もちろん家計は火の車

読書と映画、クルマにゲーム……いろんなものを愛しつつ、怠惰な日常を送るオッサンのつぶやき。

人間、それは「“言い間違い”をする生き物」である……という話

2010年02月25日 | 日常

人間とは、間違いをする生き物である。
日常生活の1コマの中で
「言い間違いをする」なんてことも、少なくない。
先日、“バンクーバー五輪”のスキー・ジャンプ競技の
テレビ中継を見ていたときのこと。

画面の中では、各国から選ばれた
ジャンパーたちが、華麗なワザを披露している。
次々と大ジャンプしては、滑空する選手たち。
その様子を見ながら、同居人が一言。
「なんかさぁ……マタタビみたいだね」。

はて……マタタビ?
たしかに我が家では、2匹のネコを飼っており、
“マタタビ”という言葉が使われることも多い。
(ごくフツーの家庭の場合、
そもそも“マタタビ”という言葉が使用される
機会など、限りなくゼロであると思われる)。
でも……この局面で、なぜマタタビ?

一瞬、真剣に考え込んでしまった。
空中を滑空しているジャンプ選手の姿勢が、
どことなく「マタタビの実」の形に似ているのか?
それとも、ユニフォームのどこかに、
「マタタビの実」の形をした模様でも、入っているのか?

次の瞬間、気づいたのであるが……
それって、要するに「ムササビ」の間違いではないんか、と。
そう思った瞬間、なんかこう、ガクッときたね(笑)。
そこで「マタタビかよ!」と。

ことほど左様に“言い間違え”ってヤツは、多い。

振り返ってみるに、わが人生で耳にした言い間違えで
「もっとも衝撃的だったヤツ」は、
かつて、わが母が口にした次のセリフである。
それが、どういったシチュエーションで飛び出した
発言だったのかはすっかり忘れてしまったが、
そのインパクトの強烈さから、
フレーズだけは、いまもハッキリと覚えている。

(それでは、わが人生で耳にした
「もっとも衝撃的な言い間違え」、お聞きください)。

マイ・マザー曰く、「人の土俵でマワシを取る」……。
もう一度、書く。
「人の土俵で、マワシを、取る」(!)

言うまでもないことであるが、これは
「人の土俵で相撲を取る」と
「人のマワシで相撲を取る」という表現を
ゴッチャにした挙句、「なんかもう、
スゴイ表現になってしまった」パターンである。
人の土俵でマワシを取っちゃったら、ヤバイよママン……(笑)。
(そりゃ、単なる「公然わいせつ」ですw)

そんな、陽気でファンキーだった母も今は亡く……
な~んて書けたら、ちょっぴり
「ハート・ウォーミングな」エントリになりそうなものだが、
実家に帰れば、彼女はまだまだ健在である。
というか、こうしている今も
とんでもない言い違えを発明している真っ最中の
可能性が決してゼロではなく(笑)、侮れないものがある。

とにかく、みなさまも
「“言い間違い”にはご注意ください」と、ま、そういう話である。


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