牧師・礼拝メッセージ（要約）

【先週の礼拝説教回想】 ４月 ６日
・説教者 山田 隆牧師
・引照聖句 ヨシュア記１４章６～１４節
・説教題 カレブの壮健な信仰
▼桜の花見の季節になりました。何百年と経っても、花を旺盛に咲かせて、人を引きつけ、自らも長く生きて人に役立つものとして時代を生きています。
今日私たちは永遠のいのちに輝いております。しかし世は精神的に病み、肉体的に災いを被っています。クリスチャンとてこの両面の恐れがないとは言い切れません。しかし、生きている限り、主の恵と助けによって、今日学ぼうとする、カレブのように８５歳あたりまで、「今も、昔の様に壮健です」と言うことができたらなんと幸いでしょう。これを、同僚であり続けた指導者ヨシュアに言うことができ、モーセから約束されていた、へブロンの地の相続を要求しかなえられたのです。
▼彼の信仰と肉体の壮健の秘訣は何にあったのでしょうか。
１、彼の壮健な信仰と健康は、苦しい時に、仲間が、神と指導者に逆らい、そのために、滅びと死に渡された時も、神を信じ、指導者に信じて従ってきたことにありましょう。著しい功績は無いかもしれないけれども、神と人とに従い通して来たことは彼の霊肉の健康と祝福になったのです。こんなふうに生涯を生きられたらいいなと思わせられます。カレブのようにでなく、弱くても、人より壮健といえる人がキリスト者には多いと思います。また、実際的には、人に助けられ、薬と医者にかかっていているようなことがあってもです。肉体が弱い場合、壮健と思われる人以上に役立っている人が仲間にいるかも知れません。霊と体は相互に支え補完するものです。　
　一昨日は聖宣神学院新入生励まし会で頼まれ、体の健康の大切さと、行きづまったら、それでも神は愛であること、良い始めになると信じる事とを述べてきました。
２、カレブはヨシュアの副に甘んじてそれで全うしたことは偉大な事です。
　小さな私たちは、指導者であったり、補佐であったりしますが、皆、神に仕えるしもべでしかありません。このことを知って仕える人は幸いです。黒田官兵衞はキリスト者で秀吉に仕えた名軍師でした。あの時代、後でキリシタン禁令の最中にも生き抜いたことは驚きに値しましょう。本当の姿を知りたいものです。
▼多くの祝福が自分を通して家族と子孫、社会に資する様になることが期待されます。安物機械やまがいもの商品のように、後の世に鑑定された時、証しされますように。生きている間に神と人々に所属する群れに愛され、尊ばれ、身と祝福となりますように。真に価値ある生き方はなんであるかを悟り、天寿を全うしたいものです。
▼カレブの壮健な信仰にならいましょう。

牧師・エッセイ

『深淵もまだなく、水のみなぎる源もなかったとき、わたしはすでに生まれていた。山が立てられる前に、丘より先に、わたしはすでに生まれていた。』（箴言８章２４、２５節）　

祈り
☆今週は主イエスの受難週です。本日は棕櫚の聖日です。主の受難は、私たちの罪の贖いであったことを深く思いましょう。
☆来聖日は主イエスの復活を祝うイースターです。Ｓ姉の送別会を持ち寄り愛餐会の中で致します。墓前礼拝は来聖日（２７日）にいたします。
☆火曜日、北関東教区会が大宮教会で持たれます。
☆今週火曜日の聖書に学ぶ会は休みと致します。
☆Ｙ兄の心臓外皮にできた水胞の除去手術が都宮済生会病院で先週行われ無事退院しました。

♪今週半ばの集会♪
４月１７日（木）ミニチャーチ集会　　１１：００～
４月１９日 (土) 公園ＣＳ　　　 　　 １５：００～　ニュー富士見ヶ丘２号児童公園
１７日の集会の場所については教会にお問い合わせください。
教会０２８（６２１）８６６１

教会学校金言?　『父よ。彼らをお赦しください。彼らは、何をしているのか自分で解らないのです。』（ルカの福音書２３章３４節）　私たちの罪の身代わりとなって十字架にかかってくださった主イエスの愛を学びました。

ガーデンスポット
染井吉野桜　　コテマリ　　椿

次聖日の礼拝説教　　ヨハネの福音書２０章２２節～２８節「復活の主との対面」

永遠の言葉

あなたの明日のために
未公刊講演記録を中心まとめた三浦綾子の珠玉の言葉『永遠の言葉』
―人生について―
　Ｐ１１４、１１５
　わたしたちは心のどこかにもうちょっとお金があればなあ、お金があれば幸福になるんだけどなというような気分的なものを持っています。しかしその気分的な面で考える幸福というものは、幸福そうかもしれないけれども幸福じゃないとわたしは思う。

　わたしは驚くということは大事だと思います。わたしの好きな「今日という日にはだれもが素人だ。」（五十嵐広三）という言葉。だれだって今日を生きたことがあるよって言う人はいないわけで、今まで何十年も生きてきても、今日という日は確かに初めてなのですね。
　何に出会うかわからない人生だから、相手に驚くということはいろいろなさまざまの花でも虫でも空でも風でも、そういうものに驚くということもあるわけです。他の人の言葉でも読書でも。やっぱりわたしは「驚く」という気持ちをずっと持っていたいと思いますね。

三浦綾子著「永遠の言葉」（主婦の友社）より引用しました。Ａ．Ｏ

カテキズム（教理問答）

【聖書】

問６４　聖書をどのように読むべきですか。
答　①　お祈りをしながら、聖霊に信頼して読むべきです。
聖書　「ところで、私たちは、この世の霊を受けたのではなく、神の御霊を受けました。それは、恵みによって神から私たちに賜わったものを、私たちが知るためです。」
　　　　（コリント人への手紙第一2章12節）

答　②　聖書の全体を、むらなく読むべきです。
聖書　「聖書はすべて、神の霊感によるもので、教えと戒めと矯正と義の訓練とのために有益です。」（テモテへの手紙第二3章16節）

答　③　毎日読むべきです。
聖書　「まことに、その人は主のおしえを喜びとし、昼も夜もそのおしえを口ずさむ。」
　　　（詩篇1篇2節）（ヨシュア記1章8節）

答　④神様のおことばに従う態度をもって読むべきです。
聖書　「また、みことばを実行する人になりなさい。自分を欺いて、ただ聞くだけの者であってはいけません。」（ヤコブの手紙1章22節）（ヘブル人への手紙4章2，7節）

インマヌエル少年文庫５　　カテキズム（教理問答）より引用しました。Ａ．Ｏ

聖書、神様について知りたい方は教会の門をたたいてください。
教会は毎週日曜日：１０：３０～礼拝、火曜日：１０：３０～聖書に学ぶ会、
木曜日：１１：００～ミニチャーチ集会で
聖書からお話をしております。

牧師・聖書に学ぶ会（要約）

・祈り、出席者の質疑や応答
・学んだ聖書の個所。ルカ２：４１～５２
2:41 さて、イエスの両親は、過越の祭りには毎年エルサレムに行った。
2:42 イエスが十二歳になられたときも、両親は祭りの慣習に従って都へ上り、
2:43 祭りの期間を過ごしてから、帰路についたが、少年イエスはエルサレムにとどまっておられた。両親はそれに気づかなかった。
2:44 イエスが一行の中にいるものと思って、一日の道のりを行った。それから、親族や知人の中を捜し回ったが、
2:45 見つからなかったので、イエスを捜しながら、エルサレムまで引き返した。
2:46 そしてようやく三日の後に、イエスが宮で教師たちの真中にすわって、話を聞いたり質問したりしておられるのを見つけた。
2:47 聞いていた人々はみな、イエスの知恵と答えに驚いていた。
2:48 両親は彼を見て驚き、母は言った。「まあ、あなたはなぜ私たちにこんなことをしたのです。見なさい。父上も私も、心配してあなたを捜し回っていたのです。」
2:49 するとイエスは両親に言われた。「どうしてわたしをお捜しになったのですか。わたしが必ず自分の父の家にいることを、ご存じなかったのですか。」
2:50 しかし両親には、イエスの話されたことばの意味がわからなかった。
2:51 それからイエスは、いっしょに下って行かれ、ナザレに帰って、両親に仕えられた。母はこれらのことをみな、心に留めておいた。
2:52 イエスはますます知恵が進み、背たけも大きくなり、神と人とに愛された

＜イエスの両親＞
神の神殿に住むことの幸い（詩篇８４：1、2、10参照）

牧師・余白余録

「キリストの心で」　デニス・キンロ－著 PP.170,171（２）
ウエスレーはたましいの救いにあれほどの情熱を傾けながら、社会活動にも同じ勢力を注ぎました。刑務所の改革を訴え、奴隷解放、病院伝道に積極的に関りました。こうした社会との関りを、現代の福音派は時に「社会的福音」と読んで、あたかもキリストの福音とは異質のものであるかのように区別してきました。しかしこうした社会活動もまたウエスレーにとっては福音理解の自然な帰結であり、キリストのごとく生きるために必要な行為でした。自己中心は、「それが私に何のためになるの？」という質問によく現れています。イエスは決して自分のために何かをえようとはなさいませんでした。福音書にはイエスがご自分の利益を優先させた例など、一度も出てきません！」

牧師・余白余録

「キリストの心で」　デニス・キンロ－著 PP.170,171（１）
　「自己中心（ピリピ人への手紙２章３節）は、罪深い人間の典型的な特長です。ルターの表現を借りれば、罪の性質は自我へと折れ曲がった思いです。キリストが与える贖いの目的は、折れ曲がってしまった思いをもどすこと、ー　すなわち私たちが自分自身にではなく、他者の幸福に思いを馳せるように、外へと方向をかえさせることにあるのです。このような罪の理解に立てば、福音かキリスト者の社会的慈善活動か、という伝統的な二極化傾向が崩れはじめます。クリスチャン生活は『キリストとの個人的な関係を豊にする道を行くべきか、それとも外に出ていって、自己犠牲的な奉仕活動を通して世にキリストを証しする道を行くべきか』といった二者択一の命題ではないのです。外に向かって生きることは、キリストの福音の真髄です。クリスチャン生活の本質は、キリストがしもべとなられたように、他者に仕える者と変えられることです。

牧師・礼拝メッセージ（要約）

【先週の礼拝説教回想】 ３月３０日
・説教者 山田 隆牧師
・引照聖句 マタイの福音書９章３５～３８
・説教題 羊飼いのいない羊は
▼自分がどうすれば一番人々に貢献できると考えたことがあろうかと思います。
この世の生きている人々の現実、その姿が見えなくては判断できません。主イエスはどのように群れて押し寄せる人々を見、人々に尽くしているでしょうか、今日まで働いて来られたでしょうか。
▼主イエスは群がる人々を見て、ここでは群衆を見て、３６節
・「羊飼いのない羊」のように見られた。
・羊たちはは羊飼いがいないようだ。
・弱り果てて倒れている。
・かわいそうに思われた。　
・私たちは、収穫の主に祈り刈り入れるー人々に福音を伝え、御国に救い入れるべきである。
▼この判断は、物が豊かで、知識や技術が発達した今日も当てはまるのではないでしょうか。霊と心と精神が悪いものに支配されているみたいに、心霊的に言えば、さらに多くの人々は真の羊飼いから離れ、羊飼いを見捨て、挙げ句の果ては自ら倒れて死にそうだと主イエスは見ておられます。この味方と同情と、救うため、多くの刈り入れ人の実行が必要であると主はおおせられます。
得体の知れない精神上の狂い、病気、悪霊が暗雲のように人々を覆っていないでしょうか。キリスト者が誰か一人をキリストの福音で救いに導きますと幾何級数的に増えていくことになります。
▼この困難は次のことによって出来ると判断するしかありません。
◎キリストが唯一の救い主、羊飼いであることをよく心得ること。
♪　彼の有名な米国の牧師Ａ．Ｂ．シンプソンが1890年 Jesus Only is　My Messageの折り返しで「ただ主を　とわに主をたたえつつ行かまし　救い主　潔め主　栄えの王　王の王」(インマヌエル讃美歌)を作詞しております。
▼祈りましょう。
　救う福音を携えて。口で、証しで、文書で、通信手段で。常備、携帯しましょう。忍耐と知恵を働かせて祈りましょう。
　私たちの親しい人々は、聖書が告げる真の救いを必要としています。
▼かわいそうな「羊」たちは今も生きて働く救い主を待っています。

牧師・エッセイ

『主は、その働きを始める前から、そのみわざの初めから、わたしを得ておられた。大昔から、初めから、大地の始まりから、私は立てられた。』　（箴言８章２２、２３節）

祈り
☆先週の礼拝時の報告：ご主人の父君の手術が成功したこと、退職を無事したかたのことが証しされました。また、大学入学を控え姉妹が、英語の原詞で独唱をなさいました。
☆４月３日入学式を終え、大学宿舎に入寮され姉妹のため。
☆ＢＴＣの入学式があり、牧師夫妻が出席しました。宇都宮教会出身の姉妹の同期生は4名。今後のために祈りましょう。奉仕教会として最初の来会となります。歓迎と励ましを。
☆神学院がより身近に感じます。同院の祝福を！
☆４月いっぱいで移動されます姉妹方の、 今後の教会選びと同家の祝福のため。
☆会員の家族、関係者の方々の祝福と守りのため、病や試練にあれば、その方々のために。
☆主牧のリーフ配布地域は駒生町です。ブログのためにも。新しい来会者が起こされるように。
☆来週は主イエスの受難週です。心して下さい。

♪今週半ばの集会♪
４月　８日（火）聖書に学ぶ会　　　　 １０：３０～
４月１２日 (土) 公園ＣＳ　　　 　　　１５：００～　ニュー富士見ヶ丘２号児童公園
教会０２８（６２１）８６６１

教会学校金言?　『この杯は、あなたがたのために流されるわたしの血による新しい契約です。』（ルカの福音書２２章２０節）　主イエスが弟子たちと最後の食事をし、ご自分が十字架にかかることの意味を教えてくださったことを学びました。

ガーデンスポット
吉野桜　→　　　　

次聖日の礼拝説教　　マルコの福音書１５章３３節～４７節「私のための十字架」

永遠の言葉

４月５日
あなたの明日のために
未公刊講演記録を中心まとめた三浦綾子の珠玉の言葉『永遠の言葉』
―人生について―
　Ｐ１１０、１１２
　　わたしたちの自己中心的な思い、常に自分は良いけれども、人は悪いという考えをもって生きていくというあり方を、教会では最も大きな、と言うより根本的な罪と言っています。自己中心ではなく、神中心にならなければ、わたしたちは罪から解放されることはないわけですけれども、自己中心のものさしを持っている人間が、毎日どこかで罪を犯していないわけはないんですけれども、これに気がつかない。

　自己中心のものさしをいくつも持っているいい加減な人間が、どんなに頼りになるものでしょうか。もっと自分というものを疑ってかかっていいと思うんです。（自分が自分で）思っているよりも恐ろしいものを持っているという、絶望感を持たないということの方が人間は恐ろしいと思うんです。

三浦綾子著「永遠の言葉」（主婦の友社）より引用しました。Ａ．Ｏ