もちろん家計は火の車

読書と映画、クルマにゲーム……いろんなものを愛しつつ、怠惰な日常を送るオッサンのつぶやき。

“『お笑いマンガ道場』の呪縛”について

2005年08月06日 | 日常
 「週明け8日の参院本会議がヤマ場」というわけで、新聞もテレビも“郵政改革”一色に塗りつぶされている……と、こんな風に書き始めると、なんだかちょっとだけ「頭が良くなったような」錯覚もしてくるが、ご安心ください。このBlogは「今日も赤貧にあえぐ私の心のシャウト」を綴る場所なのであって、別にニュースサイトでもなんでもない。よって、この問題については特に記すこともないわけだが、“郵政改革”をめぐる一連の報道を見ていて1つだけ、気になることがあったので、それについてだけ書いておきたいと思う。
 なんと、“参院亀井派の重鎮”というフレコミでマスコミに登場している防衛政務官の柏村武昭って、あの往年の名番組『お笑いマンガ道場』で司会を務めていた柏村アナじゃないですか……! そういえば、局アナを辞めた彼が「その後、タレント議員に身を転じた」ということは知識として知っていたものの、まさか今に至るまで議員をやってるとは思わなかった。しかも、いつの間にやらけっこうな大物になってるし……。
 思い返せば、『お笑いマンガ道場』という番組ほど数奇な人材を生み出し続けた番組も珍しい。実は私、この番組については“だん吉・なおみのおまけコーナー”がまだ“だん吉・エバのおまけコーナー”だった頃から観ていたというほどのファンなのだが(こう書いても、いまの若い人たちにはさっぱり意味不明なんだろうなぁ……笑)、その川島なおみにしても、今では「体の中をワインが流れている女」になり果てているわけで、なんだかなぁ……という感じである。関東で番組がオンエアされていた当時、番組レギュラーの中でいちばん売れっ子に見えていたのが「“車だん吉”であった」という事実も、時の流れの残酷さを浮き彫りにして見せてくれているようで、趣深い。当時、車だん吉は川島なおみのことを「単なる若いお姉ちゃん」程度にあしらっていたと記憶しているが、仮に今、テレビ局の廊下で両者がすれ違ったりすると、いったいどういうことになるんだろうか?
 それにしても、政治家となったいまの柏村氏の、アゴ下の肉の弛みっぷりの見事さと来たら……。当時を知る者の1人としては、なんか泣けてくるというか、政治家という商売とは「かくもオイシイものなのか」と、痛感した次第である。
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