ)(1892~1965)

○好きな一句「道頓堀の雨に別れて以来なり」02

○川柳

【Profile】:三重県生まれ。川柳六大家のひとり。大阪育ち。コピーライター。1913年に西田当百等と共に番傘川柳社を組織し「番傘」を創刊しのちに編集主幹。番傘川柳社会長。日本文藝家協会会員。


岸本水府掲載句
03ぬぎすててうちが一番よいという(川柳)〈特集521・いろは俳句1-10(ぬ)〉2021/3/11

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