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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●色彩俳句0179・灰色01・津沢マサ子01・2014-06-18(水)

2014-06-18 04:56:00 | 色彩俳句

●色彩俳句0179・灰色01・津沢マサ子01・2014-06-18(水)

 

○「灰色の象のかたちを見にゆかむ」『橢円の昼』(1975)(津沢マサ子01)

季語(無季)

色彩の「灰色」、初登場であります。象を見にいくのではありません。象の形を見にいくのです。すでに象は具象ではなく抽象としての永遠の広がりを持ちます。「灰色」としての広がりを…。

 

津沢マサ子(つざわまさこ)

代表句「荒涼と生まれたる日の金盥」『同上』02

季語(無季)

1927年、宮崎県生まれ。1946年より俳句を書き始める。「東火」「四季」「東虹」「断崖」を経て、1967年より→高柳重信に師事。1981年「俳句評論」を辞し、以後無所属。毎日俳壇賞、俳句評論賞、第24回現代俳句協会賞。→俳人一覧(

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