(仮)日本共産党 松戸市議会議員 うつの史行のブログ

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学校の放射線対策が公式発表されました

2011-09-16 23:40:24 | お知らせ
松戸の未来を取り戻す会」(通称:MMT)のブログはこちらです。
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松戸市の放射線レベルのライブ配信はこちらです。

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測定結果地図へのリンクを変更しました。こちらをご覧下さい。
これはgooglemapに各自治体が公表した測定値をプロットしたもののようです。(私が作成したものではありません)

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昨日のブログ記事で紹介した学校の放射線対策について、教育委員会から公式発表がありました。(↓をクリック)
「学校と教育委員会が連携した被ばく線量低減対策について」

・・・岩瀬砂で覆うと言うことなのですが、表土の除去はしないのでしょうか?

8月31日の時事ドットコムで画期的な記事が掲載されていました。(tweetしましたが)

土壌セシウムの除去法開発=廃棄物減少に期待-産総研
 産業技術総合研究所は31日、福島第1原発事故で放出され、土壌を汚染している放射性セシウムをほぼ全量除去する方法を開発したと発表した。薬品を使ってセシウムのみを取り出すため、表土をはぎ取る方法よりも廃棄物を大幅に減少できるとしている。
 産総研によると、汚染された土を、低濃度の希硫酸などの水溶液に混ぜて加熱すると、土壌粒子と結び付いていたセシウムが95度で約88%、高圧状態にした200度ではほぼ100%抽出できた。抽出後の水溶液に、セシウムを吸着する性質を持つプルシアンブルーという顔料を入れることで、セシウムをほぼ全量回収することができた。
 低濃度の酸のため、土壌への負荷は小さい上、水溶液は繰り返し利用が可能。この処理方法で生じる廃棄物量は表土をはぎ取る方法に比べて100分の1以下で済むという。(時事ドットコム:2011/08/31-22:45)

・・・これが実用化されれば最終処分すべき汚染土が劇的に減少し、ほとんどの土を元の場所に戻すことが出来そうですね。

取り除いた汚染土を土嚢に入れて、校庭などの隅に穴を掘ってブルーシートを敷き、土嚢を埋める。その上にさらにシートを被せて、新しい土で覆う・・・。市としてはまず、こうした応急的な対策を実施すること、そしてセシウム除去技術が実用化された際には、掘り起こして汚染土のセシウムを除去・・・これで根本的な解決がはかれると思います。

こうした新技術が早期に確立されることに大いに期待します。また市としては、今後の新技術に対応できる応急策を講じるべき、と考えます。

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市内在住の方で「ご自宅」を測定希望の方がおられましたら、時間のあるときにですが出張測定しますので、ご希望の日時(複数候補)とご連絡先を明記してメールをお送り下さい。(ご希望に添えない場合があるかも知れませんが、その際はご容赦下さい)