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憎み切れないろくでなし

2025-04-24 23:45:23 | 日本人と外国人

中国人は目的意識を持って人生を生きる。
目的とはカネや地位などである場合が多いのだが
「絵を描く」にも目的が必要なのだ。
日本人は目的の定まらないことをよくやっている。
多くの日本人にとって「絵を描く」に目的は必要ないだろう。
その目的といえば、暇つぶしであったり、くだらない心理テストであったりで重要な目的とはいえない。

中国人が子供に絵を描かせる目的は、美術の授業で良い成績を取らせるためで
「教師に認めてもらいたい」という明確な目的意識を持っている。
だから教師に評価してもらいやすい物しか描かせない。
題材は花、動物、建物など美術の授業でテーマにされる物に限られる。
勿論、アニメなんかを描かせたりはしない。
だからいくら子供がアニメを上手に描くことが出来ても
親や教師に褒められることはない。
親や教師は目的のないことをやらせたりはしないのだ。
日本人から見れば中国人というのは「遊び心を知らない野暮な連中だ」ということなのだろうが、
彼らにしてみたら「何のためにアニメなんか描かせているのか?」と思うはずだ。
「アニメを描かせて、一体何の得になるのか?」と不思議に思い、理解出来ないに違いない。

 
しかし、考えてみたら日本人は無目的のことをやり過ぎているのではないか
「頑張れ、頑張れ」というが一体全体何のために頑張るのか?
目的に価値があるのか、本当に考えているのだろうか?
価値のないゴールに向かって闇雲に頑張っている人が多いのは何故だろうか?
目的を達成すれば具体的にどんなメリットがあるのか理解しているのだろうか?
頑張ること自体が目的で、それだけで満足するのであれば本末転倒だ。

子供に絵を描かせるのはいい。
しかし常に「目的は何?」「目的を達成した場合、得られる物は何?」と問うことも必要なのである。
子供の時から、価値のあるゴールを探す習慣を身に付けさせなければ
ただ頑張っている自分を褒めるだけの「憎み切れないろくでなし」になってしまうだろう。

賢い搭乗手続きの方法

2015-01-02 23:43:07 | 日本人と外国人

2008年にカナダの最高裁は肥満の乗客が飛行機で1席分の代金で2座席占有する権利を認める判決を下している。 
カナダ高裁は肥満を自己責任とは認めず「病気扱い」にしたということだろう。 
私はこれまで幾度となく飛行機を利用してきた。 
利用回数は記憶にないが、一般的な日本人よりはるかに多いことは確かだ。 
10年前、隣の席に肥満の日本人男性が座った。 
彼のひじが何度も私の体に触れたため、 
このままでは私のスペースが奪われると思い、そのひじを払いのけた。 
そしたら彼は意図的にひじをぶつけてきた。 
彼の同行者の女性が彼をたしなめたら 
彼は「こいつの方が先に俺に寄ってきた」と彼女に言い放った。 
どうやら私のことを日本人と思ってなかったらしい。 
肥満は「公害」で犯罪に近い。 

肥満の他にも迷惑な客はいる。 
体臭のきつい外国人だ。 
一度、隣の外国人が臭過ぎて何とか他の席を探して移動したことがある。 
その日はほとんど満席に近く、「もし替わりの席を見つけられなかったら」と思うとぞっとする。 
他にも風邪で咳をする客と隣り合わせになったこともある。 
SARSがアジアで流行していた時で、本当に生きた心地がしなかった。 
その客はしきりに私に話しかけてきたが無視した。 

韓国人は最大級の迷惑な乗客だ。 
キムチを食べているので口臭がきつくて敵わない。 
マスクをしないと大韓航空機とアシアナ航空機には乗れない。 
無論、口臭だけではない。 
酔っ払って大声で遠くの席の友人と会話したり、 
臭い足を前の席の手すりに載せたり 
貧乏ゆすりして前の席を揺らしたり、 
前の席を足で蹴ったり 
やりたい放題の乗客が実に多い。 
そんな韓国人も日本便ではなぜか大人しくしている。 
つまり意識的に傍若無人に振舞っているのだろう。 
私が利用したのはインチョンーアジア便である。 

カナダ最高裁の判決から日本人は学ぶべきで、 
「飛行機に乗る場合はゴリ押しの客が得をする」という鉄則を知るべきだ。 
私は何度もそんな場面に出くわした。 
搭乗手続きでずっと粘る客。 
後ろで並んでいる他の客のことなんか全く眼中になく、延々押し問答を繰り返す。 
結局は職員が折れて客の要望を呑むケースが少なくない。 

飛行機に乗る場合、自分の要求を通す努力を怠ってはならないだろう。 
私は他のことでは簡単に諦めるが、搭乗手続きに関しては簡単に諦めない。 
なぜなら搭乗手続きでは「ゴネ得」がまかり通っているからだ。 


逃亡を防ぐ方法

2014-03-22 21:33:34 | 日本人と外国人

「外国人技能実習制度」は単純労働者の確保が目的であるのは明白である。 
しかし、安い労働力を求める中小企業の努力も認めないわけにはいかない。 
深刻な問題は実習生の逃亡だ。 
逃亡を防ぐことが最大の課題で、 
実習生を逃亡させるシンジケートの存在を見逃すことはできないだろう。 
逃亡を幇助し、他の派遣先に「転売」するのが彼らの目的だ。 
しかし、それは消極的な逃亡である。 

積極的な逃亡もある。 
自らが進んで逃亡する場合だ。 
なぜ、逃亡するのか? 
出身国での地位が問題なのである。 
アジアの国には社会的な格差がある。 
農村出身で低学歴の者は母国でも差別されている。 
だから日本に来て差別を受けても何とも思わない。 
一方、都市部出身で高卒の者は母国では田舎者を差別している。 
ある程度の水準で生活していたからだ。 
ところが日本に来て見ると農村出身者と同等の扱いを受けてしまう。 
それは彼らにとってはかなりの屈辱である。 
大きな格差のない日本人にとっては理解できないだろうが 
それほどアジアでは都市部の人間と農村部の人間では違う。 
人種が違うといってもいいくらいだ。 

つまり、実習生の逃亡をなくすためには 
シンジケートを壊滅させることと、 
実習生の間の格差を小さくして、同じレベルの者を同じ派遣先に送り込むことが重要である。 
母国での地位を考慮して全ての者を田舎者扱いしないことだ。 
都市部の者は電子レンジや洗濯機など使い慣れている。 
田舎者扱いすると彼らのプライドを傷つけることを忘れるべきではないだろう。 


日本人とフランス人

2014-03-22 16:42:40 | 日本人と外国人

2008年にフランスの国営テレビがダライ・ラマを批判する番組を放送していて、 
「中国に支配される以前もチベットでは専制政治が行われていた」と報じている。 
無論、それは事実だ。 
しかし、もう一つの重要な事実を忘れている。 
中国がチベットを占領した正にその時、 
フランスはベトナムの独立を何としてでも阻止しようと 
アルジェリア人兵士を大量にベトナムに送り込んでいたのである。 
中国がチベットに侵攻している時、 
フランスという国がベトナムで何をしていたのか、歴史の事実に向き合うべきだ。 

「日本はアジアの国々を占領した」というけれども、 
当時、アジアの国に主権はなかった。 
「西洋列強の植民地を日本が占領した」という事実にも向き合うべきだ。 
言い換えれば、ある泥棒が盗んだカメラを他の泥棒がもう一度盗んだ、ということだ。 
「盗人猛々しい」とは正にこのことであり 
自らが盗人であることを棚に上げ「日本野郎が俺のカメラを盗んだ」と言っているに過ぎない。 

フランスの植民地で発展した国がない事実にもまた向き合うべきだ 
イギリスの植民地には発展した国があるのに 
なぜフランスの植民地が発展しないのか? 
そしてなぜ今なお争いが絶えないのか? 
フランスは歴史の負の部分に真摯に向き合うべきだ。 

フランス政府の態度は常に「被害者」で、 
フランスが過去に犯した過ちに無頓着である。 
抗議しても受け入れる態度を見せない。 
だから外国人は何も主張しないのである。 
つまり中国人が日本政府に圧力を加えるのは 
日本人がフランス人のように厚かましくないからだ。 


ノーベルハウス

2014-03-22 16:37:30 | 日本人と外国人

ミシュランがニューヨークのすし店に三ツ星の評価を与え、 
日本のすし業界が大騒ぎしたことがあるが、 
すしに関して美味しいか美味しくないかを外国人が評価することについて 
意味があるとは思えない。 
資本主義社会とはここまでやらないといけないらしい。 

五輪柔道の場合、審判が外国人であれば 
外国人によって日本の柔道が評価される。 
つまりすしが外国人の舌によって評価されることを許容すれば、 
ミシュランが基準になってしまうだろう。 

カップ麺でさえ西日本と東日本では味を変えて販売するくらい 
日本人の味覚は繊細なのである。 
すしを外国人に食してもらいその評価をありがたがるのは 
日本人の「植民地根性」のなせる業だ。 
そんなに外国人の評価をありがたがるなら 
日本政府に「ノーベル省」を設置して 
ノーベル賞受賞者を増やす制度を作ればいい。 
そして日本中に旭化成の「ノーベルハウス」を建てたら 
こんなにめでたい国はないだろう。