俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●技法俳句071・平仮名表記06・小澤實・2012-01-20

2012-01-20 01:13:44 | 特集俳句

○技法俳句071・平仮名表記06・小澤實・2012-01-20

○「ゆたんぽのぶりきのなみのあはれかな」(『砧』1986)(小澤實01)

○季語(ゆたんぽ・冬)

【鑑賞】:湯たんぽの波打った様が、ひらがな書きのなかの数々のカーブのなかに表されています。象形文字の効果です。

 

小澤實(おざわみのる)

好きな一句:「貧乏に匂ひありけり立葵」(『立像』1997)02

○季語(立葵・夏)

【Profile】:1956年長野県長野市生まれ。→藤田湘子に師事。1982年鷹俳句賞。1999年年、「鷹」編集長を辞し、退会。2000年「澤」創刊主宰。1998年、第21回俳人協会新人賞。『瞬間』で第57回読売文学賞受賞。

小澤實掲載句

03盃をコップに代へよ春の雪(春の雪・三春)〈特集123・酒呑俳句1-2(雪見酒)〉2013/4/5

04公式のうつくしく夏果てむとす(夏果・晩夏)〈特集441・美し俳句2-10(うつくしき公式)〉2019/7/27

05神護景雲元年写経生昼寝(『瞬間』2005)(昼寝・三夏)〈特集625・元号俳句1-9神護景雲1〉2023/6/23

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