“ネロ・ダーヴォラ”クスマーノ2010 –シチリア州
昔はクスマーノは良く飲んだ。
Noa‘(Nero d'Avola, Merlot, Cabernet Sauvignon)が出たときは、ほお、と思ったものだ。
それからSagana(Nero d'Avola 100%)。
シチリアというとドゥーカとタスカ、そこにプラネータが出てきて、ドンナフガータがあるとはいえ、それだけ??という時代があったものだ。(ちょっとオーバーですみません・・・)
そこにクスマーノやらパラーリやらベナンティやらいろいろ出てきて、なにせ、南イタリアのワインは安いので良く買った。
同じレベルで北のものを探すと、確実にかなり高い。だから、気軽なお呼ばれなどによく持参したものだ。
ずいぶんモダンなワインが好きだった時代があるんだぁ、と懐かしく思ってしまう。
クスマーノも(は、ではない)飲まなくなって久しい。
どのボトルを開けでも同じ味(極端だが)、よく言えばブレがなく安心、しかし、ワクワク感がない。どうでもよい食事のときはそれでもいいが、そうでなければ、このワクワク感が欲しい。これがワインの醍醐味だと思う。
開ける前のドキドキ、一口飲んだときの幸せ、時間がたって変化する喜び。
これがあるから、ワインはやめられない・・・
色はガーネット色。
スパイス、熟したフルーツとコンフィ、ドライの花、土っぽい香り、黒いタバコ、リコリース、革、丁子など。香りは良くできているが、ごく普通の広がりと持続性。
ボディがあり、酸味がきれいだが、タンニンがほろ苦い。持続性はまあまあ。このクラスのワインにしてはお値段お得、非常によくできていると思う。(82点)
昔はクスマーノは良く飲んだ。
Noa‘(Nero d'Avola, Merlot, Cabernet Sauvignon)が出たときは、ほお、と思ったものだ。
それからSagana(Nero d'Avola 100%)。
シチリアというとドゥーカとタスカ、そこにプラネータが出てきて、ドンナフガータがあるとはいえ、それだけ??という時代があったものだ。(ちょっとオーバーですみません・・・)
そこにクスマーノやらパラーリやらベナンティやらいろいろ出てきて、なにせ、南イタリアのワインは安いので良く買った。
同じレベルで北のものを探すと、確実にかなり高い。だから、気軽なお呼ばれなどによく持参したものだ。
ずいぶんモダンなワインが好きだった時代があるんだぁ、と懐かしく思ってしまう。
クスマーノも(は、ではない)飲まなくなって久しい。
どのボトルを開けでも同じ味(極端だが)、よく言えばブレがなく安心、しかし、ワクワク感がない。どうでもよい食事のときはそれでもいいが、そうでなければ、このワクワク感が欲しい。これがワインの醍醐味だと思う。
開ける前のドキドキ、一口飲んだときの幸せ、時間がたって変化する喜び。
これがあるから、ワインはやめられない・・・
色はガーネット色。
スパイス、熟したフルーツとコンフィ、ドライの花、土っぽい香り、黒いタバコ、リコリース、革、丁子など。香りは良くできているが、ごく普通の広がりと持続性。
ボディがあり、酸味がきれいだが、タンニンがほろ苦い。持続性はまあまあ。このクラスのワインにしてはお値段お得、非常によくできていると思う。(82点)