うりぼうのシネ煉獄

映画・ゲーム・テレビ・本の感想をまったり書きます。

ダイハード4.0

2014年01月11日 | 日記
視聴環境:地上波放送、吹替

 おなじみブルース・ウィリス主演のアクション映画シリーズ第4作。2007年の映画。テレビでやっていたので録画して観ました。


 いまとなってはこっ恥ずかしい「4.0」表記(当時アップデートを示す『Web2.0』とか流行ってた)。
 賛否両論はあるんですが、ダイハードシリーズは最新作の5以外はどれも好きで、主人公マクレーンがどんどんターミネーター化しているとはいえ好きな作品です。

 ダイハードの基本コンセプトは、”ごく普通の刑事”マクレーンがたまたま大事件に居合わせ、孤立無援で立ち向かわなければならならなくなる(しかも渋々)。
 というものですが、ライムスター宇多丸などの指摘にもあるように、どんどん積極的に危険なところに行くようになってはいます。
 今回も登場シーンからすでにスキンヘッドのこわもてでどう見てもカタギじゃない出で立ちですが、タイトル通りどうやっても死なない”しぶとさ”を楽しむ映画としての安心感はあります。
 個人的には最初の方の「大統領のスピーチシーンをコラージュする映像」や「ホワイトハウス爆破(フェイク)」とか、車でヘリを破壊(!)とか好きですね~
 あと本作に絡んでくるオタク組、マクレーンの相棒となるジャスティン・ロングと生粋のニートオタク、ケヴィン・スミスも良かった。5にジャスティン・ロングがでてこなかったのは残念です。


 ということで、
 5のロシア編でけっこうがっかりさせられたシリーズですが、ぜひとも次は面白い脚本を考えてほしいものですね~。なんとなく息子は今度ないことにされそうですが…


ダイ・ハード4.0<特別版> [Blu-ray]
ダイ・ハード4.0<特別版> [Blu-ray]
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2013-01-23
売り上げランキング : 3741


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

大脱出

2014年01月11日 | 日記
視聴環境:映画館、字幕

 ハリウッドスターが主演しているからといって、それが超大作とは限らない。


 トム・クルーズとか超大作にしか出演しない人もいるんですが、比較的低予算、小規模な作品にも出演している人がいます。ニコラス・ケイジとかそうで借金返すためか一時期たくさん出ていましたね。

 本作もスタローンとシュワ共演ということで話題にはなっていますが、作品的には中篇といったところで規模的にはハンガーゲームとかエンダーのゲームの方が予算が多いと思います。

 話は、スタローンが政府に雇われて刑務所のセキュリティの不備をチェックする”脱獄のプロ”。ある時、CIAから公には公表されない”極秘刑務所”のチェックを依頼されます。
 しかし実はこれがなにものかのワナで、完璧な極秘刑務所でスタローンは葬り去られそうになるのでした。しかしその刑務所にいたシュワちゃんと仲良くなり脱獄を計画する…

 二人の共演はすでに「エクスペンダブルズ」でも果たしていますが、本作には二人が殴りあう格闘シーンもあったりして楽しめます(本気の殺し合いシーンじゃないけど)。
 二人は正義の味方として危なげないし、悪役(刑務所の署長)はいかにもな悪役ぜんとしたイヤなやつだし、もちろんハッピーエンドだしで、いい意味で予定調和な安心して見られるアクション映画です。

 アメコミ映画意外の正統派アクション映画がなかなか公開されないので、本作はけっこう普通に楽しめましたね~。