儒教が精神の主柱である中国人は立場を重んじる。
中国で先生というのは大変尊敬される職業である。
人を指導する立場であり模範にならなければいけないので
ジョークを言うなどとんでもないことだ。
立場には相応の態度が求められる。
共産党指導者は決してジョークを言わない。
たとえ外国を訪問中であっても立場は守られなければならない。
指導者のジョークは禁物なのだ。
イギリスのチャールズ皇太子は自分の職業について
「世界で二番目に古い職業」と言ったことがある。
「娼婦は世界で一番古い職業」という俗説に引っ掛けてのジョークだったが
日本の皇太子はそんなジョークを言うことは出来ない。
日本人も立場には厳しいものだ。
そのチャールズ皇太子だが
ブログの中で中国共産党指導者を「老朽した蝋人形」と揶揄したことがある。
なかなかユーモアのセンスがあるみたいだ。
皇太子はダライ・ラマ14世とも繋がりがあり、イギリス人はチベット人に好意的だ。
中国には立場上ジョークを言えない人が多くいる。
イギリス人から見ればそういう人々は蝋人形に見えるだろう。
彼らはいつかそれを溶かしてやろうと思っているが
その蝋人形が溶ける日は永遠にやって来ないかも知れない。
日本人男性と中国人女性が結婚するケースが増えていて
毎年1万組以上のカップルが誕生している。
だが当然問題も起きる。
その問題の本質というのは教育水準の違いといえるのではないだろうか?
結婚相手の中国人女性が都会出身の高学歴の女性ならまだしも
農村出身の教養のない女性の場合、日本での生活に馴染むにはかなり大変だろうと思う。
道を尋ねるにしても目的地まで車で6分とか5キロメートルと言われてもすぐにピンと来ないだろう。
だから会話が成立しにくい。
こういうことを一から教えないといけない。
1分がどのくらいの時間で1キロがどの程度の距離なのか?
大人になってからその感覚を覚えるのはかなり大変なことである。
いくら性格が優しくても次第に嫌気がさしてしまうだろう。
箸をきちんと持つことができる農民は少なく、
彼らが食べるときにはクチャクチャと音を立てる。
こういう習慣などを是正するのはかなり骨が折れる。
頭脳の洗濯は難関なのだ。
都会出身で高学歴の女性ならいい条件の中国人男性を射止めることが出来る。
農村出身の無教養の女性が一発逆転を狙って日本人と結婚する訳だから
日本人にとっていい条件の中国人女性を射止めることは難しい。
都会出身で高学歴の女性が山形に嫁に行くことはない。
馬鹿じゃないから山形がどんなところか知っている。
山形は「おしんのふるさと」として有名だからだ。
教養のある中国人なら日本の地域についての大雑把な知識はあるものだし
東京以外の街は中国の大都市よりも小さい、と考えている。
中国人女性と結婚するのは最悪の選択とは思わない。
ただし結婚生活を維持することはかなりの難関であることに間違いない。
中国では偽の大学卒業証明書が広く出回っているが
それは決して今に始まったことではない。
「紙」にしがみ付くのは中国の伝統だ。
昔から中国は形式が全てで中身は重要ではない。
伝統的に試験にさえ合格すればどんな人物でも特権階級に昇格できるため
どんな不正をしてでも「紙」に執着して来た民族である。
とにかく形式さえ整ったら後は「野となれ山となれ」だ。
無論中国を宗主国としていた朝鮮も同じで
韓国人が異常なまでに一流大学を目指すのも「紙」にしがみ付く伝統による。
中国と韓国には神様はいないが「紙様」は存在するのだ。
この「紙様」はただ「紙」を持っているだけで
人格が優れている、というわけではない。
神様のように人を助けることはしない。
利己的で中途半端に頭が良いので人を欺くことに長けている。
中国人にとって「頭が良い人」というのは
人を出し抜くことに長けた人物を指す。
こういった「紙様」が中国社会を牛耳っていることを知らないといけない。
ところで中国にはかつて「髪様」 という存在もあった。
その「髪様」は同胞を大虐殺した。
南京では日本軍が30万人の非戦闘員を虐殺したのだという。
だが証拠はない。
「髪様」は数百万人を虐殺しているが
中国の歴史教科書にはその事実が伏せられたままだ。
そして中国政府は「髪様」の業績を捏造し人民を啓蒙している。
その「髪様」は農民出身で無学だったため
「紙様」の多くを呪い殺した。
中国の近代史は「紙」と「髪」が作り上げた歴史である。
ちなみに「髪様」の顔は中国で使用されている紙幣に印刷されているので
「紙頼みの髪様」となっている。
日本では無名でも中国では矢野浩二の名前を知らない人はいないと言えるほど有名な役者である。
役柄は日本鬼子と相場が決まっていて
悪役の日本兵役で飯を食っている。
日本兵を演じる時、矢野浩二が言う台詞の中で特に有名なものがある。
「ミンミン」と「スラスラ」だ。
「ミンミン」の意味は「飯飯」らしい。
「スラスラ」の意味は「死了死了」らしい。
らしい、というのは矢野の中国語の発音が悪くて
テレビを見た中国人はその台詞を日本語だと思っているからだ。
中国にいるお調子者の日本人はこの台詞をギャグにして
中国人と挨拶する時「ミンミン、スラスラ」と言っているそうだ。
日本語を使う場合は関西弁を話すので
関西のネットユーザーから大バッシングを浴びている。
それにしてもいくら役が欲しいからと言って
残虐な日本兵を演じるというのはいかがなものかと思う。
史実に基づいた話であるならともかくまるっきりのでっち上げの歴史ドラマだ。
だが中国人のほとんどは本当にあった話だと信じている。
NHKなどの一部の日本のメディアも矢野を取り上げ
「中国で活躍する日本人役者」と持ち上げている。
もしも中国人役者が日本のテレビドラマに出演して
悪徳中国人を演じたら果たしてどうなるだろうか?
中国大使館は日本のテレビ局に猛烈に抗議するだろうし
役者のパスポートを無効にするだろう。
中国だけに限らない。
どこの国の大使館だって黙ってはいない。
中国の日本大使館は矢野の出ている反日ドラマに対して一度でも
抗議したことがあっただろうか?
どこの国の大使館でも国の威信が傷つけられれば
抗議するのが当たり前である。
日本がなめられる原因はこの外務省の弱腰にあるといえる。
反日ドラマを野放しにしておいた責任は非常に重い。
中国のテレビ局は調子に乗って同じような内容の
反日ドラマを大量生産し、しかも週に2回以上放送してその上再放送までしている。
一体いつまで野放しにするつもりなのであろうか?
矢野浩二は稼いだ金で一体何を買っているのだろうか?
中国製品を買っているのだろうか?
それとも日本製品を買っているのだろうか?
中国製品を買っているのなら構わない。
だが日本製品を買っているのなら 一度彼に尋ねてみたい。
「根無し草の意味を知っていますか?」
乳製品からメラミンが検出されたことがあるが
なぜメラミンなのか、といえば外見を似せるためである。
「外見を整えるためには何でもあり」なのである。
メラミンを使用する、という発想はある意味すごいと思う。
普通の日本人なら思いつかない。
こういう発想力を他で活かせばいいのに、と思うのは私だけか?
中国製のステレオ・ラジカセを店頭で試聴させてもらったことがある。
確かにスピーカーは二つあるのだが音はモノラルであった。
おそらく買った中国人は気が付いてないだろう。
スピーカーが二つあるのがステレオと勘違いしている。
つまり外見しか見ていなくて音は聴いていない。
中国社会では外見の優れた者は極端に優遇される。
中国で一番図々しいのは若くてきれいな女性である。
スーパーのレジ前の列に割り込んでくるのはそういった女性たちだ。
自分を特権階級と勘違いしているらしい。
女性の美に対する執着心は半端ではない。
玉の輿に乗ることが出来たら人生は安泰だ。
男性は女性を外見でしか判断しないからだ。
未婚男性に「夢は何だ?」と訊けば
「きれいな女性と結婚すること」と答えるのは珍しくない。
このあまりに偏重した外見重視社会を是正しなければ
永久に「本物の美しさ」と出会うことはないだろう。
本物の美しさとは蓮の花のことである。
汚い泥水の中で咲く蓮の花は圧倒的に美しい。
いうまでもないが汚い泥水とは中国社会のことだ。