雑談の達人

初対面の人と下らないことで適当に話を合わせるという軽薄な技術―これがコミュニケーション能力とよばれるものらしい―を求めて

消費税に対抗するなら、財やサービスを「消費」せずに入手すれば良いだけの話。

2010年08月01日 | 政治の雑談
日本の財政が破たんの危機だと言われている。いつか消費税を20%ぐらいにしないと国が持たないらしい。偉そうな自称有識者の方々は、増税の是非ばかりを論じているが、本当に重要なのは、筆者のような低所得者層が、如何にして来るべき消費税20%時代を乗り越えられるのか、である。同じような低所得者層の皆さんに、そのノウハウを大公開しよう。

ドアホ政治家と腐れ役人どもが仕掛けてくる消費税に打ち勝つためには、「消費税」という言葉に注目せねばなるまい。諸外国では「付加価値税」と呼んだりするが、わが国では「消費税」である。要は、消費さえしなければ税金を取られないのである。この一見単純極まる事実、当たり前すぎて、何だそんなことかと読者のお怒りを招いてしまいそうな発見であるが、徹底して「消費」を排除するという生活スタイルこそが、金勘定一つできない浪費癖の深刻な政府に絞殺されることから逃れる最強の手段なのである。以下、具体的方法論に入ろう。

①消費せず、生産する。
自分の手で作れるもの、他人に頼らなくてもできる作業、とにかくできることは何でもまずは自分自身でやってみること。これだけで相当消費しなくて済むはずである。食事は極力自炊。外食産業にはこの際全滅してもらう。できれば家庭菜園で野菜とか作ってしまうのがよい。種子や肥料まで自前で用意できれば最高だが、出来るところまででよい。原料と言うのは、上流へ遡れば遡るほど安く手に入るものである。自販機の飲料など意地でも買わず、お茶を沸かして水筒持参。これだけで毎日数百円の消費を回避だ。ちょっとした修理などは自分で頑張る。以外に自分の手で生み出そうと思えば生み出せるものは、意外に多いのである。

②消費せず、交換する。
物々交換こそが、低所得者層の生きる道になる気がする。それぞれ、人々には独自の職能があるはずだ。パンやうどんを作ったり、勉強やスポーツなどの特技を教えたり、機械を修理したり、そうした財やサービスを直接交換する仕組みを、ネットの力で実現するのである。そうした仲介役を担うNPO法人の出現を期待したい。間に通貨が介在していないのだから、間抜けな政府は税金を取りようがないはずだ。まさにザマア見ろである。

③消費せず、消費させる。
要は自分が消費しなければよいのであって、他人の消費に便乗すればよいのである。いわゆるタダ乗りというやつである。最近「カーシェアリング」というのが流行り出したが、要はあんな感じである。親や兄弟が車を持っていて近所に住んでいるなら、バンバン借りればいい。他にも、病院に頻繁に行く知人とかいれば、必ず飲みきれない薬が大量に家庭内不良在庫になっているはずである。買えばバカ高い。タダでもらうか、激安処分価格で売ってもらえばよい。実際、医療制度の未整備の中国では「中古」の薬の売買がかなり活発である。傍から見ていると、なかなかにたくましい。これらはほんの一例で、まだまだ他人の無駄な消費を有効活用する方法は沢山あるはずだ。

どうでしょう。国民の皆さん。消費税に本当の意味で抵抗するとは、選挙で馬鹿丸出しの演説をしている政治家に一票いれることではなく、こうした実際的な手段で立ち向かうことなのです。国民が徹底的に消費しなくなった時の、彼らの青ざめる顔を夢想すると、本当にワクワクしませんか!

2012年5月6日追記
エリート知識人の先生方が今頃になって、筆者が2年も前に述べた方法で、貧乏人どもが「消費」税を回避するんじゃないかと、アゴラに大層ご立派な論説をご開陳しておられます。低能ど素人筆者の言説が正しかったことがココに証明されましたので、記念に記しておきましょう。
どてらい先生のご意見その1
どてらい先生のご意見その2
まぁ、だからといって、だれも筆者の意見に耳を傾けるとは思いませんが。
偉そうに上から目線で講釈垂れているセンセイ方が、無名のゴミブロガーと同レベルだという証拠ぐらいにはなるのかなとw

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