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半月記

半月に一回くらいは、何か記録をしていきたい

ゴディバのショコリキサーがはじめて微妙だった

2010-11-14 13:06:07 | 若葉のころ
「愛するように呪ってる」「好きの反対は嫌い」「君がいなくても世界は回る」

 「ホットショコリキサー きなこ」ってのが出てたんでさっそく試したんですが。半分で力尽きましたこんにちは蒼牙です。
 甘すぎる!!!というか基本的にゴディバのチョコは冷たくないと飲めない程度の甘さなんだ…何故ホットでだしたし!!

 あと先日はじめて「バー」というところにいってきました。
 ママが美人過ぎてびっくりしました。

 マカロン食べ比べしてみた。
 
 ブールミッヒはそこそこ。ニコは味はいいんだけど妙に歯触りが悪い。YOSHINOはなんかだめすぎてどうしよう。どれひとつとしてダロワイヨにかてない…

 とりあえずやりたいことが全く終わらない…のでさくさく日記描いて小説かいてきます。
 まずいっこめ!
 ハロウィン企画が仕上がったのでおいときます!スナさんリクエストありがとうございました!!
 単愛ちゃんはトランプ、ダイヤの1。あとマジシャンイメージ。
 ティーちゃんは幻想ギリシャのつもりが全然普通にギリシャでしたよというおはなし。ギリシャの本をかりてきてみたら、事実は小説より奇なりというか。ギリシャは幻想ギリシャよりぶっとんでいたので幻想ギリシャがきえました…。(服的な意味で)

 あれ…目からアドリア海が…。


 めずらしいことやってみよう!な企画だったんでメインは単愛ちゃん。目の色がとても綺麗なんですが、縮小を重ねたら全部つぶれて私涙目です。
 ティーちゃんについてはその…金髪美女なんで、なんていうか歪み無く愛をそそぎました。お人形さんのちょっと冷たい感じが出てればいいな!!

 あとアニメについてはキャプチャーする気力がおきませんでしたが
・金髪につられて巷で噂のパンストをみてみたした。第一話からキてるというかこれはっvvvvひどいvvv
・咎狗→シキさんがいないと途端にテンションダウン
・薄桜鬼→画集かったからもういいや
・スタードライバー→わたしのまわりでスタードライバーを見ているひとがかなりの割合で「ヒロインにものたりなさを感じる」って言ってるんですが…ものたりないんだよな!タクトも服負けしてる顔の感じがする。まぁその分本編ぐりぐり動いてるんでいいんですけどっ!!!てかこの番組で一番の美形はどう考えても銀河美少年☆だからいいんですけど!!銀河美少年マジ美少年。
・屍鬼→奥様きらきらしすぎ!!

 んでもって追記に若葉!!
 フォーチューンが「昨日大敗を喫したので最強のジョブ(ニート)にクラスチェンジござる。だから働かないでござる。」と布団を被ったのでちょっと話の流れが前後してる感は漂いますが…ま、これはこれで順序としてはまちがってないのか…。

 らくがき。
 秋の服を考えようとおもったらなんか変な方向にいった。

 ブルースは実はジグとならぶ勢いで難しい。
 もうちょっとシャープというか…男前にしたいんだけどな!サングラス外してもなんかサングラス掛けてるような視線のよめなさ、というかひんやりした感じが出したい。
 あと主に髪型のせいで男前度が下がってる気がしないわけでもない。ストパーかけたようなさらさらの銀髪。
―何が起きた。
―倒れてた場所が場所だし、雷に撃たれたんだと思う―。
 夢現で聞いた声の片方は耳慣れたものだった。だが薄く開いた目に映る天井は、見たことがあるようなものではあるが明らかに寮のそれとは異なっており、ここが何処なのか、そもそも現実なのかを疑わせた。
(―夢―???)
 ぱちぱちと弾ぜる薪の音に混じって、二人の話は続いている。声の主が気になってそちらに目をやろうとした瞬間、体が全く動かないことに気付いてコウは愕然となった。首を動かすことはおろか、指一本思い通りになりはしない上に―酷く、いっそ耐えがたいほどに寒い。
(夢なのか―ミカが布団を持って行ってしまったのか、それとも窓があいているのか―。そうだ窓は空いていたはず―)
「あ、起きた。」
 とりとめもない思考が、「窓」という言葉に行き詰まった瞬間、聞きなれたほうの声の主がひょっこりと、びっくり箱の人形のように視界に現れていた。薄闇の中でこちらを見つめる左右違う色の瞳はいつも見ている少年のそれで、彼は思わず息を吐いた。
(夢の中にも出てくるのか、おまえは。)
動かない唇と回らない舌の代わりに万感の思いを込めて相手をみやると、アンティエルドは微かに―何故か救われた者のような笑みを浮かべて手を伸ばしてきた。
「………それだけ言えるなら、大丈夫だね。」
 視界は暗転する―目蓋が下ろされたのだと認識したのは、眠りに落ちる寸前だった。

 翌朝目が覚めた時に見えたのは、いつも通りの見慣れた天井だった。僅かにだるい体を叱責しながら身を起こし、昨日の出来事が夢か現実か、判断が鈍ったような頭で彼は辺りを見回す。いつもぎりぎりまで布団の中にいるはずのアンティエルドの姿は最早なく、ドアの外からは、ざわざわと…どこか慌ただしい気配が漂っていた。そのざわめきはみるみる近くなり―けたたましいノックの音がそれに続いた。
「コウ!!入りますよ!!」
「どうぞ!」
 寮長の声に慌てて返答すると、ドアが勢いよく開く。何時になく焦ったような顔の寮長の横にはアンティエルドが難しい表情で立っていた。
「ミカが戻っていないそうですが、何か行き先について聞いてはいませんか。」
 ミカが戻っていない。開きっぱなしだった窓と雪の向こうに消えた空色の髪がフラッシュバックし、冷たい手で心臓を握られたような感触に彼は息を詰まらせた。
「アンティエルド…」
 救いを求めるかのように少年を見やるが、アンティエルドは顔を上げてゆっくりと首を降る。「僕が見つけたのは、君だけだった。」


若葉のころ

2010-11-03 14:23:14 | 若葉のころ
 というわけで若葉のころ。

 今回のキャットファイト(笑)かいてて百合に定評があるフォーチューンに涙が出そうになりました。いえ、脳内ストリーミング再生は幸せ以外の何物でもありませんが!!!(ふゆりぐみふつくしすぎ…!!)

 本人の属性が「激攻めショタのおかーさん」のせいもあるんでしょうが作者がきれいなもの好きなせいで本人以上に百合っぽくなってる節もあるとおもいます。
 というかフォーチューンが女の子にたいしておかーさんとかおねーさんみたいな形で接触してる場面はあっても。男の子に大しておかーさんおねーさんみたいな感じで接触してることは 少ないかな と。というかアンティー以外の男の子との絡みってなくないか…

・完全に空気になってる緑の弟。
・ファング君
・カクトス君
・月流君

 くらいしか なくないか いやマジで。
 年齢を広げてみると ドラグさんとかバラッド様とかあとはジグムントとか金銀双子とかとも会話あるけど なにこの奇跡の女子率!!!!!

 でもよく考えたら。
 なんのことはない 男の子との絡みについてはアンティーがごっそり持ってってるだけでした。ちょうびっくりした…!でもアンティーのせいだということがわかったので、これからも女の子との絡みを書き続けることを誓います。(いい笑顔)



 見透かしたような言葉に息を飲むと、「或いは追われて―かしら。」女は淡々とつぶやいた。
 その言葉に、ミカは反射的に振り返る。この辺りに光源はカンテラしかなく、辺りはほぼ暗闇だというのに…四足の獣のような姿がちらほらと木陰に紛れるようにして見えた。ぬめりとした燐光を纏ったその姿は、夜闇にまぎれずにじっとこちらを伺っている。まるで狼が獲物を検分するかのように。
「大丈夫。こちらに来ることはないわ。」
 いつの間にかこちらにやってきていた女が手を伸ばしていた。礼を言おうとして、ミカは唇を噛み締める。今の自分が何を言うか、判ったものではなかったから。
「………急ぎましょう。もうこの国は春―。私も、長居はできないの。」
 触れた手は、足許の雪が暖かく感じられるほどに。それでも何故か手を振り払うことができず、導かれるまま橇へと乗り込む。ちろちろと燃えるカンテラの光りに意識を奪われている間に、橇はふわりと宙に舞い上がった。地面に離れるや否や、待ち構えていたとばかりに黒い影達が2人のいた場所へと駆け寄ってくる。生き物の断末魔にも、鳥の絶叫にも似た鳴き声にも似た遠吠えに、弾かれたようにミカは振り返る―。「あちらにも呼ばれているのだ」と気付いた瞬間、何が何だかわからないのと物悲しいので思わず涙が溢れた。
 女はちらりとミカをみやると、すっとカンテラを橇から外した。―そのまま、鳥に餌でもやるかのように無造作に手を離す。
 重力に引かれて地面に叩きつけられた氷細工のカンテラは辺り一面に、その「中身」を撒き散らす―.


 思わず目を逸らすほどに眩い、それは紛れもない雷だった。



 一瞬の閃光のあとミカが慌てて下を見ると、真っ白な雪の上に転々と見えていた黒い影はまるで初めから無かったかのように消え失せていた。
 「殺し、たんだ」勝手に唇が―咽喉が言葉を放っていた。「―ええ。」「殺したなっ!」「神鳴りに撃たれて生きている悪魔がいない以上、そうでしょう。」
 何故自分が怒っているのか判らないまま、彼女は女の首に手を伸ばした。指先がじんと痺れるように痛み、伝わって来た冷気が一瞬にして体を凍えさせる。力など全く入っていないことが自分でもはっきりとわかるのに、咽喉が声なき声で叫ぶのだ―「仇を討て」と。
「…もう悪魔に呼ばれるようになったのね―。貴方に巣食ったのは、随分と大きな欠片なのね。」
 がくがくと震えながらも、悪意だけを最後の武器にして向かってくる相手に対し、首に指を掛けられている筈の女は冷やかとも言える穏やかさで微笑んだ。痺れた腕の間を縫うようにして伸びてきた冷たい指が、頬を包み込む。
「……お眠りなさい。あなたの中の欠片ごと。」
 何を、と思う間もなくふわりと額に触れた唇は氷のように冷たく、頭の芯を凍えるように麻痺させた。殆ど崩れるように座席に倒れこんだ彼女の太陽の色をした瞳から最後に一粒、ぽつりと涙がこぼれたが―それは瞬く間に凍てつき、小さな氷の粒となって風に散った。

日記縦に長すぎフイタ

2010-10-30 22:03:05 | 若葉のころ
「ムコウミズに向こうは見えず」「英雄の強度」「君のための戦争、僕のための悲劇」「嘆きの公式」

 りゅーれんさんに教えてもらったすごいひとの本を発作的に買うと同時にちゃんと流星オコワとギガミックスも注文していた蒼牙ですこんばんは。一週間日記かかないとほんとにネタがたまってどうしようもないのですが、日記を二つに分けるという器用な真似ができませんのでお付き合いください。
 本日の内容は
①さいきん買った本感想
②ばんごはん
③らくがき
④わかばのころ

 です。
 まず…
①最近買った本感想
 だめだ ロックも兄さんもフォルテもスターマンもシェードマンもシャドウマンもリングマンもスカルマンもカットマンもみんなイケメンすぎて泣ける。アース様の「私の絶望を喰らって産まれいでよ!」なわが身を顧みない向う見ずな悪役っぷりに泣ける。
 なんでこんな…こんな…こいつらこんな格好いいの……。なんなのこのヒーローたち…。言葉にならない。なんかこう…じたばたするしかできない…!
 なんかロックマンやりたくてしょうがなくなてきた。9とか10やりたい…wiiがほしい。多分お金はある。(時間がない。)
 ロックマン全部やりなおしたいなぁ!!!とくに本家とエックスとゼロと!!EXEとか流星は無くても生きていけるけど、本家とエックスとゼロはだめだ発狂するくらいすき…。
 でも発売が決まってるのってDASH3…なんですよね…。わたし何故かDASHはあまり好きではなかった記憶があるんでちょっとアレなんですが、この際ロックマンが売れて続編とかが作られるようになることが最優先なので、どうぞお願いいたしますと真顔で土下座させていただきます。
 歳のせいもあるけど多分これより先、ロックマンより愛せるゲームって出ないと思うんだ…。
 ちなみにすきなゲーム順位は
 ロックマン>>>>>>>>>>>>>>>DEMENTO>カオスレギオン>(すごいかべ)>大神>(お釈迦様の掌)>無双とか
 だとおもいます。

 もう一冊、流星オコワについてはやっぱりキャラデザすげえ!ペガサスうつくしいしねる!!!って感じですかね…。
 ごめん本家に比べると随分あっさりしたレポです…。ただ、流星3のEDイラストにたいするコメントにはぞっとした。シドウさん亡くなってる説とか…いやロックマンだからハッピーエンドでいいです…!!

 そしたら稲船さん退社とかなんか…そうだ、鬱だ、死のう。(京都いこうのノリで)えっていうかマジ飛び降りていいですか…ええええ誰がロックマン引き継ぐんだろうわからんうおおおおおおおお。

 で、今回かった画集「ノスタルヂア」はすごかったです。ちょっと信じられないくらいふつくしいです。
 普段は中身を古本とかで立ち読みしないと買わないんですが(たまに酷いのあるからね!!LOVELESSのひとの画集は中身みたらつまんなくて絶望した。)これは本当に発作買い。
 でも発作買いしてよかったなとおもえるすごさでした…。デザインが!こまかさが!構図が!!!全てが!ふっとんでる!!
 そのなかでもちょうびっくりしたページがあるのでぱちり。

「ペ…ページをめくっていたらリリィちゃんがいきなり現れたんだ!何を言っているかわからないだろうが俺も何が起きたのかよくわかっていない!!!」
 って気分になりましたすみません。

②ばんごはん
 今年銀婚式らしい。わたくしが社会人一年生だから結婚2年目のこどもという計算になるわけですが、あれっ流産だった男の子ってじゃあ何年目の子供だったの…。とは未だに聞けない今日この頃です。

 ホテルというか建物の高級感って吹き抜けの有無で決まるきがする。
 エレベーターがとてもファンシーでかわいいです。こういうまるっこいエレベーターすき。収容人数は少ないだろうけど。





 途中から「なんか地味になってきたから写真あきた」ということで撮影中止。

③らくがき
 結局若葉のフォーチューンの服は冬だけど春寄り、というところで落ち着きました。「春」はだいたいこんな恰好らしい。レムちゃんも同系統だから問題なし。

 クイントのデフォは白スーツなわけですが、こんなひらふわもさらりと着てくれるナイスセーブっぷりに全私が大喝采。こいつ本当に器用というかサードなのに一塁まもってやがる…(爆笑)っていうか双子器用!!!ブルースは着流しとか妙に似合っちゃうし。(若葉ではたぶんだぼっとした服装になる。)
 違和感ゼロだねどこかの誰かと違って…といったら逆にクイント曰く「ジグは絶対にイケメンであることを馬鹿にしている」と返されました。「本気だせばひらふわが着れないわけがない」って言ってます…。
 そうだね イケメンジャーのはずなのに イケメン属性<<(鳴門海峡)<<(日本海峡)<<<<<(越えられない壁)<<<<キャライメージだよね、あいつ…。「まあそこがいいんだろうけど」確かに、あの外見でイケメンに偏ったらそれはそれでイラッとするんでいいんですけど。

 らくがき2
 画集の人のサイトにある「冬の妖精」がこまかいちょうすごいすげぇかきてぇとおもって真似したら
 だんだん方向性が行方不明になって(ネックレスでちからつきた…全部つぶれてて私涙目vvvv)
 ↓こうなった。

 どうしてこうなった!冬どこいった!!なんかもはや判りやすい召喚獣の域である!!
 ネックレスちょうがんばったんだよ と主張する。
 最後「もうどうでもいい」とばかりに金色に塗ったせいでまったく冬イメージが消失いたしましたが。まぁなんだ。
 いつものはなしです。

 ところで召喚で思い出したんですが。
 キャラ同士の力関係って結構「召喚」って考えるとはっきりするのかもしれない。

 むかし色んなジャンルでFateのパクリネタかんがえてたとき、(ロクゼロ、カオレギ、あとなんだったっけ…)たしかクイントとフォーチューンのコンビが出てたんですが。
 そのときは確か、マスター(召喚師)がクイントでサーヴァント(召喚獣)がフォーチューンだったかな…。クラスは確かバーサーカーかキャスターで、宝具は「永遠の午睡」「汝が足許に天は在り」で、「魔力が尽きるまで同じ3日間を繰り返す」能力と「自分が認めた相手に英霊としての能力を付与する」ものだった気がする。つまりここはサーバント2人いるようなもん。逆にフォーチューンがマスターでクイントという組み合わせも大いにあり。クラスは…アサシンかアーチャーで、宝具は「無辜と非業を嘆きし獣」(対峙した相手の運をマイナスにする。相手の霊格が高ければ高いほど有効。)と「天よ去ね、我は奈落へ駆け上がる」()という王道英雄キラー…。なんだろう詰めれば面白そうである!!!ブルースはアサシンかセイバーで、ジグムントはセイバーかライダー、アンティーは…これ難しいけどセイバーかアーチャーかな…。クラス被りすぎて笑える。
 ちょっと今度詰めてみたいので、メモしておきます。
・自分の家のキャラでFate/Stay night
①キャラクターのクラス
②宝具
③マスター
④聖杯にたどりつくまでの経緯
⑤かなえたい願い
 かな…。

 ちなみにオチはたしかセイバー:ヴィクトリアとジークのカオレギ組が優勝してました。クイントは途中でやる気を無くしてた気がする。「ねぇフォー、このあたりで退場にしようか。」「………あなたがそれで良いのなら。」っていうやりとりだけ覚えてるんだがどうしてそうなったか全く覚えてない。
 あ、3日間の間にブルースが死んでたんだっけなぁ。「たった一人」を生かすために同じ三日間を繰り返す聖杯戦争をしてたんだっけ。
 違うか、クイントが死んでて、フォーチューンはブルースが引き継いでたんだっけ…。弟が死なない三日間を探してたんだっけ。よく覚えてないけどどっちかがどっちかを生かす、たった一人のための戦争だった気がします。でも結局「ちょvvvv聖杯つかえねマジつかえねぇvvvv」ってことに気付いてそぉいする。
 主人公がカオレギ組だから物悲しくはなかったんだけど、こっちサイドからみるとすごい悲惨なはなしである…。
 そういう、「誰かからみた幸福・誰かからみた不幸」って話すきです。「翠海の夢」は基本的に哀しい話なんだけど、ルオンちゃんとドラグさんが騒いでくれるおかげで明るくなってるイメージがある!

らくがきというかおまけ写真

 雲ぶ厚すぎフイタ

 おかーさまお手製マカロン。
 マカロンって家で作れるんだ…しらなかった。



 追記は若葉。
 素晴らしき紅マグロの世界 ならぬ 素晴らしき百合の世界です。
 冬の城(一名のぞく)は百合ワールドだということが昨日決まりました。
 やっとカイ(ミカちゃん)が冬にいってくれたよぅ…!



 食堂でハルモニアと別れたあと、アンティエルドは「雪がすごいみたいだからちょっと遊んでくる」といってコウの元を離れた。彼にしてはわざとらしい言い訳は、要するに判りやすい気遣いなのだろうが、それに感謝するのもつかのま―部屋に戻った時、部屋には先程まで泣きじゃくっていた妹の姿はなかった。
部屋に戻ったのか?とも思ったが、開けっ放しのインク壺と放置されたペン、開きっぱなしの窓がその疑問を打ち消した。吹き抜ける寒風に首を竦めながらコウは窓に歩み寄り―見慣れた空色の髪が、薄暗い中を歩いていくのに目を見開く。門限も近いのに何をしているのか、いやそもそも外套も着ずにどこへ行くのか―。ミカ!と叫んだが彼女は振り返らず、その姿は深々と降りつもる雪のカーテンの向こうに消える。
慌ててカンテラと外套を掴んで寮を飛び出したが、ミカの姿は既に校庭にはみられなかった。学校の門を司る守衛に尋ねると、先程門を通ってどこかに向かったという。「先程アンティエルドさんも外へ出て行かれたので、どこかで合流されるかと思っていたのですがねぇ、今日は何かお出かけの予定でも?」
「そんな話は聞いていない。」
「そうですか。」
守衛は難しい顔をして、どうぞとコウを通した。どこだ、とアカデミーの外の風景に目を凝らした瞬間、カンテラの温もりとは明らかに異質な光が瞬いているのが見えた。青白く、―まるで雷鳴のような輝き。街から離れた小高い丘の上に灯ったその光りに惹かれるように、彼は雪の中に飛び出した。






 何故自分はこんなところを歩いているのだろう。判らぬまま部屋を出て、コートも着ずにただ―まっしぐらに歩いている。何故歩いているのか、何処に向かっているのか、という疑問にやっとミカが至った時、目に飛び込んだのは小高い丘の上の灯りだった。カンテラ―のようにも見えるが色が明らかに異なっている。天から降ってくる雷をちいさな硝子の箱に押し込めたらあんな感じになるのだろうとぼんやりと考えた瞬間、心臓が―いや、咽喉が勝手に悲鳴をあげた。近寄りたくない。近寄りたくない。でも「そっちにいきたい」。体と頭がばらばらになりそうな葛藤の中、足は勝手に光の方向に向かっていく。雪は深々と降り積もっているのに、何故か寒さは感じなかった。
 雪に足を取られながら丘を登ると、そこには白い橇が一台止まっていた。橇に繋がれている馬に向かっていた女が、彼女の存在に気付いたのか振り返る。
 雪の結晶のように白く端麗で―そして異常な女だった。この寒い中だと言うのに、女が身にまとっているのは薄い白の衣だけ。春の日のような淡い金色の髪が零れ落ちる滑らかな肩も背中も腕もむきだしで、この雪と気温の中では酷く無防備だった。何の表情も浮かばないその姿はまるで雪細工の女神像で、ぞくりと悪寒が背中を走る。
 そちらに行きたい/近寄りたくない/この人、何。
 躊躇いを察したかのように、女は一歩、ミカの方へ歩み寄った。反射的に一歩、後ずさるとそこは雪だまりで。ミカはその場にぺたりと座り込む羽目になった。
「いらっしゃい。『呼ばれて』ここにいるのでしょう。」


三次元は時として二次元をこえる!

2010-10-19 00:17:00 | 若葉のころ
「ねぇ、死なないために自殺するってどんな気持ち?」「探し物は命です」「春の夢はもう見ない」「汝が足許に天は有り」「つまり不運。いっそ不憫。」「ここであったことはすべてなかったこと」「氷血(ひょうけつ)」「毒の嗜み」

 飽きっぽい 秋っぽい わたしの性格と
 意地のない 意地のない そんな私の性格
 悔しいわー

 ハロウィン絵を描いたらフォーチューンの服の線の多さに人生丸投げしたくなったさようなら蒼牙です。っていうかこんなことしてる場合じゃないし!!!簿記やらなきゃいけないしうみねこと大神があばばばばば。
 マスカレードパーティーな絵を書こうと思ったんだけどもうこの時点で…ゴールしても…いいよね…。
 ほんとはブルースが右端にいて全員が手をつないでる仲良し絵(例によって例の如く一名は手をつないでるわけじゃないけど)のつもりだったんですが画面が切れてやる気が完全に行方不明です。でも途中まではがんばったからあげてみる…!
 服だけもうちょっと詰めて単品絵5枚にするかな…。でもそうすると親子だけ描いて飽きそう。
それともマスカレードらしくもっとムンムンさせるか…。構図と衣装案だけはある!案だけ!並びは5人。マスカレードじゃなくて思いきってSMくさい構図でもいいんじゃないかって気もする。(が、面倒である)
 そういうのどっかにおちてないのかな。まゆたんのカンフーみたいなテンプレというか、新境地開拓バトン、ならぬ新境地開拓…構図?1から5に好きなキャラをあてはめよう!!みたいな。

 ところでなんていうか。今週の落書きを水彩塗り練習してみたりしたんですが。

 フォーチューン×2。しかかいてないというと…いう…。
 ちなみに神秘的で品があるのにすごくエロいようなきがするハルクロ衣装と、ぐるぐる巻き若葉衣装。
 ハルクロ衣装がなんかい描いても神でどきどきする(特に胸元。)オーガンジー壱枚胸元にかぶせるだけでなんでこれこんなにエロくなるん?ほんと…ハァハァする…!!若葉衣装は白っぽいドレスの上にぐるぐる布を巻いて帯みたいに背中で派手に結んで垂らしてる…はず。なんとなく背中ががらあきな感じがつよい。
 それにしても、こやつばかり気が狂ったように描いてるあたりこの壱週間相当ストレスフル!だったんだと思います。きのうオタ充したんで随分回復しましたが!!

 ところで服をつらつら書いてておもったんですが。某宅のパクリでハロウィーン企画で衣装デザイン企画やろうかね…。ほんとに衣装書くだけでイラストにはしないんですけど。というか↑にある若葉の衣装解説程度のらくがきしかやらんのでわざわざ企画にするほどでもない…か…。いやでも指定してもらえたら考え易いだろうしな。むむう。

 あ、そうだ例の痛いゲーム、結局、最終進化はニコール・キッドマンでした。ニコールだいすきな私狂喜乱舞。
 まだクリアはしてないのですがニコール顔でグレースのように王家に嫁ぐとかシナリオが色んな意味で神。痛いと爆笑しつつ最後までやってしまう程度にはどつぼストーリーなんだとおもいます。
 とりあえず痛い!痛すぎるけど!!!
 「雪の女王役をやることになった」とかちょぼちょぼネタが私的にタイムリーで笑えます。そして美しさポイントが高すぎてライバルも常に瞬殺すぎて笑える。3回攻撃を受けると反撃で必殺技が出せるんですが攻撃力(美しさ)が高すぎて必殺技を出すまでもなく勝てるという…。たいてい一撃で相手がしぬとか、さ、さすがミロカロス…。うつくしさ150で進化は伊達じゃない!!!せっかくだから美しさカウンターストップするまでやってみようか…なんて思いもありましたが。いや、たぶん、ビョルンみたいな髪型のプリンスをおとしたら引退すると思います。だって作業ゲーだもん…。

 ちなみに進化過程。

 256の金髪がツボすぎて泣ける。というか正直5(たぶんダイアン・クルーガー)から6にレベルが上がる瞬間ときたら受験発表を待つ子供の気分でしたよ。
 見て一発でわかるくらいニコールだったんでぜんぜんおkですが!!!

 あとライバル画像一覧とかも作ろうかねぇ…。気が向いたらだけど。可愛い子がおおいんですよライバルも!
 レベル1と2はどうでもいいけど、レベル3のエレーナちゃんとレベル4のベロニカたんとレベル5のクリスさま(たぶんモデルはナタリー・ポートマン)とレベル6のごめん名前忘れた様(多分モデルはアンジェリーナ・ジョリー)が全員好み過ぎて泣ける。なんで画像保存しなかったんだろう自分…。
 あと落とせる男一覧は…いらないね。
 レベル5のジョニーをイメージしたであろうイケメンとレベル6のビョルンとトムを足して2でわったような顔の男はわりとすきだけど…。あとはもういいや。。

 二人ともちょっといらっ☆とするタイプのイケメンだとおもいます。なんでいらっ☆なのかはわからないけど…。


 ちなみに最終形態のモデルになったひと。

 あれっ本物のほうがきれいじゃね…????二次元は時として三次元をこえる!


 追記は何をいれようかな…。小説かくきがおきないがハロウィン衣装を塗る気もおきない。っていうか色決まりません。なんかこうすごい!って構図な絵を描きたいんですが力尽きる予感しか しないんです。
 とりあえず一回更新ボタンをおしてから考えようっと。

 結局若葉をいれました。


 午後の授業が終わったあと、夕食にもミカの姿はなかった。
 寮長が言うには体調が悪く、部屋で休むことにしたという―。一度も顔を合わせていなかったが、とりあえずは一安心とハルモニアは食事の席についた。豹変の理由が気にならないわけではなかったが、とりあえず安否が確認できたならば、話すのは後でも大丈夫だろう。彼女自身も、相手にあそこまで言わせた原因がどこにあるか判らないまま顔を合わせるのは気まずかったので、考える時間がとれたのはありがたかった。
難しい顔で考え込むハルモニアに、アンティエルドは「どうしたの?」と声を掛ける。
「ミカと喧嘩をした…ようです?」
「ようです?」
「ちょっと、なんて説明すればいいか判らないんですが。」
 聡明な彼女にしては珍しく口ごもる様に、アンティエルドは「そっか」と明るく返すと考え込むようにスプーンを唇に当てた。「本人には聞きづらいしね、お兄さんのほうに聞いてみたら…ねぇ?」最後の言葉は、こちらに向かってきているコウに向けたものだった。
 開口一番、妹のことについて謝罪を述べたコウは、喧嘩の理由を聞かれると首をふるふると横にふった。
「…詳しい事情については聞いていない。…俺の部屋に来てから、一言も喋らないんだ。」
「…もしかして、咽喉に何か?」
「…ああ。咽喉が痛むようだった。…一応、医務室に連れて行ったが、そこでも頑として口をきこうとしない。」
「……」
「…ただ。あいつがあそこまで動転するだけのことをしたのだとは思う…。中身のない謝罪なんて意味はないとおもうが…済まない。」
「……いえ、いいんでさァ…。」
「今は部屋にいる。…落ち着いて喋れるようになったら戻るだろう。」
 そうですか―不穏な予に感押しつぶされそうになりながら、なんとかそれだけを答えると、ハルモニアはコウと別れた。
部屋に帰った彼女が見つけたのは―ごめん。と一言だけかかれた机の上のメモ。
 直接謝りに来ればいいのに、と思わなくもなかったが―。恐らく涙でくしゃくしゃになった紙と震える文字が、それ以上の追及を阻んだ。
ざわざわとした胸騒ぎに、ハルモニアは微かに眉を潜めて唇を噛んだ。―言いづらいことなどこの世には溢れかえっているというのに。突然の暴言のあと喋らなくなったミカと、涙交じりの手紙という組み合わせには、何故かひどく不安なものを感じずにはいられなかった。


理想の林檎

2010-10-13 22:17:56 | 若葉のころ
「理想の林檎」「炭鉱のカナリヤ」「さよならの温度」「忠義の天秤」「運命はかくのごとく扉を蹴破る」「I wish I were you(もしわたしが、あなただったら)」「Nothing but Everything」「ブラック・サン・ローズ」「楽園のあと」「月記」

 二つほどダブってるようなきがするこんんばんは蒼牙です。
 携帯かえたので写真の練習。うーん…縦横がどうして違うんだろう…。縦でとってるのになんで送られると横なんだ?

 今岩手にいる長官様から青森のリンゴをいただきました!



 これまでの人生のなかで、「これはうまい!」とおもえるリンゴに出会ったことがなかったのですが。
 なるほどこれは ん ま い 。
 なんだろう…。
 リンゴに対する価値観が30度ほど変わりました…。味が濃いのに瑞々しいという!ミステリー!!うまい!!!


 さて電波!

 ハルクロ設定、アンティーが追加されてたのにtktkしました…。
 ルオンちゃん「君たち、どっかで見たことあるんだよねぇ…。あっち側の世界かなぁ、そういえばロボットのってたかも??」とかむーんと唸ってればいいとおもう!(なんという電波ちゃん。)あと教祖は教祖だとおもいます(真顔)

 あとチビテラスかわいいだろう!
 ところでミカk…じゃなくてコーミカでおもいだした。

 塗ってみた。
 面白い色合いにしたいとおもったけどミカちゃんについては完全に正統派というか私のしゅみである…。

 

 で、さらっと読んだもの感想
 さいきんチビテラスがかわいすぎてどうしようもなくなっているのですが(チビみるたんびににやにやして無意味に戦闘とかするからまだ半分も辿りついてない!)消費したものをつらつらと。
 大神すごいです。全然泣くところじゃないのに何回も目頭が熱くなる大神クオリティ。キャラが「あたしがんばる」って言ってるだけなのに涙腺が決壊直前…ストレスたまってる?いいえ大神クオリティです。だめだ泣ける、あたし頑張るって言ってるだけなのに泣ける。

 あと最近mixiで超痛いアプリはじめました。「The actress 華麗なる女優達」っていうの…。
 もうタイトルからしていたいんですが!(いやタイトルだけなら恋してキャバ嬢ばMAXか?)
 ブロンド美女がいっぱいいたからつい…ね…その…ホイホイされたんだよ!ブロンドに!金髪に!!金髪に!金髪に!金髪に!!!!!(大事なことなので5回くらいいってみました)
 しかし名前をフォーチューンにしたの失敗だった。なんかこう、もうちょっと…ねぇ? こう、「世界で一番綺麗なのはF様」「dsyn」的な、ミロカロス的なキャラを十把ひとからげにするんじゃなかった、という後悔がちらちらと。まぁいいか…。いいや…。
 ちなみに私を泣かせた進化過程。

 なぜデビュー当時のアン・ハサウェイ(いや、ちがうな…あの人もうちょっと目切れ長だもんな。)がジェシカ・アルバになってケイト・ベッキンセールと進化を遂げるのかまったくわかりません。
 いや、ケイトが死ぬほど美しいってのは知ってるんだけど…金髪から黒髪になったときの私の心痛といったら。
 正直藍染様がアメコミの怪人みたいな格好になったときと並ぶぜ これは…進化キャンセルボタン全力で押そうかどうか悩みました。でもまぁ…そのうち…そのうち…金髪にもどってくれると信じて暫くレベル上げにいそしみます…。(好きキャラ大爆発のジンクスがこんなところにまで!)
 あ、最終形態は是非シャロン・ストーンかニコール・キッドマンでおねがいします。(超真顔)グレース・ケリーとか、ヴィヴィアン・リーみたいなあのあたりに進化してくれてもいいです。いやもう最終形態が金髪であれば私何でもいいや…。

 ちなみにこの「ニキータ」「レオン」クラスの勘違いゲーム、提供がLUXらしいんですが。
 ハーバルエッセンス(おういぇーす!いぇーす!!のCMで一時期話題を席捲したアレ)提供だと言われても納得できる感じのテンションです。10分プレイすればわかるとおもいます、どこらへんがハーバルエッセンスなのか…。
 ところでこれ何年前のCMだっけ。ものっそ時代を感じるんだけど…もしかして6年近く前!?びっくりした。


 あとは本つらつら
・金閣寺 三島由紀夫
 なるほどたしかに三島由紀夫のルビは「いけない美学」である。
 これみてると、封印した筈の小説書きたくなる。美しいもの以外存在できないワールド小説…設定が酷いが結局「きれいだいじ」というところに行きつく駄目駄目小説でした(真顔)

・平成関東大震災 ~いつか来るとは知っていたが今日来るとは思わなかった~ 福井晴敏
 ローレライとかの人が、「実際に地震がおきたときどうすればいいか」のハウトゥー本を小説風味にしてみた、というおはなし。サラリーマンのおっちゃんがお家に帰る…というストーリーだけど、「自分が救われるために人を救ったんだ」とか、なかなか人情に溢れるお話でした。
 福井さんの文章すきだな!

・静人日記 天童荒太
 「悼む人」の主人公がつづった日記、という設定。
 正直淡々と「死んだ人」のことが描かれているだけなので最初はきつかったです。最後のほうに「ヒロイン」らしき人物と主人公を諭してくれるおばあさまが出てくるんですが…それ以外はひたすら 主人公視点。「こんな人を悼んだ」っていう話ばかりなので正直…きつい、です。いい話ではあるんだけど。悼む人の方が好きかなぁ。

よみたいもの
悪の教典
インシミテル
うみねこ(本やない!)
トワイライトが11月12日金曜ロードショーで出るらしいんで原作

 追記に若葉。
 
 午前中は春を迎える淡雪だった空模様は、午後になって急変した。掌で儚くとける淡雪から、優美に降り積もって全てを白に閉ざす花雪へと。
 春の宮殿が近付いていると御触れをだした大臣は、逆戻りした季節に真っ青になって会議の招集を求めた。その会議を前にして、今―玉座の間には4人の人間がそろっている。
 国王セレネス、その側近たるヘイズ、騎士団長を務めるミブロ、本来ならば技術官であるがセレネスを慕って玉座の間に居座ることが多いロベルトの4名である。
「…『冬』の竜め、この時期に思い出したようにご訪問か。」
 眉を顰めたのは、王の一番の側近であるヘイズ。端正ではあるが神経質そうな面立ちに露骨に不快感を浮かべ、嫌悪も露わに吐き捨てた。
「いや…『彼』ではないだろうね。」
 強い語調をたしなめるように遮ったのは、玉座に腰かける隻眼の王。「多分…。」言いかけて王―セレネスは少し躊躇う。穏やかな目元が彼にしては珍しく、戸惑うように窓の外に投げられた。その後の言葉を告げていいのか悪いのか、悩むかのように。王が言葉をとぎらせたことで、部屋にはぽっかりと穴があくような沈黙が落ちた。
「…恐らく、代理のほうだろうな。」
 それを埋めたのは―地を這うような低い声。騎士団長、ミブロは窓の外を見据えながら淡々と呟いた。「…そう、だね。多分『彼女』の方だろう。」セレネスは言葉を選ぶように続けるが、
「…どちらにせよ、時期外れの訪問は迷惑だ。」
 尚もヘイズの言葉は苛烈だった。セレネスがなだめようとした空気が凍りつく―と思った瞬間、
「…おいらはもう少し雪があれば研究が完成させられるから、もうちょっと雪でもいいさね…。」
 と、ロベルトがのほほんと呟いた。「春出身だからお前はそう言えるのだ」ヘイズは眉間の皺をいよいよ深くすると―ふいっと顔を背けてしまった。
「なんでそんな冬を嫌うさね?この国の冬が深いことは皆知ってるさぁ…。でも、雪が深いからこの国は雪解けの水が豊富なんであって…冬がなければこの国はあっという間に水不足さね…。」
「……知っている。それでも、許せないものがある。」
 それ以上は話す気は無い―そう言わんばかりにむっつりと引き結ばれた唇は断固とした拒絶の意思の表れ。「なんでさ!」とロベルトは頬を膨らませたが、ヘイズの不機嫌を敏感に感じ取ったのか、大人しく自分の仕事―機械いじりに戻った。









 ロベルトさんの口調むずかしい…。
 ちなみに。ロベさんは春出身。
 冬の国は黒髪おおめ(特に宮殿の黒率パねぇっす)
 春の国は金髪おおめ(といってもクイントとレムちゃんとフォーチューンしか決まってない)
 秋の国は銀髪おおめ(といってもブルースが秋なだけ)
 夏は別に決めるひつようないね。

 って感じになってます。
 つまり蒼牙のヘブンは春にあるわけですが…残念ながら基本的には冬の話なんだなぁ。