Bramaterra Cascina Cottignano 2012 Colombella e Garella コロンベッラ・エ・ガレッラ
Bramaterra 2011 Odilio Antoniotti アントニオッティ
Bramaterra 2011 La Pianella ラ・ピアネッラ
Lesiona 2011 La Prevostura ラ・プレヴォストゥーラ
Lessona Tanzo 2010 Pietro Cassina ピエトロ・カッシーナ
Lesiona San Sebastiano Alto Zoppo 2009 Tenuta Sella テヌータ・セッラ
Gattinara Vigna Osso San Grato 2010 Antoniolo アントニオーロ
Gattinara Vigna Molsino 2009 Nervi ネルヴィ
第3回目はセシア川の左岸。北から南に流れているので地図上では川の左にあたる。
こちらは3つの地域+1つが今度は横に並んでいる。
右岸は縦、左岸は横、である。
東側(つまり右側)から西へ、これもまた順番に並んでいる。
Gattinara ネッビオーロ90%以上。つまり100%でワインを造ることは可能。
Bramaterra ネッビオーロ50-80%。これは不可能。
Lessona ネッビオーロ85-100%。つまり可能である。
この3地域をほぼ含むのがCoste della Sesia。ローマにいるとほとんど知られていない名前、飲めない地域である。
なお、ネッビオーロの使用量に関しては歴史的、地域的、地理的意味から来ているのはわかるが、統一してほしいと思う。。。。。。。
以上の地域で有名なのは何と言ってもガッティナーラ。
なんでも、昔(70年代まで)はボルドーと同じ値段で売っていたという。
まるでブルゴーニュのように畑が細かく分かれて、名前がちゃんと付いているのだが(正確には付いていた)、そのかなりの部分が今ではブドウ畑ではなくなっている。残念。
ミネラル豊富で、班岩、それも酸化した、銅色の班岩の土地で、川を挟んですぐ横のゲンメと近いようなイメージとは違い、どちらかというとその上に位置するボーカに近いのだそう。
この辺りでは、班岩(ポルフィド)を含む土地がキーワードになり、それは、右岸のボーカ、左岸のガッティナーラ、ブラマテーラの良い土地にある。
なお、降水量はやはり多く、900mm。
以上の4地域から8種の試飲。
かなり素晴らしい試飲だった。
Bramaterra Cascina Cottignano 2012 Colombella e Garella
ネッビオーロ70%、クロアティーナ20%、ヴェスポリーナ10%
一番最初のワインですでにかなりの品質。ブラマテーラでもポルフィドの土地のものだそう。+++
Bramaterra 2011 Odilio Antoniotti
ネッビオーロ70%、クロアティーナ20%、ヴェスポリーナ7%、ウーヴァ・ラーラ3%
これもポルフィドの土地のもの。エレガントで素晴らしい。++++
Bramaterra 2011 La Pianella
ネッビオーロ80%、ヴェスポリーナ10%、クロアティーナ10%
唯一ミルクチョコ風の香りで、しかし、酸味がかなり強くアンバランスが面白い。+++(+)
Lesiona 2011 La Prevostura
ネッビオーロ95%、ヴェスポリーナ5%
ボディがあり、存在感がある。++++
Lessona Tanzo 2010 Pietro Cassina
ネッビオーロ100%
脱帽。レッソーナなのに、と言ったら失礼だが。。。+++++
Lesiona San Sebastiano Alto Zoppo 2009 Tenuta Sella
ネッビオーロ85%、ヴェスポリーナ15%
大臣だったクインティーノ・セッラの子孫のワイナリー。ということで有名ワイン、品質も良いということで有名なのだが、これだけの品質のものが揃ってしまうと、やや影が薄くなってしまう。++++
Gattinara Vigna Osso San Grato 2010 Antoniolo
ネッビオーロ100%
ガッティナーラでは最も良いということで知られた畑のもの。ガッティナーラで最も有名なワイン。+++++
Gattinara Vigna Molsino 2009 Nervi
ネッビオーロ100%
15%、除梗していない総を含む。ボルゴーニョ風。素晴らしい。これも脱帽。++++++
Bramaterra 2011 Odilio Antoniotti アントニオッティ
Bramaterra 2011 La Pianella ラ・ピアネッラ
Lesiona 2011 La Prevostura ラ・プレヴォストゥーラ
Lessona Tanzo 2010 Pietro Cassina ピエトロ・カッシーナ
Lesiona San Sebastiano Alto Zoppo 2009 Tenuta Sella テヌータ・セッラ
Gattinara Vigna Osso San Grato 2010 Antoniolo アントニオーロ
Gattinara Vigna Molsino 2009 Nervi ネルヴィ
第3回目はセシア川の左岸。北から南に流れているので地図上では川の左にあたる。
こちらは3つの地域+1つが今度は横に並んでいる。
右岸は縦、左岸は横、である。
東側(つまり右側)から西へ、これもまた順番に並んでいる。
Gattinara ネッビオーロ90%以上。つまり100%でワインを造ることは可能。
Bramaterra ネッビオーロ50-80%。これは不可能。
Lessona ネッビオーロ85-100%。つまり可能である。
この3地域をほぼ含むのがCoste della Sesia。ローマにいるとほとんど知られていない名前、飲めない地域である。
なお、ネッビオーロの使用量に関しては歴史的、地域的、地理的意味から来ているのはわかるが、統一してほしいと思う。。。。。。。
以上の地域で有名なのは何と言ってもガッティナーラ。
なんでも、昔(70年代まで)はボルドーと同じ値段で売っていたという。
まるでブルゴーニュのように畑が細かく分かれて、名前がちゃんと付いているのだが(正確には付いていた)、そのかなりの部分が今ではブドウ畑ではなくなっている。残念。
ミネラル豊富で、班岩、それも酸化した、銅色の班岩の土地で、川を挟んですぐ横のゲンメと近いようなイメージとは違い、どちらかというとその上に位置するボーカに近いのだそう。
この辺りでは、班岩(ポルフィド)を含む土地がキーワードになり、それは、右岸のボーカ、左岸のガッティナーラ、ブラマテーラの良い土地にある。
なお、降水量はやはり多く、900mm。
以上の4地域から8種の試飲。
かなり素晴らしい試飲だった。
Bramaterra Cascina Cottignano 2012 Colombella e Garella
ネッビオーロ70%、クロアティーナ20%、ヴェスポリーナ10%
一番最初のワインですでにかなりの品質。ブラマテーラでもポルフィドの土地のものだそう。+++
Bramaterra 2011 Odilio Antoniotti
ネッビオーロ70%、クロアティーナ20%、ヴェスポリーナ7%、ウーヴァ・ラーラ3%
これもポルフィドの土地のもの。エレガントで素晴らしい。++++
Bramaterra 2011 La Pianella
ネッビオーロ80%、ヴェスポリーナ10%、クロアティーナ10%
唯一ミルクチョコ風の香りで、しかし、酸味がかなり強くアンバランスが面白い。+++(+)
Lesiona 2011 La Prevostura
ネッビオーロ95%、ヴェスポリーナ5%
ボディがあり、存在感がある。++++
Lessona Tanzo 2010 Pietro Cassina
ネッビオーロ100%
脱帽。レッソーナなのに、と言ったら失礼だが。。。+++++
Lesiona San Sebastiano Alto Zoppo 2009 Tenuta Sella
ネッビオーロ85%、ヴェスポリーナ15%
大臣だったクインティーノ・セッラの子孫のワイナリー。ということで有名ワイン、品質も良いということで有名なのだが、これだけの品質のものが揃ってしまうと、やや影が薄くなってしまう。++++
Gattinara Vigna Osso San Grato 2010 Antoniolo
ネッビオーロ100%
ガッティナーラでは最も良いということで知られた畑のもの。ガッティナーラで最も有名なワイン。+++++
Gattinara Vigna Molsino 2009 Nervi
ネッビオーロ100%
15%、除梗していない総を含む。ボルゴーニョ風。素晴らしい。これも脱帽。++++++