聖書の世界の動物たち
【蛇とさそり】
「(悪魔の下働きをする)『蛇』や『蝎』を踏みつけ、また敵のあらゆる力に打ち勝つ全権をあなた達に授けたではないか。だから、あなた達に害を加えるものは一つもない。」(ルカの福音書10章19節)
蛇やさそりはイスラエル人にとっては身近で、かつ小動物ながら大きな害をもたらす存在でした。「古い蛇」(創世記3章、ヨハネの黙示録20章)、また「まむしのすえ」(マタイの福音書12章34節)も、霊的な悪影響を与える身近で危険なものたちです。
著者自身の経験でも、気づけば、家の床にさそりがいるようなことがありました。考古学の発掘調査では「石の下に手を入れるな」が鉄則であり、「黄色のさそりに要注意」と念を押されたものです。一度エルサレムのアパート近くの公園でさそりに刺されました。一週間床の上で全く動けず、この地の厳しさを実感したものです。しかし、忍びよるこのような困難に打ち勝つ力の約束の真実は、あの地での私自身のもっと大きな体験であったと振り返っています。
教会学校教案誌成長№134「聖書の世界―考古学と地理の光を当ててー 菊池 実」より引用しました。A.O
【蛇とさそり】
「(悪魔の下働きをする)『蛇』や『蝎』を踏みつけ、また敵のあらゆる力に打ち勝つ全権をあなた達に授けたではないか。だから、あなた達に害を加えるものは一つもない。」(ルカの福音書10章19節)
蛇やさそりはイスラエル人にとっては身近で、かつ小動物ながら大きな害をもたらす存在でした。「古い蛇」(創世記3章、ヨハネの黙示録20章)、また「まむしのすえ」(マタイの福音書12章34節)も、霊的な悪影響を与える身近で危険なものたちです。
著者自身の経験でも、気づけば、家の床にさそりがいるようなことがありました。考古学の発掘調査では「石の下に手を入れるな」が鉄則であり、「黄色のさそりに要注意」と念を押されたものです。一度エルサレムのアパート近くの公園でさそりに刺されました。一週間床の上で全く動けず、この地の厳しさを実感したものです。しかし、忍びよるこのような困難に打ち勝つ力の約束の真実は、あの地での私自身のもっと大きな体験であったと振り返っています。
教会学校教案誌成長№134「聖書の世界―考古学と地理の光を当ててー 菊池 実」より引用しました。A.O