「友達をやめたいと思う友達の特徴ランキング」というものがある。
その調査結果を見て思わず苦笑してしまった。
何故なら、ランクされている1位から5位までの特徴は中国人の特徴そのものだからだ。
つまり、中国人と日本人は友達になれないことを証明している、といえる。
実は中国人同士でも友人関係を構築することはかなり困難なのだ。
日本に来ている留学生や研修生などはなかなか他の中国人を信じないため、
帰国後再会することはほとんどない。
先ず、ランクされている特徴の1位は「嘘をつく」であるが、これは日本人の嘘とは目的が違う。
中国人の場合、利己と虚栄のために嘘をつくのだ。
カネが絡むと途端に表情が変わり「純正中国人」になるスイッチが入る。
自分の利益のためならば、嘘八百並べ、何とかして騙そうと企てる。
そして自分を大きく見せるために経歴・学歴をねつ造する。
「私は文部省の日本語能力試験の1級に合格した」とか
「私は○○総合大学日本語学科を卒業した」とか自分の経歴を偽る。
相手が日本人なら、バレるはずがないと思って言いたい放題だ。
だが日本人のような嘘は言わない。
料理を振舞われて不味ければ平気で「こんな物は食べられない」と言うし、
プレゼントを渡されて、後日それが高価なものでないと分かれば、
「こんなは物いらない」とその品を返す。
他人に対して気を遣う、というのは自分が相手よりも立場が下の場合のみだからだ。
中国人は上下関係に非常にこだわる。
だから嘘をつく、というのは利己と虚栄のためだけで、
それ以外に嘘をつく目的がないため、非常に正直である。
2位の「貸したモノを返さない」は中国では常識である。
むしろ返って来るほうが珍しい。
催促されたら逆ギレする者もいるので、要らないものしか貸すべきではないだろう。
3位の「人の悪口を言う」も日本人とは違う。
日本人にとって普通悪口とは陰口の場合が多いが
中国人は相手に面と向かって堂々と悪口を言う。
だからけんかが絶えない。
路上で取っ組み合いのけんかは中国の風物詩でもある。
4位の「言うことがころころと変わる」も中国人らしい特徴だ。
約束はほとんど守らない。
自宅の電化製品やパソコンなどが故障し、修理のため販売店に出張を依頼すると
「すぐ伺います」と返事するが、修理の者は一向に現れる気配がない。
早く来るよう催促すると「今そちらに向かってますから、もう少し待ってください」と回答するが、
それでも担当者はやって来ない。
日が暮れてもう一度電話すると
「本日の業務は終了しましたので明日伺います」と、言うことがころころ変わる。
中国人の言葉はどこからどこまで信じたらいいのか?、
それは永遠の謎である。
5位の「人の話を聞かない」は正しく中国人の面目躍如である。
中国人は人が話し終わるのを待たないのが普通だ。
人の話は冒頭部分だけしか聞かない。
冒頭だけ聞いて、後は一切聞かない。
「どうやって自己主張するか」それしか頭の中にはないのだ。
中国人の特徴をこれだけ見事に表しているランキングは他にないだろう。
これは本当に「友達をやめたいと思う友達の特徴ランキング」の調査結果なのであろうか?
私には中国人の特徴ランキングとしか考えられない。