死刑廃止論の是非を扱った2003年の映画。演技バカ一代のケヴィン・スペイシーと「タイタニック」のケイト・ウィンスレット主演。
死刑廃止運動の同僚をレイプ殺害したとして死刑判決が出ているケヴィン・スペイシー。彼は死刑執行の直前になって記者であるケイト・ウィンスレットを指名して手記のためのインタビューを許可します。
各2時間3日間のインタビューでケヴィン・スペイシーはケイト・ウィンスレットに身の上を語るのですが、ケイトはスペイシーが何者かにハメられたのだと疑うようになるのでした…
ケイト・ウィンスレットは好きな女優さんなので(「タイタニック」除く)、こういうシリアスな映画で評価されればもっと嬉しい。
一方ケヴィン・スペイシーはほとんど注目されていなかった時期の「ユージュアル・サスペクツ」はたいへんびっくりしたものですが、いまや演技派としても有名だし何か陰謀めぐらせててもおかしくなさそうな面構え。
こういう映画って俳優冥利に尽きるというか、演技派にとっては演技しがいがあるんだろうなぁという感じがして、なんというか話が頭に入ってこないというか妙にリアリティがないというか…
話は面白いしよく出来ているとも思うんですけどね~。切羽詰った緊迫感が出ていないような気がしました。これはケヴィン・スペイシーに助かりたいという生への執着みたいなものがない、という設定のせいかもしれませんが。
死刑廃止運動の同僚をレイプ殺害したとして死刑判決が出ているケヴィン・スペイシー。彼は死刑執行の直前になって記者であるケイト・ウィンスレットを指名して手記のためのインタビューを許可します。
各2時間3日間のインタビューでケヴィン・スペイシーはケイト・ウィンスレットに身の上を語るのですが、ケイトはスペイシーが何者かにハメられたのだと疑うようになるのでした…
ケイト・ウィンスレットは好きな女優さんなので(「タイタニック」除く)、こういうシリアスな映画で評価されればもっと嬉しい。
一方ケヴィン・スペイシーはほとんど注目されていなかった時期の「ユージュアル・サスペクツ」はたいへんびっくりしたものですが、いまや演技派としても有名だし何か陰謀めぐらせててもおかしくなさそうな面構え。
こういう映画って俳優冥利に尽きるというか、演技派にとっては演技しがいがあるんだろうなぁという感じがして、なんというか話が頭に入ってこないというか妙にリアリティがないというか…
話は面白いしよく出来ているとも思うんですけどね~。切羽詰った緊迫感が出ていないような気がしました。これはケヴィン・スペイシーに助かりたいという生への執着みたいなものがない、という設定のせいかもしれませんが。