中国人は目的意識を持って人生を生きる。
目的とはカネや地位などである場合が多いのだが
「絵を描く」にも目的が必要なのだ。
日本人は目的の定まらないことをよくやっている。
多くの日本人にとって「絵を描く」に目的は必要ないだろう。
その目的といえば、暇つぶしであったり、
中国人が子供に絵を描かせる目的は、
「教師に認めてもらいたい」という明確な目的意識を持っている。
だから教師に評価してもらいやすい物しか描かせない。
題材は花、動物、
勿論、アニメなんかを描かせたりはしない。
だからいくら子供がアニメを上手に描くことが出来ても
親や教師に褒められることはない。
親や教師は目的のないことをやらせたりはしないのだ。
日本人から見れば中国人というのは「
彼らにしてみたら「何のためにアニメなんか描かせているのか?」
「アニメを描かせて、一体何の得になるのか?」と不思議に思い、
「頑張れ、頑張れ」というが一体全体何のために頑張るのか?
目的に価値があるのか、本当に考えているのだろうか?
価値のないゴールに向かって闇雲に頑張っている人が多いのは何故
目的を達成すれば具体的にどんなメリットがあるのか理解している
頑張ること自体が目的で、それだけで満足するのであれば本末転倒だ。
子供に絵を描かせるのはいい。
しかし常に「目的は何?」「目的を達成した場合、得られる物は何?
子供の時から、
ただ頑張っている自分を褒めるだけの「憎み切れないろくでなし」