この時計は、長男が中学校の時の技術の時間に作ったものだ。
長男の学校の技術家庭科は、木工工作を主に行っていた。
ペーパーナイフ、まな板、スパゲティスケール、玄関のネームプレート、
ハンガーなど数多くの作品が完成した。
その腕前は作るたびごと上手くなり、長男は物作りに目覚めていった。
しかし次男はまだその様子もなく、冬休みの宿題に四苦八苦している。
あれは確か次男が、小学校の1年生のことだった。
初めての図工の工作で、動くおもちゃを作って持って帰った時のこと、
彼はそのおもちゃを引っ張り得意気に「ワルと言う名前なんだ」と私に言った。
早速、会社から帰ったばかりの夫にも急いで見せ、
「ねえねえ、これ○○が作ったんだ、名前は確かーっ、えーっと、ボロっていうんだって」と私。
それを聞いていた次男が泣きそうな声で「ボロじゃないよ。ワルだよお」
確かに2文字でどちらかと言うと良くない印象の名前だったんだケド…
その後は、何を言っても後の祭りだった。
彼の美術の成績は今でも、はっきりいって良くない。
きっとこの時のことがトラウマになっているんだろう。ごめんね。
でも君も必ず、物作りに目覚める時が来るから、その日まで頑張れ!
(現在技術で製作中の水槽置きの棚は、いつの間にか本棚に変更されている…)
長男の学校の技術家庭科は、木工工作を主に行っていた。
ペーパーナイフ、まな板、スパゲティスケール、玄関のネームプレート、
ハンガーなど数多くの作品が完成した。
その腕前は作るたびごと上手くなり、長男は物作りに目覚めていった。
しかし次男はまだその様子もなく、冬休みの宿題に四苦八苦している。
あれは確か次男が、小学校の1年生のことだった。
初めての図工の工作で、動くおもちゃを作って持って帰った時のこと、
彼はそのおもちゃを引っ張り得意気に「ワルと言う名前なんだ」と私に言った。
早速、会社から帰ったばかりの夫にも急いで見せ、
「ねえねえ、これ○○が作ったんだ、名前は確かーっ、えーっと、ボロっていうんだって」と私。
それを聞いていた次男が泣きそうな声で「ボロじゃないよ。ワルだよお」
確かに2文字でどちらかと言うと良くない印象の名前だったんだケド…
その後は、何を言っても後の祭りだった。
彼の美術の成績は今でも、はっきりいって良くない。
きっとこの時のことがトラウマになっているんだろう。ごめんね。
でも君も必ず、物作りに目覚める時が来るから、その日まで頑張れ!
(現在技術で製作中の水槽置きの棚は、いつの間にか本棚に変更されている…)