NHKに対する最も大きな不満は受信料の支払いが不公平であることだろう。
例えば韓国や台湾でも衛星放送を受信することが可能で
現実的に多くの外国人が無料で視聴しているのだ。
そしてNHKは地上波と衛星で重複した放送を行っている。
別料金なのだから衛星で放送した番組を地上波で放送する前に視聴者の許可を得るべきだ。
全く衛星放送の視聴者をバカにしている。
同じ番組を放送するのなら追加料金を徴収するべきではない。
再放送が非常に多く無駄が多いことも見逃せない。
節電を訴えるなら再放送は中止するべきだ。
再放送するなら一度に限定するべきで
同じ番組を繰り返し何度も放送するのは全く電力の無駄である。
そして視聴率の低い番組は淘汰されても仕方がない。
制作者の自己満足を見せられたのではたまったものではない。
2008年の4月、NHKワールドの放送が突然、英語の放送になった。
政治家が圧力をかけて「外国人にNHKを見てもらおう」という方針からだったが
海外在住の日本人から猛反発を受けてすぐに日本語の放送に戻った。
NHKの制作費を誰が出しているのか全く理解せず
バカな政治家に従って無意味な放送をしただけだった。
外国人はNHKなど見ない。
国際放送はとても多く、わざわざNHKを選ぶ外国人など滅多にいないからだ。
ケーブルテレビで視聴できる場合もあるがチャンネル設定で不利だ。
100チャンネルあればNHKは90前後に設定されていて探すのに時間がかかる。
しかも放送する番組の選択が偏重している。
日本の伝統を紹介する番組が多く、
今ではもうほとんど消滅してしまったような職業に関するものが放送されている。
もし外国人がそれを見たら完全に日本のことを誤解するはずだ。
若者の文化を紹介する番組もあるが、それも偏っている。
両極端の日本人が登場するので外国人には日本が「摩訶不思議の国」にしか見えないだろう。
職員はNHKに入局する前、一般人だったはずだ。
その時NHKをどう見ていたか、それを思い出せば視聴者の考えが分かるはずだ。