俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●方法俳句071・同質回帰07・前田普羅・2012-01-19
○「雪山に雪の降り居る夕かな」(前田普羅01)
季語(雪・冬)
雪山に降るものはやはり雪でした。雪山に雨が降ることもありますが、雪山に雪が降ることがもっとも平安であるようです。
○前田普羅(まえだふら)(1884~1954)
代表句「雪解川名山けづる響かな」02
季語(雪解川・春)
神奈川県横浜市出身。1912年「ホトトギス」に初めて投句。1914年課題句選者。1921年俳誌「加比丹」を発行、7号にて廃刊。1923年横浜にて大震災に遭い、家財蔵書一切を失う。翌年、報知新聞支局長として富山市に赴任、「辛夷」雑詠選者、1929年「辛夷」の経営にあたり、報知新聞社を辞す。1945年空襲により富山県津沢町に疎開。1951年東京大田区に移住。
前田普羅掲載句
2012/05/25 03夏山や吊り橋かけて飛騨に入る(夏山)〈特集・言葉(橋)〉