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インマヌエル宇都宮基督教会牧師 山田 隆・勢津子
 TEL 028-621-8661 ※24時間対応しております

牧師・余白余録 

2018年01月31日 08時58分46秒 | メッセージ
デニス・キンロー著  「キリストの心で」P36,37
アブラハムとサライの物語に照らして見るとわかるように、罪の贖いに対する現代福音派の見解は、私たちの問題やそれに対する神の応答の全容を捕えるために、この世界に来られたわけではありません。もちろん主の御業の中には、私たちが神に従う者となるということも含まれています。しかし、服従は、神の子とされることの本質ではありません。また服従を持って、キリストの花嫁に例え得るような、私たちと天の父との関係を説明することもできません。
 愛は服従よりも偉大です。それと同じように、神からの離反は不服従よりも重大な問題なのです。
 アブラハムとイサクは、人間による律法規定に完全に服従していました。なぜなら彼らは神が約束されたことを奇跡をもって実現されるとは信じていなかったからです。跡取りを求めるあまり、神が保証しておられるのに、自分たちのやり方を画策したのです。
 神は私たちの人生に何を願っておられるのでしょうか?単純に神の律法に服従して生きることでしょうか?その程度の理解では、人間の罪深さも、キリストはもたらした贖いの恵みも十分に理解できません。
 改革派に属する友人の神学者たちの多くは、神は絶対主権者であり、この世界の事柄一方的に命じられると信じます。しかし私は絶対主義者なる神という考え方は、神についても人間についても、罪についても、極めて不十分な理解しか提供していないと考えています。「主権」という概念をもって神の本質を理解することは不適切ではないでしょうか。

牧師・エッセイ 

2018年01月28日 16時18分04秒 | メッセージ
『主の戒めは真っ直ぐで、人の心を喜ばせ、主の仰せは清らか、人の目を明るくする。』(詩篇19:8節)

祈り
◎驚くべき草津白根山噴火、大寒波は日本全土に襲来しました。大きな試みの序兆を受けと言いたくなります。人々の救いのために憂い、祈りましょう。
◎礼拝と教会総会のために。
◎重なる病のために、戦っておられるご一家にあたたかいお祈りを。
◎病める方々、ご高齢の方々への配慮を。
◎本日の教会総会資料作成できました。間接的にもサポートしてくださった方にもお礼いたします。

♪今週半ばの集会♪
(木)ミニチャーチ集会  11:00~
(土)公園CS      15:00~ ニュー富士見ヶ丘2号児童公園
木曜日の集会の場所については教会にお問い合わせください。
☎028(621)8661

ガーデンスポット
蠟梅

教会学校金言☞ 『わたしに従って来なさい』(ヨハネの福音書1章43節)  イエスの招きに応えることを学びました。 

次聖日の礼拝説教  「実のある霊性」 Ⅰテサロニケ5章12~18節

牧師・三浦綾子読書会(要約)教会

2018年01月25日 05時21分51秒 | メッセージ
・新しい来会者のための祈り
・「道ありき」(30)
 「地震だわ」
同室の他の二人も叫んで身を起こした。建物が不気味に揺れ始め、目の前の白い壁がみる
みるひび割れていく。廊下で看護婦や、患者たちの立ち騒ぐ声がした。
 間もなく自信はおさまったが、わたしの受けた衝撃は大きかった。
 わたしの生まれ育った旭川は、極めて自身の少ない土地である。体に感ずるほどの地震
はめったになかった。だから大地という者は、わたしにとって何の不安もないものであっ
た。大地だけはわたしを脅かすことのないものであった。それだけに、この時の長い振動
は、わたしを文字通り仰天させた。(この世には絶対安心できる場所など、ありはしないの
だ)
 わたしはつくづくそう思った。そして、安心できない大地の上で、安心して暮らして生
きているのではないだろうか。それは、ある人には金でありある人には健康であり、ある
人には地位であるかもしれない。しかし、これらのものは、大地よりもっと度々揺らぐも
のなのだ。決して絶対的に頼れる存在ではないはずなのだ。…

牧師・礼拝説教(要約)

2018年01月22日 05時04分05秒 | メッセージ
【先週の元旦礼拝説教回想】
・説教者  山 田隆 牧師
・引照聖句 創世記13章1~11節 
・説教題  アブラムの選択
◎アブラムとロトは叔父と甥の関係です。アブラムに神の召命のことばがかかり、ハランと言う地からロトもいっしょにカナンの地に入りました。どちらも妻と使用人と家畜に富んでいました。アブラムは敬虔な人で、自己中心な考えや行動をするより、他を優先して行く、申し分のない人格者でした。彼は12章16節には「羊の群れ、牛の群れ、ろば、それに男女の奴隷、雌ろば、らくだを所有するようになった。」とあります。ロトは張り合って、多くの祝福を持つに至りました。両者の使用人たちが家畜のことで、領分の争いに発展したのです。
 アブラムの申し出、ロトの間で、二つの群れは組別れをしようと提案が出され、高い見晴らせるところに二人は立ちアブラムはロトに最初の選択をさせました。ロトはソドムとゴモラの地を選び、アブラムは、人には不利と思われる、ヘブロンと言う砂漠と山地の多い方を甘んじて受けまた、ロトと家族はやがてその町の罪のひどさの中で、憂いつつも、高い地位に着いていました。
◎ソドム、ゴモラの地に神の裁きがアブラムに予告されました。アブラムは必死に神に取り成しの祈りで、神はロト家族を、その地から逃避させました。神との執拗なとりなしの故にでありました。
◎ある聖書注解を借りて、
ロトの長所と功績
・成功した実業者。
・ペテロが義人と呼んでいる(Ⅱペテロ2:7,8)
短所と過ち
・決断を迫られるとそれを先送りし、それから最もやりやすい道を選択する。
ロトの人生から学べる教訓
・神が私たちに望んでいるのは、人生をただ漂流することではない。神にために影響を与える人間となることである。
◎アブラムの時代、羊や牛の持ち主は莫大な富を蓄えることができた。アブラムの富は金だけではなく、家畜だった。これらの動物は食料、衣服、天幕の材料、いけにえなどに使われる価値ある必需品であった。これらは他の物資や仕事と交換されることも多かった。
◎アブラムのとりなしの祈りなしには、ロトの生き方は危ういことを、だれもが知っていて生きようと叫びましょう。
▼アブラムの生き方は他をどんな場合でも救いに導く生き方でした。これと比べますと、ロトの方は、正しい人で世の罪深さを憂いてはいましたが、もう一つ、足りなかった印象を与えます。信仰の父アブラムの選択に倣いましょう。

牧師・エッセイ 

2018年01月21日 17時16分53秒 | メッセージ
『御名を知る者はあなたに拠り頼みます。主よ。あなたはあなたを尋ね求める者をお見捨てになりませんでした。』(詩篇9:10節)

祈り
◎新しい来会者が主によって送られるように、信仰の祈りをささげましょう。
◎気候の変化と健康の保持に留意しましょう。
◎背骨の疲労骨折を負った方のために。ご家族のためにも!
◎来週礼拝後、当教会の今年度の教会総会がありますので、会員は出席してください。


♪今週半ばの集会♪

(木)ミニチャーチ集会  11:00~
(土)公園CS      15:00~ ニュー富士見ヶ丘2号児童公園
木曜日の集会の場所については教会にお問い合わせください。
☎028(621)8661

ガーデンスポット
蠟梅の芳香

教会学校金言☞ 『人はパンだけで生きるのではなく、神の口から出る一つ一つのことばによる』(マタイの福音書4章4節)  サタンの誘惑に負けないように、聖書のことばをしっかり覚えることを学びました。 

次聖日の礼拝説教  「主の再臨に備えて」 Ⅰテサロニケ5章4~24節

牧師・ミニチャーチ集会(兼祈祷会)(要約)

2018年01月16日 08時34分40秒 | メッセージ
・祈りの諸課題の祈祷
・聖書:主牧  ヨハネの福音書1:12
「 しかし、この方を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとされる特権をお与えになった。」
 かの有名な有島武郎は、長野県軽井沢で人妻の波多野秋子とともに自殺を遂げておりますが、内村鑑三はこれを「有島君に大いなる苦悶があった、この苦悶があったればこそ彼は自殺したのである」というふうに書いております。(NHK「こころの時代 2013年「道をひらく」鈴木範久」抜粋
 ヨハネの伝える福音は「キリストを信じる、受け入れる人には、死とは対局の神の子とされる喜びが約束されている」ことを覚えたい。純潔なものたち、不義は命取りに人をさせるものであることを、現今の世相からも警戒!

牧師・礼拝説教(要約)

2018年01月15日 11時18分09秒 | メッセージ
【先週の元旦礼拝説教回想】
・説教者  山 田隆 牧師
・引照聖句 コリント人への手紙第一15章50~58節 
・説教題  朽ちない体への変貌
◎死人の顔を見るのは、そして、朽ちていくのを知るのは試みられるもので。
 しかし、どんな最期を遂げようが、復活し、神々しい輝き、感謝と喜びが全身に満ちているとなれば、なんと勝利を見ることになってしまうことだろうか。世での試合や、病や、死などに勝った人の喜びは嬉でしょう。しかし、すべての、終りの死さえ勝って、神の永遠のいのちや、光栄を受けようものなら、どういう表現にしたら良いでしょう。ただ、ただ、この与え主の神に、額ずき、ひれ伏して感謝と賛美を捧げるしかないでしょう。そしてこれは復活されたキリストのように、彼を信じる者に起こることを主は約束されておられます。御前に立つその時、全体の賛美や礼拝は筆舌に表せないものとなりましょう。セラピム、天使の軍勢も加わるでしょう。
 罪に満ち現世に汚されてはなりません。
 56節「しかし、神に感謝します。」58節「神は、私たちの主イエスによって、神は、私たちに勝利を与えてくださいました。」とあります。これを現在形に受け取りましょう。
 病や、罪の試練や、老い、死は誰も免れえません。キリスト者には死はそのとげを抜かれます。復活の約束はクリスチャンになった者にはついています。生きたまま、変えられて、キリストのところに上げられるか、墓から復活させられて上らせられるかです。もはや死は及ばない朽ちない体を持った人に変えられます。
◎これを見通した、輝いた人になりましょう。病気、不具合、死は無くなります。模範的な方々は私たちの教会にもこれまでも、今もおられるではありませんか。
 54節「そして、この死ぬべきものが死なないものを着るとき、このように記されたみことばが実現します。」56節「死は勝利に飲み込まれた」、57節「しかし、神に感謝します。神は、私たちの主イエス・キリストによって、私たちに勝利を与えてくださいました。
58節「ですから、私の愛する兄弟たち、堅くたって、動かされることなく、いつも主のわざに励みなさい。あなたがたは、自分たちの労苦が主にあって無駄ではないことを知っているのですから」。

◎朽ちない栄光の体を得るのですから生きているときからどんな条件や制約があるといったとしても、信仰によって、恵みの変貌を遂げさせて頂きましょう。

牧師・エッセイ 

2018年01月14日 14時32分19秒 | メッセージ
『私たちの主、主よ。あなたの御名は全地にわたり、なんと力強いことでしょう。』(詩篇8:9節)

祈り

◎寒さの襲来で、出入りの事故や、健康の変動が気づかわれます。お互い慎重にまいりましょう。
◎故H兄の5周年記念会を今月21日の礼拝後から、当教会でもたれます。ご家族がお集まりになります。当教会からも、できるだけ多数出てください。
◎今月28日の教会総会資料作りに打ち込んでいる牧師方のために。

■公示 本教会の教会総会は1月28日、礼拝後持たれます。会員は出席か、委任を伝えてください。

♪今週半ばの集会♪
(月)読書会「道ありき」教会 13:30~  
(木)ミニチャーチ集会  11:00~
(土)公園CS      15:00~ ニュー富士見ヶ丘2号児童公園
木曜日の集会の場所については教会にお問い合わせください。
☎028(621)8661

教会学校金言☞ 『これは、わたしの愛する子、わたしはこれを喜ぶ』(マタイの福音書3章17節)  神の子イエスが、人と同じ経験をするためにバプテスマをお受けになったことを学びました。   

次聖日の礼拝説教  「戸の外に立つキリスト」 ヨハネの黙示録3章14~22節

牧師・余白余録 

2018年01月10日 21時38分30秒 | メッセージ
デニス・キンロー著  「エマオの道で」1月1日
「あなたがたが、足の裏で踏むところはみな、わたしがモーセに約束したように、あなたがたに与えるであろう」(ヨシュア記1:3)
「神はすべてを新しくしたいと願っておられます。ですから私たちがもっと深く神と交わるなら、実現不可能に思えるほど大きな約束がひとつひとつ示されて、神が御臨在なさっておられることがわかるのです。神は行く先を見つめる私たちに、前途は今より素晴らしいという約束のメッセージを届けてくださいます。アブラハムは神に出会った時、神から与えられた約束のあまりのスケールの大きさにただもう圧倒されてしまいました。子どものいない年老いた妻サラと二人だけの家庭が一変するというものでした。モーセが神から与えられた約束は、モーセが敵を打ち負かして民を導くようになるというよりもはるかに大きな働きでした。何とモーセがイスラエルの全ての民をエジプト人の手から解放するというものです。こうしてモーセは神から特別に遣わされた人としてイスラエルという国を建て上げました。ヨシュアは荒野をさまよっている民に約束の地を嗣がせるという約束を神から与えられました。ダビデは神が永遠の都、神殿、そして王座を神の民にお与えになるということを学びました。彼らはみなそれらの約束を神との交わりの中で受けます。」