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中国人であるための五つの条件

2013-03-01 12:03:45 | 中国事情

「友達をやめたいと思う友達の特徴ランキング」というものがある。 
その調査結果を見て思わず苦笑してしまった。 
何故なら、ランクされている1位から5位までの特徴は中国人の特徴そのものだからだ。 
つまり、中国人と日本人は友達になれないことを証明している、といえる。 
実は中国人同士でも友人関係を構築することはかなり困難なのだ。 
日本に来ている留学生や研修生などはなかなか他の中国人を信じないため、 
帰国後再会することはほとんどない。 

先ず、ランクされている特徴の1位は「嘘をつく」であるが、これは日本人の嘘とは目的が違う。 
中国人の場合、利己と虚栄のために嘘をつくのだ。 
カネが絡むと途端に表情が変わり「純正中国人」になるスイッチが入る。 
自分の利益のためならば、嘘八百並べ、何とかして騙そうと企てる。 
そして自分を大きく見せるために経歴・学歴をねつ造する。 
「私は文部省の日本語能力試験の1級に合格した」とか 
「私は○○総合大学日本語学科を卒業した」とか自分の経歴を偽る。 
相手が日本人なら、バレるはずがないと思って言いたい放題だ。 
だが日本人のような嘘は言わない。 
料理を振舞われて不味ければ平気で「こんな物は食べられない」と言うし、 
プレゼントを渡されて、後日それが高価なものでないと分かれば、 
「こんなは物いらない」とその品を返す。 
他人に対して気を遣う、というのは自分が相手よりも立場が下の場合のみだからだ。 
中国人は上下関係に非常にこだわる。 
だから嘘をつく、というのは利己と虚栄のためだけで、 
それ以外に嘘をつく目的がないため、非常に正直である。 

2位の「貸したモノを返さない」は中国では常識である。 
むしろ返って来るほうが珍しい。 
催促されたら逆ギレする者もいるので、要らないものしか貸すべきではないだろう。

3位の「人の悪口を言う」も日本人とは違う。 
日本人にとって普通悪口とは陰口の場合が多いが 
中国人は相手に面と向かって堂々と悪口を言う。 
だからけんかが絶えない。 
路上で取っ組み合いのけんかは中国の風物詩でもある。 

4位の「言うことがころころと変わる」も中国人らしい特徴だ。 
約束はほとんど守らない。 
自宅の電化製品やパソコンなどが故障し、修理のため販売店に出張を依頼すると 
「すぐ伺います」と返事するが、修理の者は一向に現れる気配がない。 
早く来るよう催促すると「今そちらに向かってますから、もう少し待ってください」と回答するが、 
それでも担当者はやって来ない。 
日が暮れてもう一度電話すると 
「本日の業務は終了しましたので明日伺います」と、言うことがころころ変わる。 
中国人の言葉はどこからどこまで信じたらいいのか?、 
それは永遠の謎である。 

5位の「人の話を聞かない」は正しく中国人の面目躍如である。 
中国人は人が話し終わるのを待たないのが普通だ。 
人の話は冒頭部分だけしか聞かない。 
冒頭だけ聞いて、後は一切聞かない。 
「どうやって自己主張するか」それしか頭の中にはないのだ。 

中国人の特徴をこれだけ見事に表しているランキングは他にないだろう。 
これは本当に「友達をやめたいと思う友達の特徴ランキング」の調査結果なのであろうか? 
私には中国人の特徴ランキングとしか考えられない。 



解放されない中国人

2013-03-01 00:43:28 | 中国事情

中国では、知識が豊富な人が尊敬される。 
教師という職業が尊敬されるのは、「知識が豊富である」ということになっているからだ。 
そして学生の父兄と教師との間に教育水準の差が大きいことも、それに拍車をかける。 

中国では「知識を持つ人は、高い階級に属する」という不文律がある。 
だから人に会ったらまず階級が高いか、低いかを確認しなければいけないのだ。 
知識を豊富に持つ人かどうか、判定しようとするためだ。 
そして質問に解答出来ない人は尊敬されない。 
例えば、日本人が中国に行って日本語教師になったとする。 
生徒たちは教師に日本に関する知識があるのか、どうか必ず確認する。 
日本で一番多い苗字は何か? 
日本にいる外国人で一番多いのはどの国の人か? 
東京から大阪まで新幹線で何時間かかるのか? 
彼らは本を読んで、知識を既に得ているが、日本人教師の知識の分量を知ろうとするのだ。 
もし知識を持たない人と判定されたら、尊敬されることはないだろう。 

日本では無学でも、苦労して多くの良い経験を持つ人は尊敬の対象になるが 
中国では決して尊敬されることはない。 
本から得る知識一辺倒なのである。 
つまりこれが中国の最大の弱点なのだ。 
無学の人の経験から生まれる知識を信用しないのである。 
「権威のある人が書いた本から学ぶ知識こそが、 信用に値するものだ」と考えているからだ。 

知識というものは本から得ることもあれば、経験から得ることもある。 
哲学書を読んだからといって、哲学が身に付く訳ではないのだ。 
権威主義から解放されない中国人は、決して共産主義から解放されることはないだろう。 


チベット人とアイヌ人

2013-03-01 00:26:52 | 中国事情

中国共産党はチベットを「解放」したと主張している。 
これを正しいと判断するべきか、それとも正しくないと判断するべきか? 
結論を出す前に、 
ヨーロッパ人のアメリカ大陸征服と中国人のチベット征服がどう違うのか? 
先ず、それを考えないといけないだろう。 

中国共産党がチベットを領有するまで、チベットは「未開の地」であった。 
古い風習が残り、迷信や呪術などの非文明的なことが日常的に行われていた。 
共産党がチベット人民に文明を与えたことは事実である。 
実際、病院を作り「治療」を施している。 
病院ができる前は「祈祷」に依存していたのだ。 

アメリカ大陸もヨーロッパ人が進んだ文明をもたらすまで、 
チベット同様「未開の地」であった。 
先住民族に文明の光を当てたのは事実だ。 
中国人もヨーロッパ人も 
未開の地の民に文明の光を当てたことは、全く同じである。 
見方を変えれば、それは征服のための言い訳ということになる。 

蝦夷(北海道)にはアイヌ民族を含む多くの先住民族が存在していた。 
日本が領有を宣言し、アイヌ人たちに文明の光を当てたのだ。 
チベット征服、アメリカ大陸征服と同じ過程を経ているが、 
言い訳は同じでも征服された民族の現在の状況は異なる。 
チベットでは独立運動が起きているのだ。 
中国人の征服がより過酷である証拠といえる。 

だが、もし日本人がチベット独立を支持すれば 
将来アイヌ人たちが独立を要求した場合、日本人はどう対処するべきなのか? 
日本人がチベット独立を支持するならば、 
アイヌ人たちの歴史にも向き合わなければならないだろう。 
その覚悟があるのだったら堂々と「フリーチベット」と大声で叫べばいいだろう。


中国共産党と日教組

2013-02-28 23:48:16 | 中国事情

5年前、上海市のある大学で、教授が授業中に政府批判をしたとして、学生が公安局に密告する事件があった。 
教授がネットで学生を批判したことで騒ぎが大きくなったのだが、 
密告制度のある中国では学生が正しいのは当然のことだ。 
そもそも教授が政治について個人的意見を述べるだけでもアウトだ。 
ネットの影響力が大きくなったのでこうした事件が表沙汰になっただけで、 
昔から密告によって臭い飯を食わされる者は掃いて捨てるほどいる。 
密告した学生はおそらく共産党青年団の一員だろう。 
共産党員なら密告は義務である。 

現在でも、中国で日本語を教える日本人教師は相当気を使っているはずだ。 
うっかりしたことを言ったりすると共産党青年団の生徒に密告されてしまうからである。 
今はどうか分からないが以前は身分を隠した共産党青年団の生徒が教師を監視していたものだ。 
要注意人物と断定されれば、尾行や電話盗聴されたりもした。 

文革時代は過酷な密告制度があり、吊るし上げ大会が頻繁に行われた。 
人民は「反革命的な人物は誰か?」と問われれば、 
誰かの名前を言わなければならなかった。 
言わなければ自分が反体制分子の烙印を押されてしまうからである。 
戦前の日本の治安維持法のようなもので、精神と思想に罪があるとして罰を与えたのだ。 
不健全な精神が宿っている、という罪状でしょっぴかれ、 
反革命の思想を持っている、と断罪されて、きつい肉体労働をさせられたのである。 
精神と思想に対する罪なので言い逃れできない。 
無実を証明する術がないからだ。 

密告制度と吊るし上げ大会は共産主義国家の体質を如実に表すものだが、 
実は日本でも日教組がこのやり方を模倣していたことがある。 
日本で左翼運動が盛んだった頃の話だ。 
学級で規則を定め、違反した生徒を他の生徒が教師に密告することを強要したのだ。 
そして同級生が規則を破った生徒を吊るし上げる。 
そんなことをさせる教師がたくさんいたものだ。

文革時代の中国については未だ解明が進んでいない。 
この時代の中国で一体何が行われていたのか? 
今こそ明白にし、総括しなければならないだろう。 
それができなければ中国の政治は暗黒を引きずったまま、破滅へ向かうに違いない。 


海亀とガメラ

2012-12-01 20:32:01 | 中国事情

中国で20年前に「海亀」と呼ばれた人たちがもてはやされ、流行語にもなった。
「海亀」とは海外に留学し、留学先の国で就職せず
帰国して祖国に貢献する人たちのことだった。
まだ留学が珍しかった頃の話である。
当時は単純に海外留学さえすれば箔がつくという時代であった。
留学後は大手の企業から引っ張りだこで海外留学は成功への一番の条件であった。
だが「海亀」が急増し、その質が求められる時代になると
ただ卒業証書を持って帰るだけでは就職は困難になる。

しかし「海亀」の本当の目的とは何だったのか?
スパイではなかったのか?
共産党政府にとって早く先進国に追いつくには「海亀」を使って
先進国の技術を獲得することが目的ではなかったか?
勿論、全ての「海亀」がそうであるとは考えられない。
共産党員、もしくは共産党幹部の子弟などがスパイの役割を担ったと考えられる。

「海亀」の貢献もあってか中国は恐ろしい勢いで技術発展を達成し、
「海亀」が放たれた時とは比較にならないくらい技術水準は向上した。
先進国は先端技術流出を防ぐための対策を講じているのが現状だ。
だが既に「海亀」の役割は終わった、と考えるのは早い。
今中国共産党は新型の「海亀」を作り出しているのである。

日本の企業は自社に「海亀」が棲みついていないかどうかどうか今一度確認しなくてはいけない。
放置しておくとその「海亀」は怪獣ガメラに変身するだろう。
ガメラになってしまえば取り返しがつかないことに発展するのである。