今週のお題は、「ブログを始めてよかったなあと感じたこと」だそうですが、私にはいろんな意味で役に立ってますよ。
エクセル、ワードなどのパソコンソフトのおかげで、計算能力や漢字能力は著しく衰えた上に、メールの普及で会議や交渉、電話の数も減り、味気ない日々を過ごしていた時に出会ったブログ。
ここでは、学生時代さながらに自説をぶつけ合う人々(その中には自分の中に眠っていた"他人”も含まれますが…。)に . . . 本文を読む
今週のお題は「好きな漢字」ですか。難しいので、芝居ネタで言うとやっぱ「暫」(しばらく)でしょう。今月海老蔵が京都の南座でやってる芝居のタイトルで、歌舞伎十八番のひとつ。あの花道奥の台詞、「しばらく、しばらく、しばら~くう」は一度は真似したくなりますよね。
あと芝居ネタで思いつくのは、「累」(かさね)ですけど、不吉だ!。自分の親を殺した男とそのことを知らずに駆け落ちして殺されてしまう女の名前だしな . . . 本文を読む
幸せを感じるときといえば、<立ち読み&CD探し>ですね、やっぱり。
正直言って、たいした数を買ってるわけではないのですが、本屋やレコード屋で過ごしてきた時間は相当長いし、時を忘れますね。何が楽しいというわけではないのですが、なんだかいつも抑制が効かなくなるというのか…。
映画館で過ごした時間も人並みはずれて長いはずですけど、映画は終わる時間も決まっているし、一応映画を観たという「アリバイ」みた . . . 本文を読む
今週のテーマは「思い出に残った海外旅行」ということですが、私はヨーロッパにしか行ったことがなく、毎回行き当たりばったりなので、好い加減なものです。
イタリアはローマ、フィレンツェ、ベニスに行ったことがありますが、中でもベニスですね。夜中にベニスの空港に着き、船でベニスのサンマルコ広場まで行ったのですが、冬で人気のない夜の船着場にいる気分は正直恐かったです。しかも、その夜は濃霧。強盗にあったら、海 . . . 本文を読む
欲しい欲しくないを考えるのって、案外深遠。
「腹が減ったから飯を食うのか?、12時になったから飯を食うのか?」という言葉をいつも考える。例えば、ボーナス時期だから何か欲しいのか、とか。
拒食症の友達というのがいてよく考えたのが、体が栄養を欲しているのに心が食べ物を受け付けないという現象。よく、「本能のおもむくままに云々…」というようなことを言って、人間の動物性を強調する人を、私が信用しないのは . . . 本文を読む
あまりテレビを観る方ではないのですが、たまたまテレビをつけたら、病院での優太くんの様子が放送されていた。聞けば、病院関係者が撮影して、父親の許可のもと、公開されたとの事。
少数意見かもしれないが、奇跡的に助かり療養中の子供くらいはそっとしておいてあげればいいのにという気がしますが…。最近のお医者さんってこういうサービスもするんだなと。(過熱した報道対策なのかも。)
情緒的な映像より、今実際に求 . . . 本文を読む
今週のテーマは難しいですね。実際に被災された方もいるわけだし…。
いろんな方のブログを見て考えたんですが、結局、防災対策って基本的には、インフラがダメになったときの対策ってことですよね。でも、そんなこと個人でやるには限界がある。
要するに、日々安からぬ住民税を払っている自治体に責任を持ってもらう他無いのかなというのが私の印象。災害が起きた際の避難所の案内だけでなく、どういったことができ、どうい . . . 本文を読む
この番組ぐらい、日本人ってリテラシー高いんだなって思う番組はない。
マンガもアニメもそれ程関心のなかったわたしだが、鋭く深い批評性と出演者の遠慮の無い物言いに、戦後教育も一面悪くはなかったんじゃないと言いたくなって来る番組。
「でも、所詮マンガとアニメでしょ」ですって?
マンガやアニメがインターナショナルな評価を勝ち得ているなんてことは当たり前だから今更だけど、それじゃあ、他の映画、文学、政治 . . . 本文を読む
読書の秋というと、カーディガンを着た女性がテラスの藤掛椅子に座って物憂い午後を紅茶を片手に…、なんて調子でやってると白髪もはやく増え、頭もはやくぼけてきて、ろくな歳のとり方をしないに決まってる。(そんな人が世間知らずでオレオレ詐欺なんかに騙されるんだな、きっと。)
椅子から飛び起きて、早足で大股に歩きたいわたしの読書は斜め読みのガンガン読み飛ばしが基本だけど、騙されたくなくて自分の頭で考えるため . . . 本文を読む
正直言って運動会にまつわる記憶は一切なし。
(わたしは生来サボり魔なんで。)
運動会ってそもそも海外にはあるんですか?
どうも運動会って、明治以降の日本の富国強兵政策の匂いがしてイヤなんですよね。軍隊式ってやつ。軍隊そのものが駄目っていうんじゃなくて、無根拠で無論理な根性主義というのが。
順位を敢えてつけないっていうのも、「みんな仲良し」って感じの息の詰る集団主義だし。
こんなネガティブな話 . . . 本文を読む
芸術って言葉好きじゃないですね。私はアーティストよりアルチザン、芸術より娯楽です。
わたしの知ってるモノ作りに従事している人をみても、気難しい芸術家タイプよりも気力体力の充実した楽天家タイプの方が多い。芸術って大学の先生とか評論家のためにある言葉なんじゃない?実際に作品を形成しているのは、具体的な技巧に消化されたアイデアだけですから。
映画監督の鈴木清順は「映画は娯楽だ。」と言ってるし、映画監督 . . . 本文を読む