視聴環境:地上波放送
2013年公開の邦画。テレビでやっていたので観てみました。
映画「セブン」では最後主人公が負けてしまうのが画期的だったわけで、そういう意味ではオチはオーソドックスですね。
孫を殺された大富豪の山崎努が犯人の藤原竜也に10億円の首に賞金を掛けたため護送するSPの大沢たかおや松嶋奈々子らがたいへんな目に遭うという話。
監督は三池崇史ですが、いやもうサラっと作った感満載の作品。松嶋奈々子は頑張っていましたが(とはいっても「SP」の真木よう子っぽいのは否めない)、大沢たかおや藤原竜也はおなじみの演技で新鮮味はゼロだし、ストーリー展開やテーマにもスリルもなく、ただゾンビの群れのように襲い掛かってくる金の亡者をバッタバッタとなぎ倒し…という話に終始していましたね。
藤原竜也がまったく理解不能な犯罪者として描かれてはいるんですが、なぜ彼がそういう人間なのか(というよりはなぜ彼はこんな人間なのに逮捕されるようなことをせずに済んでいたのか)説得力のある演出がないとか、ジョーカー的なところを狙ったのかもしれませんが。そして主人公を助けるタクシー運転手役の余貴美子も地上波放送のためにカットされていたのかもしれませんが、まったく動機が不明で(しかも突然いなくなったり)よくわからないキャラでしたね。
ということで、
想定内のキャラクター、想定内のストーリー展開でそれほど楽しめはしませんでしたね~。同じようなシチュエーションの映画ならブルース・ウィリスの「16ブロック」の方が楽しめるかと思います。
2013年公開の邦画。テレビでやっていたので観てみました。
映画「セブン」では最後主人公が負けてしまうのが画期的だったわけで、そういう意味ではオチはオーソドックスですね。
孫を殺された大富豪の山崎努が犯人の藤原竜也に10億円の首に賞金を掛けたため護送するSPの大沢たかおや松嶋奈々子らがたいへんな目に遭うという話。
監督は三池崇史ですが、いやもうサラっと作った感満載の作品。松嶋奈々子は頑張っていましたが(とはいっても「SP」の真木よう子っぽいのは否めない)、大沢たかおや藤原竜也はおなじみの演技で新鮮味はゼロだし、ストーリー展開やテーマにもスリルもなく、ただゾンビの群れのように襲い掛かってくる金の亡者をバッタバッタとなぎ倒し…という話に終始していましたね。
藤原竜也がまったく理解不能な犯罪者として描かれてはいるんですが、なぜ彼がそういう人間なのか(というよりはなぜ彼はこんな人間なのに逮捕されるようなことをせずに済んでいたのか)説得力のある演出がないとか、ジョーカー的なところを狙ったのかもしれませんが。そして主人公を助けるタクシー運転手役の余貴美子も地上波放送のためにカットされていたのかもしれませんが、まったく動機が不明で(しかも突然いなくなったり)よくわからないキャラでしたね。
ということで、
想定内のキャラクター、想定内のストーリー展開でそれほど楽しめはしませんでしたね~。同じようなシチュエーションの映画ならブルース・ウィリスの「16ブロック」の方が楽しめるかと思います。
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