もうひとつの「戦慄迷宮」。
興味はあったんですが地元では上映しなかったためDVD待ちだった作品がやっとレンタルしたので観てみました!
冒頭、螺旋階段を俯瞰から撮るというカットで「ん?なんとなく『戦慄迷宮』に似てるな」と思っていたんですが、当たってました。
監督は「呪怨」の清水崇。
似ているだけじゃなくて、実際、作中主人公が「戦慄迷宮3D」を観ていてその世界観に影響されていくという展開で、「戦慄迷宮」の世界とリンクしている作品。
どちらも邦画としては珍しい3Dホラーだし、その二つがリンクしているという点でもたいへん興味深い内容ですね。
主人公は満島ひかりですが、観始めるまで気づきませんでした。ポスターだと男の子みたいに見えるし。
内容は相変わらず入り組んでいてわかりにくいんですが(特に「戦慄迷宮」の世界と錯綜してくるとなおさらわけがわからなくなります)、残念なのは怪異世界の象徴のような存在のうさぎの着ぐるみが、可愛くもないし怖くもないってところ。この手の作品の白眉はスティーブン・キング原作の「IT(前編)」に出てきたペニー・ワイズというピエロですが、その夢に出てくるような不気味さには足りませんでしたね~
あと、キャッチコピーが「誰も見たことのない『恐怖の国のアリス』」。となっていますが、どちらかというと本作は「人魚姫」をテーマにしており、そのへんが中途半端な印象でした。
怖いか、と言われれば怖くはない本作。「戦慄迷宮」が富士急ハイランドのお化け屋敷をネタ元にしたのと同様、アトラクション的な怖さが目立つ作品ですね~
興味はあったんですが地元では上映しなかったためDVD待ちだった作品がやっとレンタルしたので観てみました!
冒頭、螺旋階段を俯瞰から撮るというカットで「ん?なんとなく『戦慄迷宮』に似てるな」と思っていたんですが、当たってました。
監督は「呪怨」の清水崇。
似ているだけじゃなくて、実際、作中主人公が「戦慄迷宮3D」を観ていてその世界観に影響されていくという展開で、「戦慄迷宮」の世界とリンクしている作品。
どちらも邦画としては珍しい3Dホラーだし、その二つがリンクしているという点でもたいへん興味深い内容ですね。
主人公は満島ひかりですが、観始めるまで気づきませんでした。ポスターだと男の子みたいに見えるし。
内容は相変わらず入り組んでいてわかりにくいんですが(特に「戦慄迷宮」の世界と錯綜してくるとなおさらわけがわからなくなります)、残念なのは怪異世界の象徴のような存在のうさぎの着ぐるみが、可愛くもないし怖くもないってところ。この手の作品の白眉はスティーブン・キング原作の「IT(前編)」に出てきたペニー・ワイズというピエロですが、その夢に出てくるような不気味さには足りませんでしたね~
あと、キャッチコピーが「誰も見たことのない『恐怖の国のアリス』」。となっていますが、どちらかというと本作は「人魚姫」をテーマにしており、そのへんが中途半端な印象でした。
怖いか、と言われれば怖くはない本作。「戦慄迷宮」が富士急ハイランドのお化け屋敷をネタ元にしたのと同様、アトラクション的な怖さが目立つ作品ですね~