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半月記

半月に一回くらいは、何か記録をしていきたい

Memento/やっぱミトコンドリアなのね

2008-01-23 16:29:59 | Memento
 否。
 それは、微かに白い光沢を放つ、鋭く尖った金属。

 反射的に庇った腹から、じわじわと熱い液体が染み出していく―。
 血だとは判ったが、それを止める術はなく。

 彼は―力なく地面に倒れ臥していた。



「……」
 ディランを刺したロベルトは、溜息混じりにこの一幕の敗者であるディランと、それからぴくりとも動かないダニエラの二人を見下ろした。
 それから、のろのろと腰をかがめると、地面に転がったままの肘から先の右手を拾い上げる。ディランの身体を貫いた金属製の金具に中心を合わせ、かちりと捻ると、まるで手品のように腕は元の通りに戻った。調子を確かめるように肘から先をコキコキと鳴らし―片腕に一人ずつを抱えると、彼は城の中へと戻っていった。
 ロベルトさんはオートマタなんです…実は。

 レポートに愛想が尽き果てた蒼牙、現実逃避気味に書籍部にぶらりと立ち寄って参りました。パソコンで、しかも鼻歌から曲が作れるっていうシリーズの創刊号があって…すっごく欲しくなりました。いや、鼻歌音符入力ができれば、エレクトーンとかギターを棄てた私でも作曲できるかなぁって…!!!(鍵盤楽器は、音符を読むのがすごく遅い。ギターは手首が痛い。)ふんふんふんふんふんふんふんふーんっ☆とやれば、ドレミファミレドって入力されるんでしょ??(かえるの歌だったらしい)
 サクラとか、minoMIDIをダウンロードしては諦めてるんですが、これなら―。(いえ根気がないので無理だと思います。)

 あ、でそうそう、そんなこんなで…ふと目に止まったのが「かぐやひめの遺伝子」って本。拍子がごはんをがっついてる謎の女性なのに、何故か「農学部コーナー」においてあったので読んでみました。こう…リアルっぽいSFホラー、でした。遺伝子組み換え食物がミトコンドリアの突然変異(?)を引き起こして人が急死する―っていうありがちストーリーです。
 ミトコンドリアってさ、なんか…SFというか、こういう、現実味を生かしたホラーには必ず出て来る気が。ある意味では人間もこいつ無しでは生きていけませんから、まぁしょうがないっちゃしょうがないんですが…もっとほかに何か無いものか。
 ちなみに私のミトコンドリアとのファーストインプレッションは、「パラサイト・イヴ」でした。キャラ萌えはないが…瀬名秀明さんの小説版も実は好き。

 あと、変なタイトルの本が堂々と置かれていて噴きました。
 黒龍の柩(棺?)の隣に「舞妓調教」って小説があった日には…おいちゃんびっくりしたべ。やべぇ読んでみたい!(笑)と思いつつ…とりあえず黒龍と愛流刑だけ読み終える予定。両方とも重いんですよね…。(立ち読みだし)
 流刑地は今下巻なんですが、ふゆかが死んでから、愛の流刑地がつまらん…(なんかこの人の文章って、私の考える文章とクライマックスのツボが違う気がします…シャトールージュもそうだったが。)
 冬香は脳内では美熟女で、微妙に萌えキャラだったのに!!ね!!色白で一見奥ゆかしくてぽわんとしててだが脱ぐと凄いんですっていうギャップ萌えvv
 …映画版??ナニソレ??ひぐらしの実写と同じ勢いで拒絶しますが何か。

Memento/キャラ区分の難しさよ

2007-12-28 15:49:45 | Memento
 ぼそりとディランは呟くが、ロベルトは無表情のままだった。
「…待て!お前、フィオナがどこにいるか知ってるんだろ?」
 だが―ディランは怯まなかった。かちり、ロベルトが撃鉄を起こす瞬間、心の中で手を合わせながら抱えていたダニエラの体を前方に放り投げる。予想通り―と言うべきか、思わず手を伸ばしかけたロベルトの反応が一瞬遅れ、その隙を突くようにして銃を持った手を捻り上げた。
「ぐっ!?」
 不覚をとった―能面のような表情だったロベルトが、初めて怒りの表情を浮かべる。
「悪いが、そっちの罪状は拉致・監禁だ。ここはアメリカじゃなくてヨーロッパだが…このくらいなら正当防衛で通じるはず。」
 セピア、というよりも更に色素の薄い、金色に近い瞳。睨みつけてくるのを負けじと睨み返しながら、
「警官なめんな。とりあえずフィオナを助けて、お前たちは警察まで引っ張っていく。」
 とディランは勢い良く返す。勿論空港で没収されると判ってはいるので持っては来なかったが、だが警察に行けばすぐ身分は確認されるだろうし、警官のいうことならばある程度は信じてもらえるだろうと踏んでの言葉だった。
「道理で…そうですね、迂闊でした。」
「…迂闊…?」
「…あなたが意外と戦えるということです。しかし…」
 握っていた腕からの抵抗が消えたのはその瞬間だった。
「…あなたも、迂闊だった。」
 そして、次の瞬間―深々と腹に突き刺さった、「何か。」

「ぁ…」
 ごふっ、胃から何かが競りあがってきて、あぁ刺されたのだと知った。何が起こったのかわからないということはなかったが、何故そんなことが起こったのかは判らない。ただ何故刺されたのかが判らない。自分は確かに相手の手を握っていて。だから相手が自分を刺せるわけは無いはずで。
 そもそも武器は銃だけだった筈―。

 痛みで力が抜け、思わずディランは膝をつく。真っ赤になった相手の腕は、肘から先が無く、白い骨―骨?が、申し訳程度に顔を出していた。
 モチベーション??ナニソレ?新種の餅デスカー?

 …最近LAN様のご機嫌がものっそ悪く、書いたはなからブログが消えていくせいで、モチベーション低下が甚だしい蒼牙です。
 そして、パソ様のご機嫌もよろしくないとです…よ。
 Mementoもものっそ切れかけました…。

 ディランさん強すぎ!というツッコミがありそうですが、カプコンの警官(バイオハザードのあのお方とか)と比べればまだまだァ!…ということで勘弁してはいただけないでしょうか。
 

 さて、昨日はT大学との交流戦がありましたーvv出場したのは一年生だけだったので、私はなんら関係ないはず…でしたが。
 何故か一発芸をやらされる羽目になり。
 後輩と二人でコラボを組みました。

 タイトル 「お財布ケータイ」
後輩:「先輩、千円返してください」
蒼牙:(ポケットから携帯を取り出し、中から千円札を取り出して渡す)「あ、ごめんごめん、すっかり忘れてた」
後輩:(千円札をやはりポケットの中から取り出した携帯に仕舞い)「いえいえ」
二人:「お財布ケータイ」

 絶対どっかで既出だとは思うのですが、最初この単語を聞いた時、そう思いませんでしたか?…私だけですか。アナログ人間ですみません…。


 お酒の席で、ポアソン分布は元々、馬に蹴られて死ぬ確立を求めるためにできた分布らしいとか聞きながら、馬に蹴られては死なないよとか思ってみたり。馬が原因で人が死ぬとしたら、打ち所の悪い落馬か(それでも死なないよ…蒼牙今の所無傷だもん)、それとも馬がいることによってパニックを起こしてドミノ倒しとか、交通事故とかですよ。何がどうあれ―人間を一番殺すのは人間か菌だってことです。


 そうそう、分布というか組み合わせ…といえば。
 うちのキャラには、バイもリバも多すぎるということに先日気付きました。
 というか蒼牙がキャラをカテゴライズするときは、
・「ノーマルかバイかアブノーマルか」
・「攻めか攻め寄りリバか受け寄りリバか受けか」
・「SかMか両方か」
 のほかに
・「上か下か区分できずか」(判る人は判れ)
 ってのも考慮に入れなきゃいけないような気がします。
 しかもこれは、あくまでもキャラ本人の嗜好なので、あとは属性、「可能不可能」をつけて考える…と。
 あぁ…なんて厄介!この時点で、3×4×3×3×2(「ノーマル、バイ、アブノーマル」×「攻め、攻め寄りリバ、受け寄りリバ、受け」×「上、下、区分不可」×「(ノーマルならば)同姓CP可能、不可能or(アブノーマルならば)異性CP可能、不可能or(リバならば)同姓より、異性より」)通り区分がある!
 それにさらに属性とかつけると…パターンはほんとうに億千万!!!キャラカテゴライズって…深いね。
 ちなみに性別とか考慮にいれると、蒼牙的最強の受けというのはロールか、もしくはフィオナなんですが。
 彼女達のパラメーターは、「ノーマル、受け、下、M、同姓CP可」

 ちなみに、これで見る分に最強の攻めはジグムント&ロレンツォ
「バイ、攻め、上、S」(最後の同性異性はあえて問わず)
 です。…デメントは、最強の攻めと最強の受けの組み合わせだったんだね!!(キラリキラり)

 ちなみに、蒼牙の場合ある程度出番が多いキャラというのは大抵、結果としてバイになります。こうやってキャラを突き詰めていくと、自分の好きなタイプとかわかってきますねvv上下の区別がわかる皆様も是非、区別をどうぞvv(勧めるな)

 ちなみに。
 この区分を作る原因となったアンティエルドですが
「バイ・攻めよりのリバ・S・上より・異性贔屓」
 となります。
 他のキャラもやろうかと思ったけど…この日記のアホさ加減に、段々残念な気持ちになってきたので、今日はこの辺りでドロンします。(笑)どS、S、どっちも、M、どMの5通りにしたほうが良いか?いやもう面倒だからいいや。所詮思いつきだし。

Memento

2007-12-21 21:56:54 | Memento
 先程意識を失ったきり動かないダニエラを抱えて、とりあえず城の中に戻ろうとしたのだが。目の前には、銃を構えて立っている男の姿。
 銃口はディランに向けたまま、男―ロベルトはぞっとするような冷ややかな声で尋ねてきた。
「…先程の犬はどうなさいましたか。」
「…フィオナの所に言った。」
 不利―というよりは危険極まりない状況に、むっと唇を結びながらディランは答える。どう足掻いてもこの相手に良い感情は持てそうに無かった…出会い方を考えれば無理もない話ではあるが。
「どの過程で混入が起きたのです?」
「過程…?混入…?」
 耳慣れない言葉に、こいつの話など聞くか!と思いながらも反芻してしまうと、ロベルトは逆にディランを無視して大きなため息をついた。
「…貴方に聞いた私が間違いでした。」
「俺も、お前に答えてやった自分がバカだと思ってるぞ…。」
「………」


Memento/sleeping sheep

2007-12-11 18:55:43 | Memento
 手が当たった感触があったのは一瞬で、次の瞬間には、まるでそこには何も無かったかのように腕が宙を切る。がっちりと体を拘束を拘束していた手の感覚が消えたのも、それと略同時だった。
 その代わりとでも言いたげに、パラパラと細かく何かが降ってくる感覚。驚いたフィオナが振り返ると、ロレンツォの姿は消えうせていて―その足元には白い灰が小さな山になっていた。
「え…??」
 子供部屋の床を覆いつくしていた粉に酷似したそれに手を伸ばしかけると、ヒューイが咎めるように鋭く一声吼える。
「…そうよね。」
 迂闊に色々なものに触らない方がいい―と彼女は手を引っ込め、ヒューイを伴って歩き出す。肩の痣の痛みは、もうすっかり消えうせていた。


「……」
 危機を乗り切ったフィオナとは逆に、危機に立たされていたのはディランの方だった。
 羊が一匹、二匹…。日本語で数えても意味がないのは、羊を数えるおまじないは元々「sheep」と「sleep」をかけた言葉遊び兼自己暗示だからなんですが。
 パソコン触ってると反射的に眠くなる、私のコレは一体難なのでしょうか。

 うー

 ねむ い 。

 余りに眠くて、頑張って書いたMemento一回全消ししちゃいました…。腹立たしい…。

 えと、やっと「灰」が出てきましたねー。若はちらりと顔出ししただけですが、もっと後からガンガン出てきますvv

Memento/馬鹿にできない

2007-11-05 17:02:26 | Memento
 通り過ぎた壁に目が浮き出ているような錯覚に、思わずそちらを振り返る。
 足音が増えているような錯覚に、何度も立ち止まる。

 ガタガタ震える脚が歩いているだけなのに縺れ、思わず膝をついたフィオナは不意に左肩に焼けるような痛みを感じて手をやる…べっとりと付着した血の色に思わず眩暈を起こしかけるが、だが、何故痛むのか…それを考えた瞬間、意識は一気に研ぎ澄まされた。
 雌を表すシンボルにも似た、この奇妙な形の痣が、ただの痣ではないということをフィオナは薄々悟るようになっていた。以前この城を訪れたとき、この痣が壁の仕掛けと共鳴したことがあったことは勿論だが、奇妙なのはそれだけではない。
 この痣は、薄くなったり濃くなったりと、まるで満ち欠けする月のようにその色合いを変えていくのだ。しかもそれは―完全に彼女の体調と呼応していた。
 脚の間から零れていく残骸に、赤い色を奪われたかのように痣は薄くなり、また次の周期が近づくに連れて色を増していく。ただ単純に血の気や体温の問題だけでは片付けられないほど、その色の移り変わりははっきりとしている。
 足音が一つ多ければ…オヤシロサマがいらっしゃいますよ。だってロレンツォは、後を歩いたりしませんから!!彼は盗撮キャラなんです!!
 あと痣の満ち欠けは…排卵期と同調してるというエロ設定ですが。
 ま、デメントだし…てことで、許してくださいv
 いや実はこういうのが蒼牙本来の趣味を詰め込んだ設定なんです…が、ね!!普段はあんまり表に出ないよう頑張ってます。

 コンビニのお菓子のクオリティというのは、高いものは高いですが…今日はなんとなく当たりのものを紹介。
 ちなみに上にあるほどお勧めvv

 こちら、リプトンのティーオレ。ミルクティーと何が違うん?と思うなかれ!!ちゃんと牛乳の濃さが出てる…!!ブームになりそうですvv

 これもアタリっ!!230円はちと高いけど、ゆずミルクとか…ナイスマッチvv

 クリスピーサンドはベタにキャラメルがいちばん美味しいです!ラムレーズンも、まぁ、美味しいけど…いちごみるくは微妙…。

 小岩井はあんま好きじゃないけど、どうしても気になって購入。
 んー。んー…。

 ちなみにこれ、上から下の順にお勧めです。 

 でもごはんはやっぱお店のほうがいいなぁ…

 焼き鳥親子丼というのもありだな、と限定20食の親子丼(実質焼き鳥丼?)など食べつつおもう。先週のおひるごはん。