何を隠そう、ブログ主は「ものすごい悪筆」である。
でもって、「筆圧が強い」というオマケつき(ついでに書くと、左利きw)。
要するに、人前で美しい文字をスラスラ書く……なんて世界からは
もっともかけ離れた生活を送っている人間である。
で、それで困ったことがあるかというと、実はそんなことはなかったりする。
いまや「デジタル全盛」の世の中であるからして、実際にペンを手にとって
「何かを書く」という機会が、いまではほとんどなくなってしまったのである
(あ、でも結婚式の受付では、けっこう肩身の狭い思いをしてるかも……?wwww)。
ま、そんな人間であるからして、実を言うと“文具への思い入れ”は
それほどのことはない。安くて使い勝手がよければ「それでオッケー!」という主義。
オレンジ色のボディが目印のbicのボールペンなんか、
安価でタフで書きやすくって、最高の筆記具だと思う。もうね、じゃんじゃん使い捨ててるしw。
(ただし、仕事をするうえで「ゲンのいいペン」への愛着はあったりする。
詳しく書くとアレなのだが、そのペンを使っていると
「いいことがある」とか、要するに、そういうヤツね!)
で、だ。こんな人間であるブログ主が、思わず「一目ぼれ」してしまったペンがある。
「第5世代のペン」をキャッチ・コピーに、高級万年筆メーカー=
パーカーが販売している「パーカー インジェニュイティ」である。
「第5世代のペン」というのは、要するに
第1世代=万年筆、第2世代=ボールペン、第3世代=水性ローラーボール、
第4世代=ペンシル(シャーペン)……という風に定義した場合
「その次に登場するペン」という意味であるらしい。
このペン、けっこう大々的に広告を展開しており
ブログ主も“その存在”だけは知っていたのであるが、
先述したような理由により「別に興味はなかった」というのが、正直なところである(笑)。
←新聞なんかで、大々的な広告を打ってますね!
ところが……。
先日、某文具店をひやかしているとき、この「インジェニュイティ」を
試し書きさせてもらえる機会があった。で、実際に使ってみたら……
お世辞でなく、このペン、すごくいいかも!!
ペン先のしなる感じだとか、全体的なビジュアルといったものは
「万年筆そのもの」なのに、その書き味ときたら
もう、異次元という言葉がピッタリくるくらいの気持ちよさなのである!
……にもかかわらず。
万年筆特有の「少し引っかかる感じ」や「扱いの神経質な感じ」はゼロで
ただひたすらサラサラと書き続けることができる……なんつ~か、そんなイメージ。
実際、リフィルの交換なんかもカンタンになってるみたいで、
ベンリな道具として使い倒すのに、ぴったり。
う~~ん……いいな、コレwww。
で、気になるといろいろ調べてしまうクセが出て、
ネット上でアチコチほっつき歩いていたところ、このようなページに行き着いた。
こちらのブログを書いている「天狼院さん」は、
実は出版界ではけっこう有名な方で(ただ、編集さんではなく
「本を売る側の人」……要するに、有名な(もと)書店員さんということになる)、
この方の運営しているサイトは、ときどきチェックしてたりしたのである。
そうかぁ……あの天狼院さんも、この「インジェニュイティ」にハマったのかwww。
ただし、天狼院さんの場合、最初に「一目ぼれ」してから
実際に購入するまで、数ヶ月ほど時間がかかったらしい(ま、高価な買い物ですしね!)。
日記を読んでいると、その間のいろいろな心の動き&
実際にペンを手に入れてからのワクワク感のようなものが伝わってきて、
読んでいる側も、なんだか楽しくなってくる。
うん、この私も、あと数ヶ月くらいは
折に触れ「インジェニュイティ」のことを考えつつ、とりあえず過ごしてみよう。
なんつ~か、そういう期間の“ワクワク感”も含め、いろいろと楽しませてもらわないと、ね(笑)。
なんたって、「ペン一本」としちゃ、けっこうな価格の買い物ですから、ハイww。