プラムフィールズ27番地。

本・映画・美術・仙台89ers・フィギュアスケートについての四方山話。

< ロッキー・ホラー・ショー >(舞台視聴)

2017年12月23日 | その他映像関連。
相当キワモノだという話を聞いていたし、バリバリ保守的なわたしが見て大丈夫なんだろうか?と不安だった。
もともと地下鉄でポスターを見た時に「見てみたいな~、でも1万円は高いな~」と思って指をくわえていた。
そしたら後日グルーポンで安く出たんです。
でもコワイので一応ネット上の感想を拾い、……それでもコワかったけど勇気を出して行ってみた。
行って良かった。かなり楽しかった。

キワモノはキワモノだけど、健全なキワモノでした。……健全?
ミュージカルとしての前衛ぶりははるか昔に「キャッツ」を初めて見た時の方が戸惑ったな。
ストーリーが理解出来ない……。英語で見てたからそのせいか?と思ったけど、
ストーリーがないミュージカルというのはその時初めて見た。

本作はちゃんとストーリーがありました。
まあシュール系だけども。そもそもポスターが相当エグくてですね……。
でも古田新太への信頼はある。


もう幕が上がる前の売り子さんから話は始まっているのね!
売り子さんの口上も楽しく、期待が高まる。ダンスの練習もさせられる。
席が3階席だったので、そこまで臨場感はなく(やっぱり舞台から遠い分、少し距離感を持つ)、
ダンスはちょっと恥ずかしい。
注意事項としていくつかあるうち「騒ぎたいだけ騒いで下さい」と言われたので、
安心して騒ごう!と決意する。

正直、見ている間は誰が誰やらわからなかったんですけれどもね(^_^;)。
ヒロインがソニンだというのは知っていたが、ヒーロー(?)は、あれ小池徹平なのかなあ?と確信が持てなかった。
最初に登場したのはROLLYで、彼のギターがジャーンと鳴った瞬間、その音が心に染みわたる。
特にギター好きでもないのに。ROLLYはやっぱり上手いんですか?

高いところから見たから、セットを十全に楽しめたとは言えないかもしれないが、いいセットでした。
よく考えて作られている。
衣装は、ちょっと遠くて細かい部分が見えなかったのが残念。
古田新太のSM女王的キャミソール姿が……。おっさんにしては脚がきれいだと思いました。
あんまり近くでみると小池徹平の下着姿とか、目のやり場に困る気がする。
あ!終盤の古田新太の花嫁衣裳?あれきれいだと思った~。古田新太がきれいなんじゃないけど~。
でもあのおっさんにしてこの可憐さ。

歌も良かったと思う。曲も良かった。一瞬CD欲しいかな?と思ったくらい。
リピーターが多いと聞いてはいたが、そういう皆さんはどこでどんな動きをするかわかっているらしくノリノリ。
それも楽しかった。
わたしはたまたま持っていたペンライトで参加した気分。ペンライト使用率高し。
ペンライトってそんなにたまたま持っているもんでもないと思うが、あって良かった。


今度はもっと近くで見たいと思ったね。
また舞台が来たら行くかもなあ。今度はケチケチせずに定価で……うーん、お約束は出来ないが(^_^;)。




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