北朝鮮の党中央委員会総会が閉会 金正恩氏「経済難」克服を強調
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は19日、朝鮮労働党中央委員会総会が前日に閉会したと報じた。金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)は「現在の難局」を必ず乗り越えると強調したという。難局とは北朝鮮が直面した経済難を指すとみられる。
党中央委員会総会は15日に始まり、4日間開かれた。金正恩氏は今回の総会中に食糧難を認め、人民生活の安定と経済難の打開を中核議題として提示したほか、3日目の17日には「対話と対決のいずれの準備もしなければならない」と、今年1月のバイデン米政権発足後初めて正式に対外メッセージを出した。
一方、1月の新設された北朝鮮ナンバー2に当たるポスト「第1書記」の任命に関する言及はなかった。
党中央委員会総会は15日に始まり、4日間開かれた。金正恩氏は今回の総会中に食糧難を認め、人民生活の安定と経済難の打開を中核議題として提示したほか、3日目の17日には「対話と対決のいずれの準備もしなければならない」と、今年1月のバイデン米政権発足後初めて正式に対外メッセージを出した。
一方、1月の新設された北朝鮮ナンバー2に当たるポスト「第1書記」の任命に関する言及はなかった。