『宇都宮教会のいろいろ』   ☆ブックマーク欄「宇都宮教会ホームページ」も併せてご覧ください。

インマヌエル宇都宮基督教会牧師 山田 隆・勢津子
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詩篇121篇

2010年04月30日 15時37分21秒 | インポート
       都上り(みやこのぼり)の歌

「私は山に向かって目を上げる。
私の助けは、どこから来るのだろうか。
私の助けは、天地を造られた主から来る。
主はあなたの足をよろけさせず、
あなたを守る方は、まどろむこともない。
見よ。イスラエルを守る方は、
まどろむこともなく、眠ることもない。

主は、あなたを守る方。
主は、あなたの右の手をおおう陰。
昼も、日が、あなたを打つことがなく、
夜も、月が、あなたを打つことはない。
主は、すべてのわざわいから、あなたを守り、
あなたのいのちを守られる。
主は、あなたを、行くにも帰るにも、
今よりとこしえまでも守られる。」




八木重吉の詩

2010年04月29日 16時12分22秒 | インポート
    「み名を呼ぶ」   大正14年3月編

かんがへてみれば
ひとりをも
まだゆるしてはゐなかった
ゆるさせたまへ
まづひとりをゆるさせたまへ

    
 八木重吉は肺結核のため29歳で召天したとのことです。
結核が亡国病と言われていた時代に生きた人でした。          s.k.

ダビデによる詩篇37篇1~6節

2010年04月28日 15時52分47秒 | インポート
             ダビデによる
「悪を行なう者に対して腹を立てるな。不正を行なう者に対してねたみを起こすな。
彼らは草のようにたちまちしおれ、青草のように枯れるのだ。

主に信頼して善を行なえ。地に住み、誠実を養え。
主をおのれの喜びとせよ。主はあなたの心の願いをかなえてくださる。

あなたの道を主にゆだねよ。主に信頼せよ。主が成し遂げてくださる。
主は、あなたの義を光のように、あなたのさばきを真昼のように輝かされる。」
                             詩篇37篇 1~6節

 王として知られているダビデも、若い時には自分の王サウルのねたみを買い、長いこと逃げ回りました。ある時はサウル王様の命を奪えるチャンスも何度かありました。しかしダビデは、王となる、と言われた神様のことばを信じ、神様の前に悪を行なわず、サウル王様に対して誠実に振舞いました。
 詩篇にはダビデの祈り、苦難、うめき、信仰、感謝のことばがたくさん記されています。
それらのことばが、今、私たちを慰め、励まし、教えてくれています。     s.k.

牧師・エッセイ

2010年04月26日 21時12分58秒 | インポート
 小牧は現在、宇都宮市河内町白沢に教会案内のチラシを戸別配布しています。4号線バイパスの瑞穂野団地付近から宇都宮環状線に沿って縦横に、やがては大谷街道と交わる所を何年か掛けて周回しています。全市や全県にかけてしたいのですが、一人では限界があります。したがって、もっと親密に、ホームページでお近づきできたらと乗り出しました。35年程前から宇都宮市内外の各所にチラシを配ってまいりました。この点でも福音の使者と自負しております。ホームページですともっと広く、もっと親密に接することが許されることを願っております。ご来会ください。電話などもいつでも対応しています。お近くに教会をお探しでしたらご案内をいたします。
 大変寒い日が続き、このところは寒暖の差が大きいので、外出の服装に気を遣いますね。皆様はいかがですか? チラシ配りは、多くのお家はもちろんのこと、四季の変化、美しい草木やお庭などにめぐり会う機会に富んでいて、健康にも良いので、一石四鳥というところ。主の恵みによって、しております。
 4月23日、河内町白沢に配布しての句、久しぶりに三つ四つ。

       恋文と見立てよ春のポスティング

       鶯の鳴きてチラシの汗を拭き

       老女在てうぐひす聞けり白の沢

       幼葉にダンプも道の雅かな          たかし


牧師・エッセイ

2010年04月25日 15時58分49秒 | インポート
「そのように、
わたしの口から出るわたしのことばも、
むなしく、わたしのところに帰っては来ない。
必ず、わたしの望む事を成し遂げ、
わたしの言い送った事を成功させる。」   イザヤ書55章11節

 一寸した自然の狂いは、どんなに大きな狂いを人間世界に巻き起こすことだろう。
人のどのような罪も、本人と世界を狂わせます。

「最上のわざ」

2010年04月24日 20時09分18秒 | インポート
「最上のわざ」

この世の最上のわざは何?
楽しい心で年をとり、
働きたいけれども休み、
しゃべりたいけれども黙り、
失望しそうなときに希望し、
従順に、平静に、おのれの十字架をになう--。
若者が元気いっぱいで神の道をあゆむのを見ても、ねたまず、
人のために働くよりも、けんきょに人の世話になり、
弱って、もはや人のために役だたずとも、親切で柔和であること--。
老いの重荷は神の賜物。
古びた心に、これで最後のみがきをかける。まことのふるさとへ行くために--。
おのれをこの世につなぐくさりを少しずつはずしていくのは、真にえらい仕事--。
こうして何もできなくなれば、それをけんそんに承諾するのだ。
神は最後にいちばんよい仕事を残してくださる。それは祈りだ--。
手は何もできない。けれども最後まで合掌できる。
愛するすべての人のうえに、神の恵みを求めるために--。
すべてをなし終えたら、臨終の床に神の声をきくだろう。
「来よ、わが友よ、われなんじを見捨てじ」と--。

Hermann Heuvers
*訳文は引用させていただきました。                s.k.

ミニチャーチ集会にて(要約)

2010年04月23日 15時37分08秒 | インポート
 創世記45章2節・14節、46章29節

  ヨセフの三回の涙は、
1、兄弟ユダがベニヤミンと父を弁護するためかばった厚い兄弟愛、家族愛のことばを聞いたとき
(44章18~34節)。
2、弟ベニヤミンに再会したとき(45章4節)。
3、父イスラエルがエジプトに来て再会したとき。
  クリスチャンは神の摂理と恵みに生きるが、やはり神中心に生きる者が、より多くの祝福を得る。彼らは兄弟・親をいつも思っている者。やがて望みと祈りは聴かれるであろう。我らの姿に、神はキリストの姿をご覧になり、特別な祝福の時をくださるでしょう。


「もし、世界が100人の村だったら」

2010年04月22日 14時12分10秒 | インポート
「もし、世界が100人の村だったら」

誰かが私に興味深いお話を伝えてくれました
もし現在の人類統計比率をきちんと盛り込んで
全世界を100人の村に縮小するとどうなるでしょう
その村には…

57人のアジア人
21人のヨーロッパ人
14人の南北アメリカ人
8人のアフリカ人がいます

52人が女性で
48人が男性です

70人が有色人種で
30人が白人

70人がキリスト教以外の人たちで
30人がキリスト教

89人が異性愛者で
11人が同性愛者

6人が全世界の富の59%を所有し
その6人ともがアメリカ国籍

80人は標準以下の居住環境に住み
70人は文字が読めません

50人は栄養失調に苦しみ
1人が瀕死の状態にあり
1人は今生まれようとしています

1人は(そうたった1人)は大学の教育を受け
そして1人だけがコンピューターを所有しています

もしこのように縮小された全体図から 私達の世界を見るなら
相手をあるがままに 受け容れること 自分と違う人を理解すること
そしてそういう事実を知るための教育がいかに必要かは
火を見るより明らかです

また次のような視点からもじっくり考えて見ましょう

もしあなたが今朝目が覚めた時
病気でなく健康だなと感じることが出来たなら
あなたは今週生き残る事のできないであろう100万人の人たちより
恵まれています

もしあなたが戦いの危険や投獄される孤独や獄門の苦悩
あるいは飢えの悲痛を 一度も経験したことがないのなら…
あなたは世界の5億人の人たちより恵まれています

もしあなたがしっこく苦しめられることや逮捕拷問
または死の恐怖を感じることなしに
教会のミサに行くことが出来るなら…
あなたは世界の30億人の人たちより恵まれています

もし冷蔵庫に食料があり
着る服があり
頭の上に屋根があり
寝る場所があるなら…
あなたは世界の75%の人たちより裕福で恵まれています

もし銀行に預金がありお財布にお金があり
家のどこかに小銭が入った入れ物があるなら…
あなたはこの世界の中で最も裕福な上位8%のうちの一人です

もしあなたの両親がともに健在で そして二人がまだ一緒なら
…それはとても稀れ なことです

もしこのメッセ-ジを読む事ができるなら
あなたはこの瞬間2倍の祝福を受けるでしょう
何故ならあなたの事を思ってこれを伝えている誰かがいて
その上あなた は全く文字の読めない世界中の20億の人々より
ずっと恵まれているからです

昔の人がこう言いました
我が身から出るものはいずれ我が身に戻り来ると
お金に執着することなく喜んで働きましょう
かって一度も傷ついたことがないかのごとく 人を愛しましょう
誰も見ていないかのごとく自由に踊りましょう
誰も聞いてないかのごとくのびやかに歌いましょう
あたかもここが地上の天国であるかのように 生きていきましょう

※作:K.Leipold  
なかのひろみ様の訳文を引用させていただきました。         s.k.


マザー・テレサのことば

2010年04月21日 15時35分45秒 | インポート
人は不合理、非論理、利己的です。
気にすることなく、人を愛しなさい。

あなたが善を行うと、
利己的な目的でそれをしたと言われるでしょう。 
気にすることなく、善を行いなさい。

目的を達しようとするとき、
邪魔立てする人に出会うでしょう。
気にすることなく、やり遂げなさい。

善い行いをしても
おそらく次の日には忘れられるでしょう。
気にすることなく、し続けなさい。

あなたの正直さと誠実さとが、
あなたを傷つけるでしょう。
気にすることなく正直で、誠実であり続けなさい。

あなたが作り上げたものが、壊されるでしょう。
気にすることなく、作り続けなさい。

助けた相手から、
恩知らずの仕打ちを受けるでしょう。
気にすることなく、助け続けなさい。

あなたの中の最良のものを、世に与えなさい。
けり返されるかもしれません。 でも、
気にすることなく、最良のものを与え続けなさい。

*訳文は引用させていただきました。                s.k.

「ひとりの孤独な生涯」

2010年04月20日 10時29分38秒 | インポート
          ひとりの孤独な生涯

彼は、世に知られぬ小さな村のユダヤの人の家に生まれた。
母親は、貧しい田舎の人であった。
彼が育ったところも、世に知られぬ別の小さな村であった。
彼は30才になるまで大工として働いた。
それから、旅から旅の説教者として3年を過ごした。
一冊の本も書かず、自分の事務所も持たず、自分の家も持っていなかった。
彼は、自分の生まれた村から200マイル以上出たことはなく、
偉人と言われる有名人にはつきものの「業績」を残したこともなかった。
彼は、人に見せる紹介状を持たず、自分を見てもらうことがただひとつの頼りであった。
彼は、旅をしてまわり、病人をいやし、足なえを歩かせ、盲人の目を開き、神の愛を説いた。
ほどなく、この世の権力者たちは彼に敵対しはじめ、世間もそれに同調した。
彼の友人たちは、みな逃げ去った。
彼は裏切られ、敵の手に渡され、裁判にかけられ、ののしられ、唾をかけられ、殴られ、引きずり回された。
彼は十字架に釘づけにされ、二人の犯罪人の間に、その十字架は立てられた。
彼がまさに死につつある時、処刑者たちは彼の地上における唯一の財産、すなわち彼の上着をくじで引いていた。
彼が死ぬと、その死体は十字架から下ろされ、借り物の墓に横たえられた。
ある友人からの、せめてものはなむけであった。

長い19の世紀が過ぎていった。
今日、彼は、人間の歴史の中心であり、前進する人類の先頭に立っている。
「かつて進軍したすべての軍隊と、かつて組織されたすべての海軍、かつて開催されたすべての議会と、かつて権力を振るいながら統治したすべての王様たちの影響力のすべてを合わせて一つにしても、人類の生活に与えた影響、人々のいのちに与えた影響の偉大さにおいて、あの『ひとりの孤独な生涯』には到底及びもつかなかった。」と言っても決して誤りではないだろう。
     
     *作者不明
       関根一夫様の訳文を引用させていただきました。 s.k.

           ONE SOLITARY LIFE

Here is a man who was born of Jewish parents in an obscure village, the child of a peasant woman. He grew up in another obscure village. He worked in a carpenter's shop until he was thirty, and then, for three years, he was an itinerant preacher.
He never wrote a book, he never held an office, he never owned a home. He never had a family. He never went to college. He never put his foot inside a big city. He never travelled two hundred miles from the place where he was born. He never did one of these things that usually accompany greatness. He had no credentials but himself.
He had nothing to do with this world, except the naked power of his manhood. While still a young man the tide of popular opinion turned against him. His friends ran away. One of them denied him. He was turned over to his enemies. He went through the mockery of a trial.
He was nailed to a cross, between two thieves. His executioners gambled for the only piece of property he had on earth, while he was dying - and that was his coat. When he was dead he was taken down and laid in a borrowed grave, through the pity of a friend.
Nineteen wide centuries have come and gone, and today he is the centre-piece of the human race, and the leader of the column of progress. I am far within the mark when I say that all the armies that ever marched, and all the navies that were ever built, and all the parliaments that ever sat, and all the kings that ever reigned, put together, have not affected the life of man upon earth as powerfully as has that solitary life.

    *Author unknown