切られお富!

歌舞伎から時事ネタまで、世知辛い世の中に毒を撒き散らす!

無防備都市?ナポリ?!

2006-01-09 03:10:24 | ナポリ紀行
実を言うと、イタリア旅行は三度目だし、ローマだって三度目というわけで、ローマのフィウミチーノ空港やテルミニ駅の胡散臭そうなおっさん達(イタリア、特にローマには本当にフェリーニの映画に出てきそうな人相の、インチキ臭いホテル斡旋業者がたくさんいる!)を振り切りながら、クリスマスイブはローマで一泊。翌朝、安さ重視ということで、日本でいうところの準急列車に2時間半ほど揺られて、目的地ナポリ中央駅に辿り着いた!

欧米ではクリスマスというのは家族で過ごす日ということらしいので閑散とした駅前を想像していたわたしは、ナポリ中央駅の前で思わず絶句した!

凄まじい交通量と蚤の市並みの露天商の数!おまけに日曜日でゴミの回収がなかったせいか、町中がゴミだらけ!「こりゃあ、治安悪そ~」っていうのが偽らざるわたしの第一印象だった。

以前、ツアー旅行でイタリアに行った知り合いがガイドさんから言われた言葉、「ナポリだけは危ないから離れないように!」ってのも肯ける。(因みに、わたしはツアー旅行ってやったことがないのでよくわからない。旅先では日本人に遭いたくないからね!)

こんなことを書くと、「外国の都市はどこも結構ゴミだらけじゃん!」って言われそうだけど、わたしの海外経験から考えてもダントツの凄さだったし、今日日明け方の新宿歌舞伎町だってもうちょっときれいって感じ。(何で知ってるんだといわないように!)

いったい、「ナポリを見てから死ね」って言葉や、「ここにいると、ローマのことを思い出す気にもならない」と言ってのけたゲーテって何?って疑問が頭を駆け巡りながら、とりあえず、早く泊まる所を探そうって思い直した2005年のクリスマスのわたしでした。

イタリア紀行〈中〉

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無防備都市

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PS:画像はナポリ中央駅駅前のガリバルディ広場。(ヴィスコンティの映画『山猫』でおなじみのガリバルディの銅像が立ってます。)

山猫 イタリア語・完全復元版

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