いっしょに食べよう

60代おばさん、京都で夫とお気楽暮らしをしています。

喫茶店

2014年08月09日 | 京都ひとり暮らし



   カフェなんて言葉はいつから出回っているのでしょう。
   コーヒーと言う意味じゃないの?
   今や喫茶店なんて言葉は死語でしょうか。

   大阪に住んでいるころ、時々京都に遊びに来ました。
   美術展に行くのが一番の目的で
   その次ともいえるのが「喫茶店」
   京都にはすてき喫茶店がたくさんあったのです。

   あった、と言うのはわたしが好きだった「みゅーず」という
   喫茶店が今はもうないからです。
   高瀬川の横にあってクラッシックが流れる「名曲喫茶」って言うのかな。
   
   2階建てで電車のシートみたいな席、
   当然クラッシックが静かに聞こえて
   おひげのおじさんが本を読んでいたり、
   わたしは勝手に「教授がいる」なんて

   今でも「フランソワ」「築地」というお店はあると思います。
   あ、「六曜社」も時々行ったかな。

   京都で一番有名な喫茶店は「イノダ」でしょう。
   観光客が写真を撮っているのを見たこともあります。
   ここは実家の両親お気に入り。
   わたしは店は好きだけれど入ることはあまりないです。

   イノダのコーヒーは少し酸味が勝っているので
   苦味好きの私の好みとはちょっと違う。
   そしてカップはかわいいけれど飲みにくい。

   昔(このばやいは30年くらい前の独身時代と言う意味です) 
   京都のコーヒーは濃くておいしかった。
   イノダでさえも少し薄くなった気がする。

   真夏でも喫茶店で飲むのは熱いコーヒー

       

   おととい、妹のお使いで出かけたときに寄った喫茶店ですが
   席待ちのお客さんが多くて諦めました。

   お茶飲むのも待つだなんて「昔」は無かったよ