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半月記

半月に一回くらいは、何か記録をしていきたい

絶望の凱歌/ブルースは

2006-05-23 20:22:31 | 絶望の凱歌
 レプリフォース内でも1,2を争う猛将で知られている彼を相手にするとゼロが告げた時、アイリスは何とも言いがたい顔をして彼を見上げた。誰の心配をするべきか、酷く悩んでいた表情に背を向け、ゼロは言う。
「…カーネルと、連絡は取れないのか。」
 その問いにやっとの思いで頷いた彼女は、震える声で小さく呟いた。
「…はい。」
「そうか。」
「気をつけて…ゼロ。」
 それは心からの言葉であることは間違いが無かったが、激励の言葉は場違いに響いた。ちらりと振り返った彼の視線を見るのが恐ろしくて、目を伏せ、遠ざかっていく足音と、その背で揺れる髪を見るともなしに見ていた。

 このまま、ゼロが上官たちを倒し続けるならば―。恐らく、無駄な犠牲者を防ぐために、より強い軍人が送り込まれてくるだろう。やってくるのが誰かなど、考えずとも決まっている。

 もし、二人が戦うことになったら―?

 嫌な予感を振り払うようにアイリスはぎゅっと目を閉じると、与えられた仕事に戻るべく身を翻した。
 サボリがちでごめんなさいー。
 っていうか今日妖精さんと合同でつくる話のキャラを考えてたんですが。
 なんかブルース系の顔を狙ってみたらOKが出たんですが。
 いいよね、ブルース!!(いきなり何なのあんた)
 彼の色気は、酷薄ぎりぎりの薄い唇とすっと通った鼻筋と(二次元キャラで通ってない鼻筋のほうが珍しいって突っ込みはさておき)にあると思います。グラサンの下はもち、切れ長の吊りがちな目で。でもフォルテみたいに、三白眼っぽさは無いの!(フォルテは、あくまで「三白眼っぽいだけだ」と言い張る奴)
 なんか彼は、本家では9割、リターンでは8割くらい真実を知ってるといいと思います。ブルースならきっと全部全部知ってるといってやりたい。
 っていうか銀髪祭りがやりたくてしょーがない今日この頃。ドラっちとかデビル親子とか、フォルテとか。ブルースとか色々。今週はきっとでもダメだ…今週末臨時学園祭です。

絶望の凱歌/種が…

2006-05-08 20:25:49 | 絶望の凱歌
 北極の拠点を支配していたキバトドスを倒し、帰還したゼロが耳にしたのは、エックスの戦線離脱だった。表情を変えて駆け込んだ先で、カプセルの中に横たわっていたエックスは、彼のその顔を見て何とか笑みをつくってみせた。どかりとカプセルの横に備え付けられていた椅子に座り込み、ただでさえ吊りがちな瞳を更に吊り上らせて不機嫌さを表すゼロに、弁解の言葉は通用しない。
「…ドラグーンは、強かったよ。」
「当たり前だ。あいつの攻撃方法は、お前とは相性が悪い。…俺が出る。」
「いや…メンテナンスが終わったら…」
 疲れたようにふぅっと息を吐きながら、エックスは呟いた。最後の言葉は消えていたが、その声をゼロは確かに受け取った。馬鹿か、毒づいて席を立つ。その背中を、エックスの声が追った。
「俺もすぐ、戻るから。」
「…そうしてくれ。」

 そしてゼロが次に向かったのは、貨物列車の阻止だった。
 キバトドスは別に思い入れの無いキャラだったので割愛しました(酷)
 っていうか…なんだ…ベッドサイドにどかっと座るゼロとベッドで笑みを作るエックスってあれだ…夫婦にしか見えん。

 コメントから教えてもらったんですが、ガンダム種…映画化&外伝だそうな。
 ガンダム種スターゲイザー…もはや突っ込まないぞ蒼牙は。ちょっと主人公のルックスにときめいた気もするけど後で猛烈に後悔してる自分の姿が見えるので…どうしようかな?
 そして何だ。映画はピンク様が神の地位についておちついたんじゃないのか。

 以下ちょっと愚痴…。
 最近キモい男子とメールしてます。
 顔可愛いくせに発言がセクハラでモイ。
 そろそろ堪忍袋の緒が切れそう。ネット上ではとりあえずキャシャリンとしておきます。

 そんな彼をキャラ化させたら…どんな役がいいかな…うふふふふ(危ない)
 と考えてたら。
 アンティエルドにフライパンで顔を焼かれるモブ君がいたので、そいつの名前をキャシャリンにしようかなぁとか思ってます。鬱。

絶望の凱歌/本日のエグゼ

2006-04-22 15:21:42 | 絶望の凱歌
 驚愕を貼り付けたまま吹き飛んだ兵士の上半身の後を追うように、エックスはライドアーマーを踏み台にコントロールパネルと思しき機械の置いてある所へ飛び降りた。
 レプリフォースの独立が急な出来事であったことを物語るかのように、パネルは剥き出しのまま、特に防護もされずに置かれている。
「待て。」
 だが、それを止めようとする手を止める声が上がった。
「…そのコントロールパネルのスイッチはダミーだ。」

 聞き覚えのある声だった。
 そして…最も聞きたくない声だった。

 澄んだ瞳を微かに曇らせてゆっくりと振り返り、彼は視線を落としたまま呟く。
「…本物は、何処に?」
「俺がここにいる。それで判らないか?」
 ドラグーンの口調は静かだったが、全身に突き刺さるような闘気はそれを補って余りあるもので、悩む間も無くエックスにひとつの答えを叩きつけた。
「緊急停止スイッチは…君の、動力炉と直結している…?」
「その通りだ。これを止めたくば、俺を倒してみろ!」
 相手の裂帛の気合が問いをかき消した。波動拳!との叫び声と共に放たれた炎が、戦闘の開始を宣言する。
 ドラグーンはイレギュラーハンター屈指の格闘家として名を馳せているが、その強さは単なる肉弾戦の強さのみに留まらず、炎を使っての遠距離戦にもある。辛うじて避けたものの、相手は瞬間的に間合いを詰めてきていて、勢いを乗せた拳の一撃が顔面を狙っていた。
(…!!!)
 同じく拳で応戦しようものなら、腕が砕ける。瞬時に蹴りでそれを流し、体を捻りながら間合いを取って着地した。
「…どうして!」
「答えも、理由も存在しない!」
 叫びと共に放たれたチャージショットに一瞬怯んだ気配を見せたものの、再びドラグーンは突っ込んできていた。パンチに続く回し蹴りをかわした直後に尻尾での強力な一撃に打ちのめされ、エックスは勢い良く吹き飛ばされて壁に叩きつけられる。
「ぐっ…はァ!!」
「死ぬか?!」
 鬼の形相でドラグーンは叫び、腕を勢い良く突き出した。
「ぁ…」
 鈍い衝撃に、擦れた声を上げ、エックスは目を見開く。視界に映るのは苦い表情の戦士。コントロールパネル。生暖かいオイルの感触が鎧の内側で広がっていく。じわじわと滲みだすそれの感覚は、だんだん遠くなっていく…。
「…お前の本気を――」
 最後に聞いたのは、ドラグーンの言葉だった。
 フォーチューンをこのあたりで出そうかなとも思ったんですが。出せば贔屓したくなるのが親心(寧ろ彼女が容赦なく出張る)だし、ゼロとアイリスの話をメインにしていきたいと思ってるので、彼女にはX5まで我慢していただくことにしました。それにしてもエックス…受けすぎてどうしようもないんだけど。ねぇやっぱり彼を書いてるとエロい文章に流れそうになる自分がいるんですけどっ!!どどっどうしよう…。
 てかアレだ。今無意味にオリキャラズで遊びたい気分…。またありえないカップリングが出来そうな悪寒(笑)

 さて。本日のエグゼは~…。まず。第一印象として。
 画面が赤いよ!
 なんか…ブルースとゼロが同じ画面にいることに猛烈にイヤンな感じを受けるんですが。赤いですよね二人とも無意味に。しかもかたっぽ金髪でかたっぽ銀髪…素敵過ぎる!!
 それから最大の突っ込みどころはやっぱり教授の居場所を突き止めるシーンでしょう!マハジャラマってそういえばWWWのメンバーだったっけね!すっかり忘れてて、MaHa壱番のリーダーというイメージしか残っていなかったよ!!
 ゼロが普通にキャラとしているしボスが教授ってあたりきっと元ネタはトランスミッションなんだろうけど、トランスミッションやってないからイマイチわかんない感じ…。

絶望の凱歌/追伸:やっこさま

2006-04-11 22:02:30 | 絶望の凱歌
火山の内部に侵入した瞬間感じたのはまるでこの世のものではないような熱気と、それから昼の太陽よりもはるかに眩しく輝くマグマだった。一足踏み入れればそこから瞬時にして溶け崩れてしまうような溶岩の上を、運搬用のライドアーマーがせわしなく行き来している。
 運んでいるものは…弾薬、ライドチェイサーのパーツ、それからもっと大きな、「何か」の部品。戦争のために必要なものが黙々と運び込まれる様子に、エックスは唇をかみ締め、この搬入作業の指令塔を叩くべ、ほの蒼い燐光をまとわりつかせて飛び出した。
 戦闘用ライドアーマー「ライデン」に乗っていた兵士がその光に気づいてぎょっとした表情を浮かべ、顔を引きつらせて何かを叫ぶように口を開く。
 まだおそらく軍人としての年季が浅かったのだろう。戦うことよりも、恐怖が先にたって動けなくなるのは、新米兵のありがちなミスだ。彼が全身で叫んだ死への拒絶に、痛みをかみ殺す表情でエックスは腕を突き出した。
 …んー。そう、で合宿いってきました。
 んー。仲いいといえる子はいない感じ。つるんでる子はいるけど。
 こう、なんていうか。私の友達の定義がアレなのかもしれないけど。こう、ガッ!って感じがない。ウェンディとかボスとかさっちゃんに感じる妙なシンパシー(別にオタクというわけではない)が無いというか。うん。よくわかんないけど。蒼牙もなー。初対面の人間に対しては結構ガード固いからな。
 おうちかえるかもしれません。今週末。じーちゃんばーちゃんも来てるって言うし。

 どうでもいいけど英語のクラス分けはAだった。Sがよかったのに…問題が単純だっただけに余計悔しい。間違い探しなんてキライダ!!

 追伸;やっこさま
 水曜どうでしょうのファンがいたよーっ!!!でも「もじゃもじゃー!」は通じなかった!(笑)リアクションつきでやったのに!モジャモジャー!!!


絶望の凱歌

2006-03-25 20:12:35 | 絶望の凱歌
 エックスは微笑を返すと、ダブルを席に促した。てってってっと椅子まで行くと、ダブルは素早くデータを呼び出す。レプリフォースの有名な戦士の名前が次々読み上げられるうちに、その笑みは段々強張っていったが…最後、ある男の名前が呼び出された瞬間、色を失った。
 元第14部隊隊長、マグマード・ドラグーン、火山地帯を占領。

 その瞬間、どんな思いが駆け巡ったのか…それは傍目から見る限りでは判らなかったが、
「俺が行く。」
 エックスは短く言うと、身を翻した。
 荷物つめかけなんで、ドラグーンが占領した場所が曖昧。むむぅ。UPするときはきちんと書き直しますので、いまんとこはご容赦!