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半月記

半月に一回くらいは、何か記録をしていきたい

Mement/ぐぎぎぎぎぎ

2007-10-22 22:52:27 | Memento
 フィオナの動揺を察したのか、それともここは危ないと彼自身知っているのか―ヒューイは警戒するようにぴんと尻尾を立てたまま、用心深く早足で進んでいく。
(どうして??)
 その後に続くフィオナは、神経質に何度も後を振り返りながら、本日幾度目かになる疑問を繰り返した。
 この城に連れてこられてから、死んだはずの人間が動いているのを見てきた。ダニエラは何故か健在だったし、リカルドの幻も見た―。
 だが、今見たロレンツォの姿は、それらとは明らかに異なっていた。
 ダニエラのように、きちんとした体を持っているわけではなく。
 また、リカルドのように「過去の一場面」をなぞっているだけなわけでもない。

 きちんとした体を持たないままで―彼は、ここにいた。

 もしかしたら背後にいるのかもしれない。
 後を振り返る瞬間には、目の前にいるのかもしれない。
 それともまた―どこかから、自分を見ているのだろうか?
 くぉっ…!!
 こ、今週はなんだかバイトが多くて嫌になる…!!バイト抜きでもいろいろ厄介なのに…!!

 今週こそペンタブとか絵チャの練習をしなければならないのに…!!!わぁぁぁん… 

Memento/オペラ歌手すげぇ

2007-10-05 21:16:15 | Memento
 方向感覚や距離感を完全に裏切られる形になったフィオナは、大きくため息をついてもう一度後を振り返る。ドアの向こうにどのような景色が広がっているのか―確認するのは怖かったので、手を伸ばさないでおく。
 何色のドアを潜ればいいかはぼんやりと覚えていたので―兎に角前に進もう、と彼女は足を踏み出しかけ―愕然と、翡翠の瞳を見開いた。

 二つあるドアへの分かれ道に―男が、立っていた。

 よくなめされた皮のような肌の下に、禍々しいほどの生命力を抱えた男―。猛禽のような金色の瞳が、こちらを見ている。
 誰なのか、気付いたフィオナがはっと息を呑むと、まるで彼女が来るのを待ち構えていたのだと言わんばかりに両腕を広げ、男―アウレオルス・ロレンツォ・ベリはにやりと笑った。

 よく見れば、その姿は薄っすらとしたもので、幻影のようなものであるということは看破できる。

 だが。

 それは、彼が「ここにいる」という事実を知らしめるには十分なものだった。今彼はこの瞬間この場所で、彼女を見ている―

「……!!!!!!ヒューイ!!!」
 弾かれたようにフィオナは男の姿に背を向けて走りだす。
 ずるり、と足が滑って、したたかに体を地面に打ち付ける。裸足でひたすら逃げた記憶がフラッシュバックして目の前がよく見えないが―気がつけば赤い色の部屋に飛び込んでいた。
 若がやっとでた・・・!!

 本日は護国寺まで行ってまいりました!介護等体験で…。で、そのあとシビックホールにて音楽鑑賞。ジャズとクラシックとオペラと和太鼓聞いてきました。
 全般的にクオリティは高かったです―。そう素直に言ってしまえるあたり、歳をとったな、自分…。
 で、全然関係なく思ったこと。
 本物のオペラ歌手って化け物ですね。
 アレーナ、だったかな?場所の名前はよく覚えてないんだけど。とにかく野外で「アイーダ」聞いたことがあるんですが…。今日パパゲーノ聞いた後改めて考えてみると、あの発声量は尋常じゃない。だってアレーナとシビックホールじゃ、座ってた距離が3倍近く違うもん…!!!!化け物ー!!!
 
 んー。
 エレクトーン習ってた先生が、声楽に転向してオペラ歌手やってるのを今唐突に思い出しました。今先生どうしてるのかな…。とノスタルジックになってCDを引っ張り出してみる、20の秋。

 おのぼりさんですからvv護国寺の写真などUPvv


 帰りに、上野…っていうか御徒町の「いしや」に行ってきました。なかなか、ね、そっち方面にいくことって少ないから…敢えて脚を伸ばして見てきました。
 インターネットで見るより全然品揃えは豊富だったんですが、やっぱ綺麗なルースは高いです…。
 最近疲れてるんで、パーッと買い物してストレス発散しようと思ったんですが…うーん、な。
おまけ

 小岩井抹茶。おいしい…の、か??おいしい…うーん。

 友達からもらった「馬の肉はこんなんだ!」ストラップ…vv熊本って馬刺しが有名なんだろうvv
 今朝ボンドみながら…「ここは食えるはず、そこも食えるはず、だがお前、根本的に不味そうだよね」とストラップと対比しながら呟いてました。
 このご当地シリーズ、いっぱいあるらしい…見に行かねば!!



Memento/実はこんな

2007-09-18 16:53:01 | Memento
 だがそれこそフィオナが考えていたことだった。ルミネセンスは減速することも、加速することも出来ない―。つまり、歩く速度を緩めさえしなければ、絶対に追いつかれないということである。
 光が照らすぎりぎりの範囲を、時々足元に落ちている乾燥しきった「何か」や白い灰などを避けながら、追いつかれないよう足早に歩いていく―。
 てててて、とその歩調に合わせて隣を歩くヒューイの足音が、本当に心強く感じられた。

 廊下の突き当たりのドアを開いたとき、叫び声を上げずに済んだのも、恐らく、彼がいたからだろう。ドアを開いた先は―全てが緑色に染められた世界だった。照明が緑なのだとか、部屋の中にある建造物が緑色なのだとか、そういうレベルの問題ではない―兎に角、部屋の中にあるもの全てが発行しているかのような毒々しい緑の色合いを放っているのだ。
(何時の間に、こんな所まで―?)
 フィオナはこの部屋に覚えがあった。旧館でも新館でもない。真理の館―そう呼ばれる建物の中の一室だ。

 カルメロ君―はイラストにいるし、リリィちゃんは描いたし―判るかもしれないけど―ジゼルちゃんが誰だか皆判らないよなぁ。ということでジゼルちゃん描いてみました。リリィちゃんに助けられて、それ以来ずっと一緒にいる人間の女の子です。見た目とかしゃべりかたはちょっと男の子みたいらしいですvv
 ジゼリリと呼んでもいいくらいリリィちゃんしか見えていないようです…vvあともう一人、出てきたキャラはジャガーノート将軍様なんですが。蒼牙の画力では…無理でした。あ、あぁいう男性が描けるようになりたい!!(涙)
 ―リリィちゃんの目の色だけは上手くいったと思います。

 妖精さんからのバースデーカードが「愛の夢」で、あ、若フィオナー…とか思ってたんですが。
 愛の夢はよく考えたら若フィオナのテーマではなくてリカルド×フィオナのテーマだったんだということを唐突に思い出して描いたもの。
 でも。
 若フィオナだったらいいという問題でもない気がする。
 どっちにしても歪んだ愛だもーんvv(そしてハートマーク飛ばすなや)

 若といえば、随分昔、大胸筋が描きたいという発作に襲われて。顔まで描いたんだけど―若にしてはうーん、普通に美形やな。とおもって。急遽あれこれいじってジークにしたやつがあったと思ってUP。
 …でも結局―大胸筋は何処へ?
「あとジル元帥はリアルドラクロワ」というお話を聞いて大変身もだえしてみたり―。

 白百合姫お手製のアップルパイを齧るアンティーの図。というか寧ろ食べてるのは林檎のコンポートか。なんかアップルパイってロマンじゃないですか?
 こう、色んな角度が書けるようになりたい―。でもそのまえにバランスというものをもっと考えなくてはならないのだと思う今日この頃。

 そうそう、昨日UPした小説の簪なのですが。

 こういうデザインでしたー。ちゃらちゃらするしゆらゆらするし猫じゃらしなんかメじゃない破壊力!!エチゼンクラゲみたいとか思っちゃ駄目!!
 花魁っぽくしてみても、髪型とかキャライメージ優先させてしまうからうそんこ花魁にしかなれません。実際さくらん見てたら、なんか皆髪の毛きちっとしてるし…服も赤とか緑とか紫とか派手でした。しょうひ(漢字わからん)さんの服の色なんかいいと思ってるんだけどね。

Memento/だが断る

2007-09-04 20:36:34 | Memento
 表情を緊張させてフィオナはじっとその光源を見つめた。あれにぶつかった時の何かが割れたような大きな音はよく知っている。すぐさま逃げ出そうかとも思ったが、だが、何が潜んでいるか判らない足もとの暗闇も、十分恐ろしいものだった。
(あれを使えれば―)
 じっとその光を見つめながら、フィオナは唇を噛み締める。以前、あの光をランタンに閉じ込めたことがあるのを思い出したが、そういう類のものを、今この瞬間に見つけることは不可能そうだ。
 空中を徘徊していたルミネセンスが―そのふわりふわりとした動きのまま、ゆっくりとこちらに向かってくる。
 青白い光が真っ暗闇を照らすと、所々に血や汚らしい色をしたものがこびりついている、白と黒の大理石で飾られた床が視界に飛び込んできた。乾ききっているのか全く匂いは無いが、ここで何が起こったのか想像するだけで胸が悪くなり、フィオナは床から目を引き離してルミネセンスを睨みすえた。
 幸いな事に、床にトラップは無さそうだ―ぎりぎりまで相手が近寄るのを待ってから、いっきにその脇を駆け抜ける。追跡能力は高いものの、急な方向転換は苦手なのだろう―おや、とでも言うように途中で光はその動きを止め、向きを変えて彼女を追う。
誘惑のソナタが遂に裁判沙汰になったらしい。…幾ら位払わされるんだろうね?スクエニ、強気で勝訴するといいな…!
…だが断る(って言われたらどうしよう)

いきなり障害の試合に出ろと言われた。しかも今週の土曜日。
…だが断る(って言いたい)

そんなこんなで授業なんですが。まさか、大学の、しかも心理学の授業でスキンの装着(わかんない人はそのままのあなたでいてください)方法を習うとは…。
これはエロに走れ!というお告げでしょうか…。

…だ が 断 る

何故なら眠いから!おやすみなさいー



Memento/さいきんのあにめ

2007-08-02 10:28:36 | Memento
「また…後で。」
 弱々しく答えると、フィオナは足元にまとわりついてきたヒューイを手探りで撫でた。特に意味は無い行動だが、彼が傍にいるというだけで随分精神が安定してくるような気がする。
 暫く大人しく撫でられていたヒューイだが、やがて、ふんふんふん、と鼻を鳴らしながら歩き出した。
「待って、ヒューイ…!!」
 いきなり虚空を掴まされ、フィオナは慌てて声を上げる。
 先程は無我夢中で走ってきたのだが、改めて考えると、これだけの闇の中、何処に何があるか判らないまま走り回るのは無謀すぎる行動だった。実際、ウロボロスの階段を下ったところにある地下礼拝堂への道で、足を踏み外しかけたこともあった…。今思い出すだけで、ぞっと身の毛がよだつ。
「クゥン…」
 更に悪いことにここは、何一つ見えない真の闇の中だ。礼拝堂への道はそれでも、穴を巧妙に隠すように光源が配置されていたが、ここにはそれすらない。
「…」
 と、足先に―何かが、触れた。ふさふさとした感触…尻尾だ、と気づくにはそう時間は掛からなかった。

 暫くは尻尾の感覚だけを頼りに歩き続けていたが、一向に周りの様子や気配が変わる様子は無い。
 城の地下がまるごと空洞になっているのではないか…そう疑いたくなるほど、長い時間歩き続けているような気さえしてきたとき、目の前に青白い光が見えた。
 どうやらこの先は曲がり角になっていて、その先に光源があるようだ。思わず駆け出しかけ、フィオナはその光の現況が何かを突き止め…微かに息を呑む。
 それはルミネセンス。
 アゾートに反応してフィオナを追う、光球だった。
 びっくりするくらいわんこまかせなデメント、それがメメント(嘘ッ!?)
 もはやヒューイ大活躍!わんこパラダイスゥ!!ヒューイのIQは1000位あるって蒼牙は信じてます。多分デビリタスとか相手に、「いいかげん 背後に 注意すれば いいのに」とか、「どうして おふろに はいらないの かな?」 とか思ってるに違いない…!!

 絵チャには10時頃から出没予定です。
http://www.rakugakichat.com/rentalRoom?userID=unteared&refresh=1186052148900 ここね。ほんとは別のを借りたかったのですが…。
 さて。
 コードギアス・むっつりのルルーシュなんですが。(むっつりってそっちか!)
 シュナイゼル様の出番が少なかったとか。
 コーネリアの出番が少なかったとか。
 それはまぁ我慢できるとしても。

 キスシーンがCCからだったことが仕方なくてしょうがないきょうこのごろです。
 なんかー。
 スバルに散々罵られてへこんだルルに、CCが「私がいる」みたいな事をいって。
 妙に泣きそうな顔で、縋るようにキスするのを期待してたのに!

 期 待 し て た の に 。

 なにあの格好いいルルーシュ!
 へたれでむっつりな、いっぱいいっぱいの童貞ぼーやはどこに消えたの!!??

 …でもCCが美しすぎて萌えるから最早これでいいです。ごちそうさまでした…vvっていうかもうボロボロCCが可愛くて仕方が無い!火あぶりされるときのあの表情が好きで仕方ない!!やーんエローいvvv

 クレイモアはジーンさんとか好きです。テレサとかガラテアとかミリアとかフローラとか、基本ロンゲ娘が好きですがジーンの凛々しさは異常。らぶ。イレーネはそんなに好みじゃないですが格好いいと思います。
 ヒロイックエイジは、やっぱり作画に泣く日々…。何故平井なのだ!漫画の人みたいなクオリティにしてくれればいいのに…!!正直、カルキヌスとかレクティとか直視できないのですが。話はなんか…仲間が増えたねっ☆
 ロミジュリは…ロミオが逞しくなってて、どうしよう??(笑)
 DMCは「ちょっといいはなし」になりつつあります。っていうか全12話なのに…ねぇねぇねぇねぇ!!(焦)

 明日発表って事をびっくりするくらい忘れていたので。
 今から準備にとりかかります…。だいじょーぶなんとかなーる