ゆずこは言葉が遅いとみたママゴンだす。
しかし、
大概の事は最小限の言葉で気持ちの伝達ちうのは叶うものである。
「み (゜△゜)」
て言や、
「喉かわいた」
「はらへった」
「その食いモンらしきものをくれ」
「そり食わしてくれや」 てわかるし、
「ま (゜Д゜)ノ」
て指さしてくれりゃ、
「あっこにまるいものがおます」
「電灯がついとりますで」
「そこのスイッチぽちこぬと押したいのですが」 て言うてはる。
「(ちんとこ押さえて) ああっ ρ(・д・*)」
て叫べば、
「もりもりしてもたっ」
「ちっこたれてもたっ」 とマイルドな香りが漂うし、
「あ~あ (・д・*)」
ちう声お聞けば、
「(持っていた物を)落としたけえ拾ってくれや」
「靴落ちたで」
「何か落ちとるぞ」
「お手てが届かんけえ、とってや」 てわかる。
「おおおぉ~い ('0')」
ちう声は
「ちょちょちょ、こっち来てえや」
「はよ来いや」
「なあなあ聞いとる?」
「そこにおったんかい」
「そこのあんたやあんた。ほれそこの」
て呼んでくれてるので、返事をしてやりゃ満足する。
「はい (。-_-。 )ノ」
て手を出してくりゃ
「それ渡せぃ」
ママゴンの「わかった?」の後に
「はい (゜Д゜)ノ」
て手えあげりゃ
「わかっとるわい」
「ゆずこくーん」と呼んだ後に
「はい (゜Д゜)ノ」
て返事してくれりゃ
「なんじゃい。いちいち」
「あぁいっっ! (゜Д゜)ノ」
て叫ぶ時は
「かわゆく謝っとるやんけ」
「ひつこいねん!」
「うっさいねん!」
「もうええやろが」 ちうささやかな抵抗が見られるし、
指さして
「おぉ~ (。・・)σ」
ちうのは、
「ビデオ巻き戻してや」
「ビデオつけてや」
「ピタゴラ見してや」 ちう心のサイン。
実際、
これだけで事足りる所詮1歳児の日々。
かわゆい御子が、
下手に言葉を増やすと、
言葉力に比例して、
親として応じてやりゃな?やらにゃいかんことが増えるけえ、
「1歳児の言葉が少ない頃がいちばんよかった」
と、3歳頃に懐かしむ傾向がある、親という生き物。
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