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在イタリア、ソムリエワインノートとイタリア映画評論、他つれづれ appunti di degustazione

ソムリエ 20年、イタリアワインのテイスティングノートと、なぜか突然のイタリア映画評論、日本酒、日本茶、突然アートも

Food & Taste vs Vino'forum

2013-06-09 12:22:25 | レストラン
Food&Wine vs Vino'forum


書きかけていた記事を放っておいたのだが、Vinoforumの後、比較、訂正してアップしてみる。

ミラノで2度行われ、ローマでは初開催のFood&WineがEatalyで行われた。
参加ワイナリーは50社程度、参加シェフは20人。
行ってみて気がついたのは、Food&Wineであって、Wine&Foodではないということ。
食べるブースとワインのブースが微妙に分かれていて、飲みにではなく、食べに来ている人がかなり多いと思った。
それも、ある程度似ている素材を何人かのシェフに作らせ、一皿たったの10ユーロで食べられるとなったら、食に興味のある人にははずせないだろう。
そのせいか、ワインブースの方は、比較的ゆったり、生産者ともゆっくり話ができてかなり良かった。
結局、Foodで食べたのはハインツ・ベック氏の一皿だけだが、FBにアップされた他のお皿を見て、次回は“食べに”行こうかと思う。




そう、順番は逆になるのだが、Vinoforumに行って、Foodは結構よくできていたと思い出す。
Vinoforumは3皿を特設のスタンドで出す。
ワインは、アビナメントを無視して(つまり、魚と赤ワインでも当たり前)、ワイナリーの宣伝の方を重視してどこかのシェフと組み合わせる。
つまり、条件の悪い中、3皿を出すより、シェフとしては、きちんとしたキッチンの整った中、1皿に集中できる方が良いだろう。
食べる方も、興味のある料理が1つなら1皿、3種まで用意されているので、全部に挑戦しても3皿30ユーロ。
お皿の数はかなり用意され、予約もいらないし、その場で行くだけでいいので、気軽である。

そして、ワインは、Foodは別料金で不明不満が出ていたが、それなりに良いワインが出ていた。
vinoforumの方は、料金に含まれ、お得感はあるが、内容はまあまあ。。。リストは良いのだが、結局サービスしないワインがあって、これでは無いも同然。意味がない。



もうひとつ、昨年から始まった食の催しにTaste of Romaがあり、こちらは今年は9月の開催が決まっている。(この前、ミラノ版が行われた。)
昨年は行けなかったのだが、今年はぜひ行ってみたいと思う。

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