Langhe Favorita 2017 Conti di Roero
香りが華やかではっきりしている。
よく熟した黄桃、シロップ漬けのパイナップル、グリーンの香りもないわけではないが、ミネラルの香りと一緒になって打ち消されてしまう感じ。
ピエモンテの白ワインの中では、ファヴォリータは売りにくい品種だそう。
ピエモンテというと赤ワインというイメージがあるし、白でもアルネイス、コルデーゼ、そして最近はティモラッソが流行り。
そこで、安め、軽い(アルコール度という意味ではない)イメージのあるファヴォリータ、つまりヴェルメンティーノは、確かに売りにくいのだろう。
決して悪くはないのだが。
この週末、FIVIの試飲会があった。
FIVIは、このところかなり延びている、ヴィニタリーでもかなり大きなスペースを占めるようになった協会で、イタリアの独立した生産者協会、という意味。
ビオ系の生産者が多いが、ビオである必要はない。
小さな生産者が多いが、その中でも超有名生産者、例えばプーリア州のシャンフランコ・フィーノやカンパーニャ州のモンテヴェトラーノなども参加している。
ローマでは、昨年が多分初めて?
つまり、多分今年が2回目。
珍しく、その場で好きなワインが買えます、という趣向の試飲会。(通常の試飲会は、ヴィニタリーも含め、飲めるが販売はしない)
ただ、これもなかなか難しいところがある。
参加生産者にしてみると、どれくらい売れるかわからないので、何本ワインを持参して良いかわからない。
余ったら、送り返すにも送料がかかる。
買う方も、エノテカで買うより安く売ってくれているので嬉しいのだが、やはり、車に積み込んだりの手間はかかる。
さて、ファヴォリータに戻って、香りは強く、ピエモンテの品より、ピエモンテにも太陽がある、というイタリア的明るさを表している。
アタックもはっきりしていて、北イタリアのワインにしては結構ボディがある。
酸味が心地よいのが嬉しいが、それよりも塩味の方が強いくらい。
ちょっとスパイシーな感じの塩味と、熟したフルーツが余韻に綺麗に残る。
お得な値段で、ちょっと重たいが購入した1本。
取っておいでも良いのだが、と思いつつすぐに開けてしまった。
++++
香りが華やかではっきりしている。
よく熟した黄桃、シロップ漬けのパイナップル、グリーンの香りもないわけではないが、ミネラルの香りと一緒になって打ち消されてしまう感じ。
ピエモンテの白ワインの中では、ファヴォリータは売りにくい品種だそう。
ピエモンテというと赤ワインというイメージがあるし、白でもアルネイス、コルデーゼ、そして最近はティモラッソが流行り。
そこで、安め、軽い(アルコール度という意味ではない)イメージのあるファヴォリータ、つまりヴェルメンティーノは、確かに売りにくいのだろう。
決して悪くはないのだが。
この週末、FIVIの試飲会があった。
FIVIは、このところかなり延びている、ヴィニタリーでもかなり大きなスペースを占めるようになった協会で、イタリアの独立した生産者協会、という意味。
ビオ系の生産者が多いが、ビオである必要はない。
小さな生産者が多いが、その中でも超有名生産者、例えばプーリア州のシャンフランコ・フィーノやカンパーニャ州のモンテヴェトラーノなども参加している。
ローマでは、昨年が多分初めて?
つまり、多分今年が2回目。
珍しく、その場で好きなワインが買えます、という趣向の試飲会。(通常の試飲会は、ヴィニタリーも含め、飲めるが販売はしない)
ただ、これもなかなか難しいところがある。
参加生産者にしてみると、どれくらい売れるかわからないので、何本ワインを持参して良いかわからない。
余ったら、送り返すにも送料がかかる。
買う方も、エノテカで買うより安く売ってくれているので嬉しいのだが、やはり、車に積み込んだりの手間はかかる。
さて、ファヴォリータに戻って、香りは強く、ピエモンテの品より、ピエモンテにも太陽がある、というイタリア的明るさを表している。
アタックもはっきりしていて、北イタリアのワインにしては結構ボディがある。
酸味が心地よいのが嬉しいが、それよりも塩味の方が強いくらい。
ちょっとスパイシーな感じの塩味と、熟したフルーツが余韻に綺麗に残る。
お得な値段で、ちょっと重たいが購入した1本。
取っておいでも良いのだが、と思いつつすぐに開けてしまった。
++++